こんにちは、武田塾川西能勢口校です。
今回は国公立大学志望(主に文系)の受験生向けの、10月からの戦略についてです。
国公立と私立の受験では大きく戦略が変わってきます。
国公立大学合格に向けて勉強を進めている方はぜひ最後まで読んでください。
共通テストで決まる
一部の最難関大学以外は共通テストでほぼ決まることが多いです。
もちろん、二次試験も大切ですが、共通テストのボーダーを突破できないと出願先を変えざるを得ないことになる可能性があります。
共通テストの対策をする際に意識してほしいのは、コスパがよい科目とそうでない科目があるということです。
コスパが悪い科目の例として、数学や英語のリーディングが挙げられます。
これらの科目は、勉強したからといってすぐに得点につながらない科目です。
さらに、純粋に難易度が高い上に、時間制限がかなり厳しいです。
逆にコスパの良い科目としては、理科基礎の各科目や、現代社会、倫理・政治経済などが挙げられます。
英語の1点と今あげた科目の1点の取りやすさは全然違います。
こういったコスパの良い科目は、時間切れで対策がおろそかにならないように今から進めるべきです。
春先から英語、数学、国語を中心に進めてきた受験生が多いと思うので、理科、社会にそろそろ力を入れていきたいところです。
今うちに進めておかないと、年末年始に詰め込むことになってしまいます。
今から進めることをお勧めします。
英作文対策
英作文は国公立大学の問題でかなりの割合で出題されています。
英作文の対策は意外と時間がかかるので、理想は今から始めることです。
国公立大学の長文読解を始めるタイミングと同じくらいがちょうどよいと思います。
もちろん、共通テスト後にも詰め込むことが必要ですが。一気に時間を使うのではなく、長時間対策するほうが仕上がりが高いです。
意外かもしれませんが、英作文は暗記が多いです。
例えば、英作文を書く際に武器となる例文や表現を暗記する必要があります。
オススメの参考書は、「英作文ハイパートレーニング 和文英訳編」です。
この参考書には例文が約150文収録されています。
ただ、この参考書を完璧にするには合計300文ほど暗記することが必要になります。
表現や例文を300個覚えるのは、単語を同じ数だけ覚えるよりもかなり大変です。
なので、英作文は長文を読み始めるタイミングと同時に進めていきましょう。
理想は今から始めることです。
記述対策
これは参考書学習の基礎を仕上げてから移行してください。
現代文であれば、「得点奪取 現代文記述・論述対策」や「国公立標準問題集 CanPass現代文」などを使用するとよいと思います。
社会であれば、「納得できる地理論述」や「”考える”日本史論述」などがおすすめです。
上に示した参考書には、採点基準が明確に書いてあります。
採点基準を照らし合わせて、記述の出来不出来を確認して、時数の凝縮ができているかを確認しながら使うとかなり有益な勉強になるはずです。
特に、なぜ模範解答がキレイな解答として成り立つのかを分析して、模範に見習って解答することを意識するとよいと思います。
最後に
国公立大学志望のこれからの戦略は、まずは理科・社会の共通テスト対策を行ってください。
また、英作文の対策は早めに始めましょう。現代文や社会の記述対策は遅くとも11月から始めましょう。
この記事で紹介した参考書を使って成績UPの戦略を組もう!
無料受験相談のご案内
武田塾では、最寄りの校舎で無料受験相談をいつでも受付しています。
〒666-0016
兵庫県川西市中央町8-8 アメニティ川西ビル 5F
☎ 072-744-1421
武田塾 川西能勢口校│川西市(川西能勢口駅)の個別指導塾・予備校