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【高1,高2生必見!】夏休みにやるべきことを紹介!【英・数・国】

こんにちは、武田塾川口校です!

今回は、「夏休み期間中に、学校の宿題に加えて自分でも勉強を進めたい!」という意欲的な高1,高2生のみなさんのために、一ヶ月間でできるおすすめの勉強を紹介したいと思います!

非受験生夏川口

 

とりあえず一ヶ月でやることを決める

夏休みが始まる前は、「夏のうちに何かを成し遂げよう!」と意気込むものですが、実際なんとなく勉強しようと思ってもなかなか難しいもので、「これといって何もせずに終わってしまった」という経験がある人は多いのではないでしょうか。

特に近年は、色々と不安だらけの日々で、思い切って遊ぶことも難しいかもしれません。そんな中で不安を紛らわすためには、何かやることを決めて集中することが一番です。

そういった意味でも、たとえば一ヶ月なら一ヶ月の間、「これだけは絶対にやりきる!」ということを決めて、毎日予定通りに勉強を進めてみましょう。

ということで、以下では仮に一ヶ月と期間を限定した場合に、武田塾的にはこれぐらいのことができるという例をいくつか紹介していきたいと思います。

 

英語

なんといってもまずは単語

全ての科目の中でも特に優先すべきは英単語の勉強です。

単語の覚え方については、↓の動画が参考になります。

1週間で1000単語を覚えられるという武田塾の英単語の覚え方を、改めて徹底解説!!|受験相談SOS 特別編

 

詳しいやり方、確認の仕方については動画を参考にしていただきたいのですが、まずは一週間で400語というのを目安にしましょう。

これを三週間続ければ、『システム英単語』の約半分にあたる、1章(Fundamental Stage)、2章(Essential Stage)を覚えきることができます。ここまでやっておけば、入試の標準レベルの長文で、単語のせいで意味がわからないことはほとんどなくなるはずです。

単語帳は、今自分が使っているものを使っても良いですが、心機一転のために新しいもの(武田塾で最もよく使われているのはシステム英単語です)にするのもありだと思います。いずれにせよ覚えるべき単語は同じなので、単語帳を変えたからこれまでやってきたことが無駄になるということはありません。

 

文法

単語と並んで重要なのが文法です。文法は、高校の入門レベルが不安な場合は、『肘井学の ゼロから英文法が面白いほどわかる本』や、『大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】』など、基礎を一通りおさえられる参考書から取り組みましょう。

単語と文法の基礎が終わったら、英文解釈に入りましょう。『肘井学の 読解のための英文法が面白いほどわかる本』など、まずは一文一文を正確に訳せることを目標にやっていくのが良いでしょう。

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MARCHや早慶志望など、「文法・語法」の問題が多く出題される大学を受けたい場合は、基礎レベルが大丈夫そうであれば、『Next Stage』『Vintage』『UPGRADE』『Scramble』など、文法の問題集の「文法パート」を終わらせることを目標にやるのも良いと思います(文法・語法・イディオム・会話文等のジャンル分けがされています)。

持っていない場合は、レイアウトなどを調べてみてよさそうなものを買いましょう(どれも同じようなものなので、自分がやりやすそうだと思ったものを選べば良いです)。

この手の問題集は文法・語法パートに分かれていますが、一ヶ月で文法パートを完璧にしておけば、これからの勉強がかなりスムーズに進められるようになります。『Forest』『Evergreen』などの講義系の参考書を利用することもお忘れなく!

「『Next Stage』を完璧にする方法」を、タカタ先生が未だかつてないほど詳しく語る!!(純次じゃないよジャパネットだよ回)|受験相談SOS vol.1189

 

数学

基礎問題精講がおすすめ

数学の副教材は、学校だと『青チャート』『4STEP』などを使っていることが多いと思いますが、これらは問題数が多い問題集なので、短期間で全体的に復習したいという場合には『入門問題精講』『基礎問題精講』をおすすめしています。IAが大丈夫そうならとりあえずIIBだけを仕上げるという形でも良いですし、分野で絞っても良いでしょう。

たとえばチャートだと数列だけをやるとしてもかなり時間がかかりますが、基礎問であれば少ない時間でおよそ典型的な問題をおさえることができます。問題数が絞られているため挫折しにくいというのがポイントです。青チャートと基礎問題精講の比較についてはこちらが参考になります。

【気になる一冊を完全紹介!!】青チャートvs数学基礎問題精講|武田塾厳選! 今日の一冊

 

国語

古文のおすすめ勉強法

古文が苦手という人の多くは、助動詞の活用や意味を言えない状態でなんとなく文章を読もうとしてしまっています。

日本語だから雰囲気で読めるだろうと思ってしまいがちですが、現代日本語とは異なる部分が多いため、どちらかというと日本語ではなく外国語であるという意識で取り組んでいく必要があります(特に古文単語帳に載っている単語で、現代日本語と同じ意味のものはまず無いので気を付けてください)。

文法が曖昧なまま英語を読むのは無謀ですよね!? 助動詞の意味を知らずに古文を読もうとするのもそれと同じです。
大変ですが、まずは文法の体系を頭に入れてしまいましょう。

その際におすすめの参考書が、『富井の古典文法をはじめからていねいに』と、『ステップアップノート30』の組み合わせです。

『富井の古典文法』は、いわゆる講義系の参考書に属するもので、「そもそも活用とは?」というところから、助動詞の意味の判別の仕方、敬語や和歌の修辞法まで、古典文法の基礎を講義口調で解説した参考書です。

練習問題もついているのでこれ一冊でも大丈夫なのですが、『ステップアップノート30』や、(ステップアップノートが難しい場合は)『やさしくわかりやすい古典文法』など、ドリル系の問題集を併用するのがおすすめです。講義と問題演習を同時並行で進めながら、活用表やもちろん、「なむ」の判別など、文法的な説明が自分なりにできるようにしておきましょう。

2週間あれば、動詞・形容詞・形容動詞・助動詞までは終わらせることができるはずです!

 

コスパ最強の漢文

漢文に対して苦手意識がある人も多いですが、漢文ほど手軽に点数が伸ばせる科目は無いと言っても過言ではありません。

特におすすめなのは、『漢文早覚え速答法 パワーアップ版』です。

学校の授業では、出てきた文章に対してその都度句形や漢字の意味を教えていくことが多いと思いますが、この参考書では、そういった知識が体系的かつ網羅的にまとめられています。

また、練習の問題の数も多く、同じパターンを繰り返すうちに自然と身につくようになっています。音とセットにすると覚えやすいので、是非音読もやってみましょう。

もちろん読解に関しては、問題を解いて慣れていくことが必要ですが、この本に載っていない事柄は知識として知っておかなくても良いレベルのものなので、そういう意味では「これさえやっておけば漢文は大丈夫!」と自信を持って言える参考書です。

注意点として、漢文はベースに古文の文法の知識がないとスムーズに進められないところもあるので、先に古文の方をある程度終わらせてから始めるのがおすすめです。

短期間で成功体験ができるという意味では、この期間に漢文をやるのはモチベーションにつながると思うので、基礎的な古典文法が入っている人は、この参考書に取り組んでみてはいかがでしょうか。

 

現代文は読み方を知るところから

現代文は、学校の授業で「問題を解く」ことがあまり無いので、模試などで急に初見問題を解くことになったときに「なんとなく」解いてしまう人が多いのですが、入試現代文には、望ましい読み方・解き方が存在します。

まずは『田村のやさしく語る現代文』などで、「そもそも入試現代文とは」というところから始めるのが良いでしょう。

また、文中に出てくる言葉の意味など「語彙(ごい)力」も文章を読むにあたって必須になってきます。『漢字マスター1800+』『現代文キーワード読解』などで漢字(漢字を覚えるときは熟語の意味も一緒に覚えましょう)、語彙をコツコツやっておくのもおすすめです。

 

まとめ

今回は、武田塾のルートを元に、夏休み中に取り組むのにおすすめの参考書・勉強法を紹介してきました。

自分なりに目標を立てて一ヶ月間やり切れると、それ自体が自信にもつながります。

ぜひ今回の記事を参考に取り組んでみてください!

 

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