こんにちは!
武田塾川口校です。
模試の季節になるとよく聞く話なのですが
「勉強しているのに成績が上がらない」なんてこと、ありませんか?
実際にそのような悩みを抱えている受験生は少なくありません。
成績の上昇は勉強量に正比例してくれないことの方が多いです。
ただし、停滞期がある分だけ伸びるときには一気に実力が上がります。
本日はそのメカニズムと、それを実現するための勉強法についてご紹介します!
インプットとアウトプットの正しいやり方
知識を「知っている」だけにしていませんか?
勉強にはインプットとアウトプット、大きく分けてこの二つがあります。
知識を知っているだけでは問題は解けません。
それは学校で学んだことのある、というだけでは入試問題を解けるようにはならないのと同じことです。
その知識を使って問題を解くことによって(=アウトプット!)実力として定着していきます。
ただしこのアウトプットには気を付けなければならないことがいくつかあります。
まず、自分の勉強が一問一答形式になっていないか確認してください。
特定の問題に対して特定の公式や定理を用いて解いても、それはその特定の問題の解き方が理解できたにすぎません。
実際に本番で全く同じような問題に出くわすのであれば、その勉強法で十分でしょう。
しかし、入試問題では条件や聞かれ方を変えて参考書で学んだ通りには行かなくなる場合が多いです。
数学や理科のような理数系の科目では顕著です。
では、どのようなアウトプットを目指していけばいいのでしょう?
答えは一つとは限りませんが、まずは知識の汎用性を意識して勉強してみてください!
簡単に例を出します!
prevent A ( ) doing.
このカッコの中には前置詞のfromが入り、~するのを妨げる、という意味になります。
これを覚えたら入試問題でprevent出てきたときのみ後方にfromを導くことが出来るでしょう。
これが一問一答的な勉強です。
数ある文法・語法問題からpreventだけを学んで、それが入試問題で狙われる可能性は低いです。
だからといって世の中にあるすべての語法をマスターしようとしても現実的ではありません。
このような場合には前置詞fromが持つイメージを理解することが重要になります。
武田塾は授業をする塾ではないのでここでは簡単にだけ説明しますが、fromが持つイメージは「起点からの分離」です。
ある物事から遠く離れていく様子をイメージしていただければ十分です。
そして本問のfrom doingについて、「~する」という行為から分離する=「~させない」という意味を導けます。
そうすると「~しない、させない」という語法はほとんどが前置詞fromと親和性の高い語になります。
keep A from doing = Aを~させないでおく
persuade A from doing = Aを~しないよう説得する
refrain from doing = ~するのを控える
などがそれにあたります。
「keepは保つという意味しか知らない」から解けませんでした、は非常にもったいない勉強です。
文の前後関係だけでなく、その文の一語一語がもつイメージからその文章の訳は見えてくるのです。
まずは英単語を一語一訳で学んでいきますが、2周目3周目と回数を重ねるたびに英単語が持つ固有のイメージを膨らませていってください。
そのようにしていけばfromを伴う語法をすべて暗記する手間をかけることなく容易に問題にアプローチできるようになるでしょう。
理数系はさらにもう一歩!
理数系科目に関しても、ほぼ同様のことが言えます。
知っている知識に汎用性を持たせてあげると解ける問題のバリエーションが増えるでしょう。
ただし、こちらも解答や解き方の丸暗記だけではダメ。しっかりと計算過程を説明できるようになることが重要です。
さらに一歩踏み込むと、難関大の理系への進学希望者は公式を知っている、使える、というだけでなく成り立ちから理解して証明できるようになるということが重要です。
かつて東京大学で三角関数の加法定理の証明が出題されたことは有名ですが、その他にも大阪大学で点と直線の距離の公式が出題されたり、大分大学で数列の和の公式の証明が出題されたりしています。
ただ単に知っている、使えるというだけにとどまらず成り立ちから理解しているかということも最近では非常に重要なトピックとなっています。
さらに、これらの公式を証明できればそれらの公式を使うべき場面も見えてくるので一石二鳥!
早稲田や慶應をはじめ、最難関の国公立大学への進学を目指している理系の学生は知識の深掘りまでやっておくと良さそうです!
インプットの時期は停滞期!
先にお話したように、知識を知っているだけでは得点に結びつきません。
せっかく頑張って勉強してきたのに成績が上がらないというような生徒の多くは、このインプットの途中だからです。
知識としては知っているので、おぼろげながら見たことある問題のように思えるかもしれません。
しかし、実際に着手してみると解けないんですよね。
ただしこれは悲観すべきことではありません。
重要なのは解けなかった問題を受け入れて今後解けるようにアウトプットを積み重ねることです。
学校の授業を聞いただけで入試問題が解けるようになるわけではないのと同じで、参考書で公式を覚えたからと言って入試問題が解けるわけではありません。
もしや参考書などで初見問題と出会い解けなかったときに、どの公式を使えば解けたのか、またなぜ解説ではこの公式を使っているのかなど、自分が解けなかった理由と今後解けるようになるために必要なことを解答解説から学びながら一問ずつ解けるようになっていきましょう!
まだまだこれらの勉強法は氷山の一角で、効率的な勉強は他にもたくさんあります!
もっと勉強方法について知りたいという方は是非一度武田塾川口校にお問い合わせください!
入塾意思の有無にかかわらず個人個人に最適な勉強法をご紹介させていただきます!
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