【2024年度最新】失敗しない塾の選び方、教えます！

こんにちは。武田塾川越校の講師Mです。

「塾の数が多すぎてどこがいいのかわからない！」と感じている人はいませんか？目的によって通う塾は変わります。本日は自分に合った塾の探し方をお話しします。

 

「悩みを書き出そう」

よくある塾選びの悩み

・集団塾と個別指導塾どっちがいいの？
・進学塾と補習塾の違いは？
・費用はどのくらいかかるの？
・教えてくれる先生はどんな人？
・教室長はどんな人？
・カリキュラムは？
・口コミ、評判は？
・合格実績は？

どうでしょう。みなさんの悩みはこの中にありましたか？

「塾への要望は何ですか？」

よくある塾への要望

BEST５
・勉強習慣をつけたい
・志望校に合格したい
・わかるまでとことん付き合ってほしい
・「できた」成功体験を積みたい
・合格までのスケジュールを知りたい

他にも
・定期テストで点数を上げたい
・苦手をなくしたい
・やさしい先生が良い
・管理をしてほしい

などがあります。いかがでしょうか。次に、９つの要望を塾で解決できるか、タイプ別にご紹介します。

「塾は家庭の要望を解決できるのか？！」

塾のタイプ別比較

集団塾 VS 個別指導塾

集団塾：複数の生徒が1つのクラスで同時に授業を受けます。先生は一度に多くの生徒に教えるため、生徒個人の質問や疑問に即座に答えるのが難しいです。
個別指導塾：生徒1人または少人数に対して1人の先生が指導します。授業内容やペースを生徒のニーズや進度に合わせて調整することができます。

集団塾が合っている人
自主性が高い、競争心がある、学習習慣が身についている、費用を抑えたい
個別指導塾が合っている人
個別のサポートが必要、授業ペースの調整を希望、質問を積極的にしたい、質問をするのが苦手

進学塾 VS 補習塾

進学塾：基本的な学習内容を超え、高度な内容や発展的な問題に取り組むことが多いです。受験に必要なテクニックやコツも教えます。
補習塾：学校の授業内容に沿って、基本的な内容を中心に学習します。わからない部分や苦手な部分を中心にサポートします。

進学塾が合っている人
難関大学を目指す、やる気がある、さらなる高みを目指したい、挑戦が好き
補習塾が合っている人
苦手教科がある、基礎を身につけたい、サポートが欲しい、学習習慣がない

費用はどのくらいかかるの？

	集団塾	個別指導塾
月謝	5,000円～25,000円	8,000円～50,000円
入会金	10,000円～20,000円	10,000円～20,000円

これ以外に、教材費、事務手数料、施設費、季節講習費などがかかります。一見、安く見える塾もありますが、フタをあけてみると、「想定の2倍以上かかった」という方がとても多いです。説明を聞くときに必ず「卒業するまでに総額でいくらかかるのか」細かく聞いてください。あやふやな説明をする塾は絶対に選ばないこと！（言えない理由があるからです。）
※進学塾と補習塾だと、補習塾の方が少しだけ安い傾向があります。

教えてくれる先生はどんな人？

集団塾：正社員、外部講師、アルバイト講師ですが、正社員の可能性が高い
個別指導塾：正社員、アルバイト講師ですが、アルバイト講師の可能性が高い

ここで注意点！！それは「正社員の方が良い」という思い込みです。確かに正社員は社会人経験があり、アルバイト講師は社会人経験がありません。しかし、、、ただそれだけの違いです。正社員には「会社のノルマ」があり、売り上げを上げる必要があります。他にも事務作業など、生徒指導以外にやることが多すぎる。一方、講師は生徒を指導することに専念します。余計なことを考える必要がありません。「生徒を合格させたい」という思いはどちらも同じですが、必ずしも正社員の方が優秀ということはありえません。人と人ですので一番大切なのは相性です！

先生の選び方：説明会の時に「どの先生が担当するのか」を聞きましょう。必ず体験授業を受け、同じ先生が担当するのかどうかを尋ねてください。入塾してほしいあまり、体験授業の時だけ優秀な先生が担当することがありますので要注意！！

教室長はどんな人？

集団塾と個別指導塾で大きな違いはありません。よくある口コミをご紹介すると

・説明会のとき以来見かけない
・ほとんど校舎にいない
・受験の知識が浅い
・口が悪い
・大きな声でお金の話をする

などです。入塾するまでは分からないことも多いですが、説明会の時によく見極めてください。

カリキュラムは？

集団塾：年間で決まっています。塾によって大きく異なります。（塾ペース）
個別指導塾：決まっていません。生徒に合わせます。（自分ペース）

これだけだと一見、個別指導の方が「自分に合わせてくれる」ように見えますが、ちょっとまった！
自分に合わせてくれる＝受験に合わせない、と言うことです。それぞれ良いところと悪いところがありますので、お話します。

集団塾のカリキュラム表と裏：塾のノウハウを詰め込み、合格のレールが敷かれています。そのレールに乗ることが出来れば合格へは一直線です。つまり授業についていけるかどうかがすべてです。
個別指導塾のカリキュラム表と裏：生徒に合わせる分、進度が遅くなりがちです。しかし分からない部分が解決しやすいメリットがあります。このメリットを生かすには、入塾時に塾としっかりと話をし、合格できる個別の年間カリキュラムを立ててもらうことです。

口コミ、評判は？

口コミは塾によっていろいろです。たとえば同じA塾でも〇〇校と△△校では全く異なります。塾の名前だけで決めるのはお勧めしません。初めは「Yahoo!知恵袋」で口コミを探してみましょう。同じようなことを調べている人がいます。（「〇〇塾　評判」など）

合格実績は？

ある意味、合格実績が一番の「闇」かもしれません。塾を宣伝する際は一番見栄えがするので、どこの塾も極力よく見せようと、工夫を凝らしています。よくあるケースは

・県内No.1の〇〇校、合格者10名！
　　→元々、偏差値70近い生徒が偏差値70の大学に合格しただけ
・御三家合格者、合計80名！
　　→自分の校舎だけではなく、他の校舎の実績も含めているだけ
・超有名私立〇〇大学、△△大学、□□大学、各5名合格！
　　→塾内で元々優秀な生徒が複数の合格を出しているだけ

このように見せ方を工夫するだけで、いくらでも良く見せることは可能です。

まとめ：塾で解決できること、できないこと

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。塾選びの方法はわかりましたか？なんとなくわかったかもしれませんが、まだ漠然としているでしょう。では整理してみましょう！

【多くの塾で解決できること、できないこと】
　〇　やさしい先生が良い
　　　→いろいろな先生がいます。
　△　勉強習慣をつけたい
　　　→塾でやるけど家でやらないパターンが多い。
　△　志望校に合格したい
　　　→家でも勉強するなら合格できる。
　△　「できた」成功体験を積みたい
　　　→小さな成功体験は積めるかも。
　△　合格までのスケジュールを知りたい
　　　→一般論や塾側の都合が多い。
　△　定期テストで点数を上げたい
　　　→一時的に上がることはある。
　△　苦手をなくしたい
　　→得意になるまで耐えられるならOK。
　✕　わかるまでとことん付き合ってほしい
　　　→毎回は無理。対応しきれない。
　✕　管理をしてほしい
　　　→一番手間がかかる。対応しきれない。