こんにちは。武田塾川越校の講師Mです。
「大学受験を考えているけど塾に行くべきなのかな?」と疑問に感じている人はいませんか?何から考えるべきなのか、悩みを解決する方法を余すことなくお伝えします!
「悩みを書き出そう」
まずは「塾に行こうかな?」と思ったきっかけ=悩みを書いてみましょう!
よくある「高校生の悩み」
- モチベーションが上がらない
- 時間の使い方がわからない
- 気づくとSNSを見ている
- 何をすればいいのか分からない
- 勉強のやり方がわからない
- 自己評価が低い
よくある「保護者の悩み」
- 家で勉強しない
- 部活や習い事と勉強の優先度がわからない
- だんだん成績が下がっている
- 高校の選び方が分からない
どうでしょう。みなさんの悩みはこの中にありましたか?
さて、これらの悩みはなぜ起こるのでしょうか。
※思いつかなかったら「Yahoo!知恵袋」で探してみましょう。同じ悩みを抱えている人がたくさんいます。(「高校生 勉強 悩み」など)
「悩みの理由を考えよう」
お話を進める前にご理解いただきたいのが、ここ20年ほどで大きく「環境」が変化しているということです。保護者の皆さんが高校生の頃は携帯電話を使っていましたか?おそらく、ポケベルとPHS、ガラケーを使っていたのではないでしょうか。お子さんはポケベルがどんなものだかわかると思いますか?そうなんです。高校生からすると、「私(お母さん)が高校生の時は~」のような話は日本昔話を聞いているようなもので実感が湧かないため全く響かないんです!
高校生の悩みの理由
モチベーションが上がらない
一般的に15~18歳頃は自分の興味や将来の目標と勉強の関連性を見出しにくく、勉強する意義を感じられません。「何のために勉強するのかわからない」ことが多いのです。保護者の皆さんは勉強をする意義を正しく説明できますか?
時間の使い方がわからない
部活や趣味、友人との遊びなどと勉強時間をどうやってバランスよく取るか、効率的に学習する方法がわかっていません。大人は環境に大きな変化がありませんので経験値でうまく回していますが、高校生は毎年環境が変わります。
気づくとSNSを見ている
これが一番の悩みではないでしょうか。10代にとってSNSを見ることは息をするのと同じくらい当たり前のことです。その中でもSNSは友人やクラスメートとのコミュニケーションツールとしての役割を果たしています。また新しい情報や流行、暇つぶし、自己表現の場として活用しています。親子で差を感じる一番のポイントはSNSの使い方です。
何をすればいいのか分からない
勉強しようとしても何から始めればいいのかわかりません。インターネットやSNSで検索することができますが、情報に溢れすぎて二の足を踏み、行動に移せません。
勉強のやり方がわからない
自分に合った問題集や勉強法が見つかりません。YouTubeなどで勉強法動画が発信されていますが、「一般的な例」として作られているので誰にでもマッチするものではありません。
自己評価が低い
たとえ成績が良くても、自分の能力を低く見る傾向があり、それが学習の障壁となることがあります。今までの成功体験が自信にならず、何をやってもネガティブになってしまいます。
保護者の悩みの理由
家で勉強しない
家は一番リラックスできる場です。高校生の目線からすると、学校が終わりプライベートな時間を使える場でもあります。逆に保護者目線だと子供の勉強時間や方法をどのように管理したら良いのか、またどれだけ関与すればいいのか分かりません。
部活、習い事、勉強の優先度がわからない
時間の使い方が原因です。高校生の部活が終わるのは19~20時頃が一般的です。習い事は保護者がやらせているのか、自分でやりたいと言ったのかによりますが、遅くとも21~22時頃には自宅に到着します。優先度の高低は家庭によって異なります。
だんだん成績が下がっている
その学年における標準のペースに追いついていないことが原因です。毎年、学習する範囲が広くなり、難しくなります。ずっと同じ勉強時間や勉強方法だと成績は下がりやすくなります。
大学の選び方が分からない
情報収集が足りないことが原因です。本当に細かい部分は塾などで知ることもありますが、9割の内容はインターネットや本などで知ることができます。わからないと諦めるには早いです。
「それぞれの悩みを解決しよう」
悩みの解決策
「モチベーションがあがらない」の解決策
しつこいようですがもう一度。
保護者の方がやりがちなことNo.1、それは「感情的になること」です。仕事で疲れ、家事で疲れ、日々ストレスを抱えていることはよくわかります。ただしそれは子供からすれば全く関係のないことです。
モチベーションを上げるには、関心や興味を尊重することが何よりも重要です。決してその興味を無くすような発言は控えてください。また、具体的な目標設定をサポートすることも重要です。「期末テストで90点取る」「〇〇大学を志望校にする」など何でも良いです。その目標にたどり着くために保護者として何ができるかを考え抜き、情報収集を怠らず、あくまでサポート的立場を貫いてください。
次に、定期的なアドバイスをして、小さな成功体験を積ませることで自信を育みましょう。この「成功体験」は非常に大切です。このとき褒めることを忘れないでください。どんな些細な部分でも構いません。「1時間も机に向かっていた」「5ページも出来た」など。続いて、今やっている勉強がどのように将来につながるかを説明しましょう。あらかじめ言っておきますが、高校で習う知識で社会に出た際に直接役立つものは少ないと思ってください。思考の過程を学ぶため、受験のためと割り切りましょう。説明する際の前提条件は、「親として信頼されているか」です。もし信頼されていないようであれば何かしらで認めてもらう必要があります。
(親の言うことは聞きたくない、という声もたくさん聞きます。←信頼関係の問題です。)
「時間の使い方がわからない」の解決策
初めに言っておきますが、今から言うことを高校生が一人で行うことはほぼ不可能です。必ず保護者の方が一緒に行いましょう。
目標設定と計画性を持つこと、つまり
「スケジュールの作成」
で解決します。まず、1日、1週間、1か月、3ヶ月の目標を設定しましょう。その次に、毎日やらなければならないことをリストアップして記入していきます。この時、時間管理アプリや手帳を使用して、日常のスケジュールを計画的に組み立てると管理がしやすいです。そうすることで、自分が使える時間が浮き彫りになります。使える時間に優先度をつけ、一定の時間を設定して集中して取り組みましょう。定期的に時間の使い方を振り返り、効率や達成度を評価し、必要に応じて調整します。「褒める」際にこのスケジュールをうまく使うとGOODです。「今日の予定、全部終わったね!」など。
(我が家は、毎週日曜日に親子で一緒にスケジュールを考えていますよ。)
「気づくとSNSを見ている」の解決策
スマホ利用に制限を設けることが唯一の解決策です。当たり前のように生活に入り込んでいる世代ですので、意識してスマホを手放すことはほぼ不可能です。親子間で話し合い、スマホの利用目的を明らかにし、必要な情報のみをチェックする時間を設定しましょう。またスマホの通知機能をオフにして、不必要なアラートを避ける。さらに、アプリの使用時間を制限する機能や特定の時間帯にSNSアクセスをブロックするツールを利用します。休憩時間や一日の終わりに、短い時間だけSNSをチェックする時間を設けることで、効果的な休息としての役割を果たすよう誘導します。継続的にSNS使用習慣を見直し、適切な利用を心掛けることが重要です。保護者の方は「スマホはよくわからない」と言わず、調べましょう。(我が家は、子供のスマホ利用時間を一日1時間半までに制限しています。自分では解除できません。)
※参考:iPhoneの場合はこちら、androidの場合はこちら
「何をすればいいのか分からない」の解決策
これは比較的簡単です。ここに書かれている解決策をどれでもいいから一つ行動することです。ダメなのは「行動しないこと」です。腰が重いのは分かりますが、いくら頭で考えていても、偉そうなことを言っても、行動して結果にしない限りは、考えていないのと同じです。大人にも言えることなので参考に。
「勉強のやり方がわからない」の解決策
難しく考えがちですが、とてもシンプルです。高校生の勉強では「やり方」よりも「やりきり」が大切だからです。順序として
・スケジュールを立てる
・問題集を決める
・ひたすら解く
となります。「問題集を決める」については別のブログで紹介します。自分に合った問題集を見つけてください。
「自己評価が低い」の解決策
・自分の強み
・成功体験
・ポジティブシンキング
1つ目は「自分の強み」です。これは自分で気が付くことができません。自分のことはわかっているようであまりわかっていないのです。「強みは〇〇だよ」とアドバイスしてあげましょう。
2つ目は「成功体験」です。これも思い出すのが難しいです。どんな些細なことでも構いません。幼稚園の時、小学校の時、、、親子で一緒に思い出してみましょう。
3つ目は「ポジティブシンキング」です。まず他人と比較するのをやめましょう。ダイバーシティという言葉が一般的である現在では他人と比較すること自体があまり意味を成しません。自分自身との比較を重視し、小さな進歩や成果を祝う習慣を持つことが、自己評価を上げる助けとなります。
「家で勉強しない」の解決策
おおまかにやることは2つ。
・専用の勉強スペースを確保する
・生活習慣を変える(スマホ利用)
まず、家での専用の勉強スペースを確保する。それを維持することで、学習意欲をサポートします。このスペースは静かで集中できる場所が望ましい。次に、日々の学習目標を設定し、それを見える化するツール(例:ホワイトボードや勉強時間トラッカーアプリ)を使用して、達成感を感じられるようにします。また、家での学習を習慣化するために、決まった時間帯に勉強する習慣を形成します。勉強時間中はスマートフォンや他の誘惑を遠ざける工夫も大切です。さらに、定期的に自分へのご褒美を設定し、目標達成時にそれを実行することで、モチベーションを維持・向上させます。
「部活、習い事、勉強の優先度がわからない」の解決策
目標を見える化し、それに基づいて時間の配分を考えましょう。まず、自分が将来何をしたいのか(難しいですよね)、どんな人間になりたいのかを具体的にイメージします。例えば、大学進学したいなら、勉強の時間を優先的に確保する必要があります。一方、スポーツや芸術での実績を重視する場合は、部活や習い事を重視する時間配分となるかもしれません。
「だんだん成績が下がっている」の解決策
やるべきことは2つ。
・原因の特定
・勉強法の見直し
まず、成績の下落の原因を明確にするために、自分の学習習慣や生活リズム、精神的な状態を振り返ります。例えば、十分な睡眠をとっていない、集中力が散漫になっている、特定の科目での理解度が低い、外的要因などが考えられます。優先度をつけて一つずつ改善しましょう。
次に、学習方法を見直します。効果的なノートの取り方、主題ごとのまとめ方、復習の頻度と方法など、自分に合った学習スタイルを確立することが重要です。この時、勉強ができる友人がどのようにやっているのかを真似ると早く改善します。
「大学の選び方が分からない」の解決策
まず、高校~その先の将来の目標や興味を見える化しましょう。大学進学を目指すのか、専門学校へ行くのか、就職するのか。あるいは部活やサークル活動など大学生活に重きを置くのか、といった要因によって、適した大学は異なります。
次に、志望校の情報収集を行います。
・公式のパンフレット
・公式ホームページ
・口コミサイト
・学校説明会
などを利用して、学校の特色や教育方針、カリキュラム、部活動などの詳細を調べます。また、先輩や教育関係者からの話はとても役立ちます。
さらに、模試の結果や内申点、推薦入試の可能性など、自分の現状と志望校の入試難易度とのバランスを見極めます。(都道府県によって評価基準が異なりますので詳しくはそれぞれのHPへ。)
まとめ:塾で解決できること、できないこと
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。塾で解決できること、わかりましたか?
一度、整理してみましょう!
【塾で解決できること、できないこと】
〇 何をすればいいのか分からない
→多くの塾が宿題を出します。
△ モチベーションが上がらない
→先生の指導の仕方によります。
△ だんだん成績が下がっている
→勉強をつけられれば必ず成績は上がります。
△ 気づくとSNSを見ている
→塾にいる時はスマホが使えないところが多いです。
△ 勉強のやり方がわからない
→正しいやり方を知っている塾や先生ならOK。
△ 大学の選び方が分からない
→先生によりますが、多くの塾では進路指導をします。
✕ 時間の使い方がわからない
→私生活までは介入しないところがほとんどです。
✕ 自己評価が低い
→外野の影響は少ないです。
✕ 家で勉強しない
→私生活までは介入しないところがほとんどです。
✕ 部活や習い事と勉強の優先度がわからない
→塾を優先しろと言われることもあります。
まとめてみるとわかりますね。思ってたより解決するものが少ないんです。△のところは自分次第で〇にも✕にもなります。まずはお子さんの意志を確認するところから始めましょう!親が主導で塾を選ぶと失敗しますので💦
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<受験相談Q&A>
Q. 無料受験相談に参加したら武田塾に入塾しないといけないのですか?
A. 入塾する必要はありません。入塾を検討される方のみに塾の仕組みを説明させていただきますが、それ以外の生徒さんには独学で勉強できるようになるための方法をお伝えします。
Q. 他の予備校に通っていますが、受験相談に参加しても大丈夫ですか?
A. 参加可能です。他の予備校で伸びないという相談の方も多いです。
Q. 大学生や社会人でも参加できますか?
A. 参加可能です。武田塾には仮面浪人や社会人の方も在籍しています。
Q. 保護者だけ、生徒だけの参加も可能ですか?
A. 参加可能です。ただし受験は個人戦ではなくチーム戦ですので、出来る限り一緒にお越しください。
Q. 友達と一緒に参加してもいいですか?
A. もちろん、お友達を誘って一緒にお越しください。部活のお友達と一緒に来る方もたくさんいます。
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