こんにちは。武田塾川越校の講師Mです。
「参考書の種類が多い!」「選び方がわからない!」という声をたくさんいただきます。自分のレベルにあったもの、志望校に合わせたもの、選ぶ基準は様々です。本日は参考書の選び方に焦点を当ててお話します!
「悩みを書き出そう!」
・レベルが分からない
・問題の質が良いか分からない
・解説の質が良いか分からない
・カバーしている範囲が分からない
・レビューや評価に頼らざるを得ない
・値段の相場がわからない(コスパ)
・出版社や著者の信頼性が不透明
どうでしょう。参考書選びの悩みはこんなところでしょうか。みなさんの悩みはこの中にありましたか?
次に、具体例を元に一つひとつ考えてみましょう。
「悩みを具体的に紐解こう」
次に、それぞれの悩みがなぜ起きるのか具体的にご説明します!
レベルが分からない
「基礎的な内容を理解していないのに、応用問題ばかりの参考書を手に買ってしまった。」
こんなことありませんか?
参考書を見ると、レベルが明記されています。例えば、基礎レベル、標準レベル、応用レベルなど。ここでいう「基礎、標準、応用」がどの程度のものなのかは著者の主観になります。人によっては「基礎って書いてあるのに基礎じゃない!」と思ってしまいます。
問題の質が良いか分からない
「参考書の情報が古い!」
こんなことありませんか?
教育課程は数年に一度変更されています。昔から良書は存在しますが、それも時代の流れとともに変化するはずです。また、比較しようにも解いてみないと自分に合うか分からないため、購入するか判断に迷います。
解説の質が良いか分からない
「問題の答えは載っているけど、なぜその答えになるのかの解説が不足している。」
こんなことありませんか?
理解するために参考書を解いているはずなのに、解説が足りないせいで、余計わからなくなるということも少なくありません。また、「問題の質」と同様に解いた後に解説を読まないと自分に合うか分からないため、購入するか判断に迷います。
カバーしている範囲が分からない
「評論文だけをやりたいのに、小説も混在している参考書しか見当たらない。」
こんなことありませんか?
良い問題で良い解説が載っているのに、自分が求めている範囲のものが少ししか載っていない。また、強化したい単元のみやりたい場合も困ります。特定の単元をやりたいにもかかわらず、それのみ掲載している参考書はとても少ないため、比較が出来ません。
レビューや評価に頼らざるを得ない
「人気の参考書だけど自分に合わなそう。」
「このレビュー、信じていいの?」
こんなことありませんか?みなさんが参考書を購入するとき、レビュー(口コミ)や評価(☆)を見るかと思います。もちろん参考にしていただければと思いますが、鵜吞みにはしないでください。
なぜかというと
・関係者が高評価を付けている(ステマの可能性)
・競合が個人を装って低評価を付けている
・高評価でも自分に合うかはわからない
・レビューが古い
などです。あくまでこのような可能性があるという話です。
※ステマ(ステルスマーケティング)とは?
値段の相場がわからない(コスパ)
「予算内で最もコスパの良い参考書を選びたい。」
こんなことありませんか?
様々な出版社が似たような参考書を出版しており、ページ数も内容も値段も全く異なります。値段が安い=悪い、値段が高い=良いというわけでもなく、コスパは皆さんがどう思うかによります。おおよその相場は500~3,000円程度です。
出版社や著者の信頼性が不透明
「内容は良さそうだけど聞いたことのない出版社、、、」
「筆者の名前は聞いたことあるけどわかりづらいような、、、」
こんなことありませんか?
知名度は信頼する基準の一つになりますが、大手出版社や有名人だからと言って、内容が良いとは限りません。
「じゃあどうやって選べばいいの?」
「レベルが分からない」を解決!
一番の解決策は、実際に見て比べることです。便利なことに、今はWeb上で購入することができます。最終的に購入するのはWeb(Amazonや楽天)の方がポイントなどでお得です。しかしその前に本屋さんに足を運び、実物を確認しましょう。3問程度眺めてみて、「半分は分かる」ものが良いでしょう。難しすぎるとやる気がなくなりますし、易しすぎるとやる意味がありません。「ちょっとだけ難しいかも?!」を探してください。
※Amazon
※楽天
「問題の質が良いか分からない」を解決!
はっきり言いますが、これを判断することは極めて難しいです。先ほど問題の質は「解いてみないとわからない」と言いましたが、「解いてもわからない」ことの方が多いと思います。しかし、参考書を出版している企業の多くは「プロ集団」です。深く考えすぎるポイントではないでしょう。自分で確認するのは、
・最新版や改訂版を探す
・出版年を確認す
・学校の教科書と内容を照らし合わせる
で十分です。
「解説の質が良いか分からない」を解決!
ここは非常に大切なポイントです。参考書冒頭のサンプルページで構成を確認し、詳しい解説が書かれている参考書を選びましょう。詳しいか判断できない人は、他の参考書と比較してください。解説が1~2行で終わっているものもあれば、10行~1ページに渡るものもあります。もちろん、好みがありますので、「解説はあっさりしている方がいい!」という人はシンプルな参考書を選びましょう。
「カバーしている範囲が分からない」を解決!
教育課程の変更とともに参考書は改編されます。
また、やりたい範囲が決まっている人は専用の参考書を購入するのも手ですが、ほとんど販売されていません。コスパは悪くなりますが、網羅系の参考書を購入し、その部分だけやるというのもアリです。
「レビューや評価に頼らざるを得ない」を解決!
前述しましたが、レビューは「参考にするが鵜呑みにしない」ことです。参考書には相性がありますので、必ず実物を目で見て確認してください。思春期は多感で繊細です。例えば、
・白黒かカラーか
・文字の大きさはどうか
・文語調か口語調か
・レイアウトは見やすいか
些細なことに思えるかもしれませんが、これらのことでやる気が出たり出なくなったりします。大人からすると「そんなことで?」と思うかもしれませんが、そんなことではないのです。親は手伝う立場で、最後の判断は本人に任せましょう。
雑談:私は学生の頃、社会科目全般が大の苦手で、高校1年生の3学期まで定期テストで30点行くか行かないかをウロウロしていました。しかし、とある参考書に出会い、高2以降の定期テストでは90点を切ったことがありません。あまりにも強烈なことだったので今でも覚えています。
「値段の相場がわからない(コスパ)」を解決!
正直なところ、出版されている参考書はどれも比較的良書の部類です。合うか合わないかという観点を大切にし、値段にこだわる必要はないでしょう。ひとつだけ注意点があるのでご紹介しておきます。それは「どうせ3年間使うから、全部載っているものを買おう。その方がコスパが良いし!」です。このように考えている人、いませんか?先ほども言いましたが、思春期で好みも変わる時期ですので、学年や教科ごとに参考書を選ぶことをおすすめします。
「出版社や著者の信頼性が不透明」を解決!
前述しましたが、大手出版社や有名な著者だからと言って、その方が自分に合うわけではありません。ただ、有名であるからには理由があるのも事実です。まずは著者の経歴や過去の著作を調査しましょう。また、専門家や先生の推薦文が付いている場合は、それを参考にするのもいいでしょう。大切なのは自分の目で確認することです。
まとめ:結局、おすすめの選び方は?
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
参考書の選び方はわかりましたか?
・Webで集められる情報に目を通す
・本屋さんで参考書の中身を「自分の目」で見る
・最終的に選ぶのは本人(保護者のフォローは必要)
ということですね!
SNSなど、スマホでいろいろな情報が得られますが、間違った情報もたくさんあります。正しい判断ができるようにしましょう!
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Q. 他の予備校に通っていますが、受験相談に参加しても大丈夫ですか?
A. 参加可能です。他の予備校で伸びないという相談の方も多いです。
Q. 大学生や社会人でも参加できますか?
A. 参加可能です。武田塾には仮面浪人や社会人の方も在籍しています。
Q. 保護者だけ、生徒だけの参加も可能ですか?
A. 参加可能です。ただし受験は個人戦ではなくチーム戦ですので、出来る限り一緒にお越しください。
Q. 友達と一緒に参加してもいいですか?
A. もちろん、お友達を誘って一緒にお越しください。部活のお友達と一緒に来る方もたくさんいます。
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