こんにちは、武田塾川西能勢口校です。
今回は、普段より集中力が増すと言われている食べ物についてお話していこうと思います。
魚を摂取して頭の回転を良くする!!
ⅮHA、EPAが豊富
魚を食べると頭がよくなるといわれるのは、魚にはDHAやEPAといった成分が多く含まれているからです。
DHA(ドコサヘキサエン酸):脳細胞の海馬という部分にあって記憶や情報伝達をを司り、シナプスと呼ばれる伝達経路の流れをスムーズにする EPA(エイコサペンタエン酸):中性脂肪や悪玉コレステロールを減少する働きがあり、血液をサラサラにして血栓を予防し、脳梗塞や心筋梗塞リスクを下げるのに役立つ |
ちなみに...DHAは、魚の中でもマグロやサバなど、青魚と呼ばれる魚の油に多く含まれています。青魚とはマグロ、サバ、イワシ、サンマといった魚です。DHAの目安摂取量は、1日サンマで1匹くらい、イワシなら2〜3匹程度です。
なぜ頭が良くなると言われているの?
脳細胞は20歳ごろから減少しはじめ、脳細胞に含まれているDHAも加齢とともに減っていきます。
記憶や情報伝達にかかわるDHAが減っていくので、年を取ると物忘れしやすくなるのです。脳細胞の減少は止められませんが、DHAは経口で補給することができ、脳の活性化に役立ちます。
DHAとEPAの両方を摂取することで、血液の流れがよくなり、神経の伝達スピードがアップして、頭の回転が早くなるといえるでしょう。
ただ、DHAには熱に弱いという特徴がありますから、食べ方には工夫が必要です。おすすめなのは、煮魚や焼き魚ではなく、お刺身です。また、食品からは摂取しにくいので、サプリメントで補うのもよいでしょう。
チョコレートで記憶力アップ!!
カカオポリフェノールが豊富
チョコレートはカカオ豆の加工製品です。カカオ豆にはカカオポリフェノールという抗酸化物質が含まれています。
カカオポリフェノールを摂取すると、脳の血流量が増加し、海馬にあるBDNFと呼ばれる脳の神経細胞に働きかけるので、記憶や学習効果がアップするといわれています。
しかし注意してほしいのが、カカオは脳によくても、チョコレートという製品になる過程で砂糖が加わります。糖分の取りすぎは健康によくありませんから、くれぐれも食べ過ぎには注意が必要です。最近ではカカオ成分をメインにしたビターチョコレートも販売されていますから、上手に活用するとよいでしょう。
カフェインで集中力を高める!
頭が冴える!と愛飲する人も多数!
コーヒーなどを飲んでカフェインを取ると、疲れているときでも頭がすっきり冴えると感じている大人の方は多いと思います。
カフェインを摂取すると、アデノシンと呼ばれる物質と結合します。アデノシンは眠気や倦怠感をもたらす物質なので、この働きをカフェインが阻害することで、疲れが少なくなり、頭がスッキリする、集中力を高めることができるというわけです。
その結果、仕事がはかどったり、飽きずに暗記ものに取り組めるといったメリットが生まれます。
子供にも効果があるのか?
カフェインの過剰摂取はよくありません。大人でも日に何十杯も飲むようであれば、中毒を疑う必要も出てきます。
特に子どもはカフェインを体内に溜め込みやすいので、カフェインの効果が強く出る傾向があります。
大人であっても、大量かつ継続的に摂取するのは控えたほうがいいですし、子どもは中学生・高校生になるまで摂取は控えた方がよいかもしれません。
最後に
皆さんいかがでしょうか?
今回紹介したものだけでなく他にもいくつか効果的なものはあります。
ただし、皆さんに守ってほしいのは栄養バランスです。
いくら効果的だからと言って、大量に摂取してしまうとかえって体調不良の原因になってしまいます。
上手にバランスよく摂取し集中力を高めて勉強に励みましょう!!
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