ブログ

大阪大学に現役合格した勉強法│高3夏から怒涛の追い上げ

こんにちは、武田塾川西能勢口校です。

今回は大阪大学基礎工学部に現役合格した筆者の受験生活を振り返りつつ、皆さんに受験に関するアドバイスをしていきたいと思います!

高3夏から怒涛の追い上げ1

 

本格的に勉強を始めたのは高3の7月

正直言うと高1、高2の頃は勉強はほとんどしていませんでした。

定期テストの数日前に焦って勉強していたという感じで日頃からコツコツ勉強していたという訳ではありませんでした。

高3に入ってから受験を意識し始めたものの、部活と委員会が忙しく、なかなかまとまった勉強時間を確保することができませんでした。

以下は僕の高校の夏までの行事です。

5月 遠足、体育祭

6月 クラスマッチ(2週間ほど)

7月 部活の大会

遠足

クラスマッチとは球技大会のようなもので、2週間に渡って放課後に行われる行事です。

僕はこの行事の委員会に所属していたので、行事期間中はほぼ毎日学校に居残って活動していました。

クラスマッチが終わったと思ったら、部活の最後の大会が2週間後に迫っており、休む暇が全くないという感じでした。

多忙な毎日を過ごしていたので家に帰って勉強しようと思ってもすぐ寝てしまうということも多かったです。

総じて振り返ると、僕は部活を引退するまであまり勉強はできていませんでした。

本格的に受験勉強を始めたのは部活を引退した高3の夏からです。

この時点で周りの受験生とはだいぶ差が開いていたと思います。

ここから僕の怒涛の逆襲が始まります。

 

部活引退後〜夏休み

最後の大会で負けてしまったことが悔しくて引きずってた部分が多少ありました。

ここでずるずるいくと後々取り返しのつかないことになるような気がしたので、いち早く受験モードに切り替えるために、僕は自分の普段の行動から変えるようにしました。

朝起きるのはすごく苦手なんですけど、夏休みは毎日朝から塾に登校し、遅くとも8時半には勉強を始めるようにしてました。

周りとの遅れを取り戻すためにひたすらインプットしていました。

今思い返してみても、一番時間のあった夏休みに1日もサボることなく勉強をすることができたのは、9月以降の勉強をスムーズに進める上で非常に大きかったと思います。

 

夏休み以降

夏休み

夏休みにある程度のインプットを終わらせたので、夏休み以降は問題集などを用いて、アウトプットする練習をひたすらしていました。

もちろんインプットが不十分なところは多々あったので、適宜参考書に戻って基礎固めを完璧にするようにしました。

9月後半から10月あたりから難易度の高い問題であったり、自分の志望校の問題を解きはじめました。

夏休み以降の勉強において常に意識していたのは、応用問題を解くことだけに意識を傾けるのではなく、基礎が疎かになっていないかを逐一確認することです。

基礎なくして応用は解けませんからね。

この意識があったからこそ高1、高2で抜けていた知識もしっかり復習できましたし、すんなりとセンター試験(今の共通テスト)の勉強も進めることができた思います。

 

意識していたこと

僕が受験期に意識していたことを今からいくつか紹介します。

 

学校の勉強を疎かにしない

1つ目は学校の勉強を疎かにしないということです。

塾や独学でもう既に学習したから学校の授業は聞かなくても良いという風に考えている人は結構多いと思います。

実際に僕の周りに塾で先取り学習をしていたから学校の授業を聞かずに内職ばかりしている子がいました。

でもそういう子に限って内容の理解が甘く、テストで良い点数が取れないということが多かったです。

それは内容を分かった気になっているからだと僕は思います。

学校の授業っていうのは塾や独学でインプットしたことを復習できる+より深い理解を得られるものだと僕は思っています。

なので、決して疎かにしないようにしてました。

もちろん、授業内容を塾や独学ですべて予習していたわけではなく、学校の授業で初めて学習する範囲も多くありました。

授業内容を一から復習し直すということがないように、なるべく授業中にその場で覚える努力はしていました。

 

自己分析

読書2

次に意識していた事は自己分析を徹底的に行うということです。

自分に今何が足りてなくて何が必要なのかっていうのをこまめに書き出してそれを一個ずつ潰すようにしていました。

二次試験の勉強をするようになってからは過去問ノートというものを作っていました。

問題の形式や出題傾向、狙われやすい分野、解く時につまずいてしまった所とその原因、次に向けての改善点、問題集のどの範囲を復習するべきかなど事細かに書いてました。

勉強するときこのノートを毎回見返すことで自分のするべきことが明確になり、目標まで最短経路で歩むことができたかなって思います。

何をすればいいのかはっきりしないまま漠然と勉強するということがないようにしましょう!

 

勉強計画

三番目に意識していた事は勉強計画を綿密に立てるということです。

自己分析と似ていますが、勉強計画をしっかり立てることによって自分のやらないといけないことを明確化することができて無駄のない勉強をすることができました。

細かいときは、以下のように分単位で勉強計画を立てていたときもあります(笑) 

11:00 〜 11:15 英単語

11:15 〜 11:45 スクランブル(英文法)

11:45 〜 12:30 長文演習

12:30 〜 13:00 昼休憩

細かく設定しすぎると予定が狂ったときに大変なので、そこは注意するようにしましょう。

先ほど夏休みはひたすら授業を受講していたと言いましたが、前の週と比べて受講数をドッと減らした時がありました。

これはセンター模試を見越してそれに向けた対策をする時間を設けたかったからです。

ただただ授業を受講したり、ただただ問題集を解くのではなく、模試など先のことを見越して勉強するということも大切です。

模試や定期テスト、学校行事などがいつあるのかを今のうちにしっかり把握して勉強計画を立ててみてください。

 

割り切る

リス

そして最後は、割り切ること。

これは入試直前に意識していたことです。

受験は点数を多く取った人が合格するので、理解が不十分な所に時間を費やすくらいだったら分かることをもっと伸ばして点数を最大化しようという風に考えました。

必ずしもこれが正しいとは言えませんが、入試直前になるとどうしても不安な気持ちが大きくなります。

これができていない、あれもできていないという風にネガティヴになるのは精神的にきついと思ったので、このように考えるようにしました。

実際、僕はセンター試験の数学がとても苦手だったので、最後のほうは諦めて物理と化学の点数を伸ばすという風にシフトしました。

案の定センター試験では数学で失敗してしまいましたが、その他の全ての科目で自分の思うような点数が取れたので、結果的によかったのかなと思っています。

 

最後に

受験勉強にスタートラインはありません。

合格した人の中には高1の頃からコツコツ勉強していた人もいれば、筆者のように高3の夏から勉強し始めた人もいます。

早く始めるに越したことはありませんが、大切なのは「目標設定」「計画性」「自己分析」です。

志望校に合格するための目標を設定し、それを達成するために事細かく勉強計画を立てて実行する。

実行してみて、計画通り進められたか、うまくいった部分やつまずいた部分はどこかなどのフィードバックをする。

常に自分の現状を把握して目標と勉強計画を再構築する。

これをきっちりこなすことが受験勉強の真髄だと筆者は思います。

「目標設定」「計画性」「自己分析」

これを念頭において勉強すれば、もう道に迷うことはありません!多少スタートが遅れても余裕で巻き返せます!

 

皆さんは今やっている自分の勉強が、無駄のない効率のいい勉強だと100%自信を持って言えますか?

この記事を通して皆さんの勉強に対する姿勢が少しでもいい方向に変わることを期待しています!

 

関連動画

 

無料受験相談のご案内

武田塾では、最寄りの校舎で無料受験相談をいつでも受付しています。

〒666-0016
兵庫県川西市中央町8-8 アメニティ川西ビル 5F
072-744-1421
武田塾 川西能勢口校│川西市(川西能勢口駅)の個別指導塾・予備校

あなたに合った勉強法を教えます!

無料受験相談に行ってみる