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寝苦しい夜に向けて:寝床内温度と寝具

こんにちは!

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逆転合格 の 武田塾 河内長野校

です。

皆さんこんにちは、熱くて寝苦しい夜が始まりつつありますね。
夜なのに、ぬるいなぁ…とうんざりしながら帰宅する日々の校舎長です。

 

さて、健康に日々の生活を続けるには睡眠が重要なのはご存じですよね?

とはいえ、寝ればよかろうなのだぁ!!という訳でもないのが実際です。

なので、今回はベッドマットレスの研究者の端くれとして睡眠環境についてお話ししたいと思います。

夏に向けての寝具ってどんなのがお勧め?

寝苦しい夜に向けて
これはもちろん条件によります。室内の条件、本人の条件と詳しくやると専門設備が必要なので、あくまでここは家庭内でできる範囲にざっくりと解説しましょう。

 

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睡眠の基礎マットレス

・発熱量の多い男子はフラットで硬めのマットレスがお勧め。

堅いと局所辺りがあってちょっと痛くなるんですけど、寝返りの多い人にこのデメリットはあまりありません。むしろ、筋肉量が多くて発熱量が多い男子は柔らかい低反発マットレスで包まれるように寝ようとすると…包まれて熱が逃げなくなるので、熱くて寝れなくなります

・発熱量が控えめで、冷え性な女性は凹凸形状のある低反発マットレスがお勧め。
逆に、エアコンが寒くて起きてしまうようではこれもまた寝付きにくいです。その場合は、低反発マットレスかつ凸凹のある低反発マットレスがお勧めです。沈み込みながら、包んでくれる形状ですからね。熱が逃げにくく、快適な温度を維持できるはずです。反面、柔らかすぎると腰痛の要因にもなりますので、程々の物が良いですね。(その程々を探すのが研究と言いますが)

日本ではスポンジ布団という扱いなので、海外のマットレスと比べると厚みが薄い事が多々あります。海外で好まれるマットレスの厚みというのは20cmを越えるものが多いです。反面、日本では10cm未満で5~9cmの物が大半です。どっちがいいか?と問われると、用途によるので一概にどちらがいいとは言えないものです。

 

それに加えて、マットレスの上に敷布団を敷くという文化もあるのでマットレス+敷布団の影響を考えないといけなかったりします。あくまでこの記事は、マットレスの上に布団を敷かない場合の物です。

自分の専門としてはここまでです。

 

敷物・掛物

これは経験則によるものなので、研究からは離れます。
夏になると見かける寝具は大まかに二つ。シャリシャリ系と接触冷感系です。
シャリシャリ系は樹脂繊維系と麻系等が見受けられました。接触冷感系は特殊繊維を使うものが多いです〇〇クールというのが多いですね。

個人的にはどちらも好きなんですが、私は結構使い分けてます。

初夏~残暑の間はシャリシャリ系の物が個人的にはお勧めです。発熱量が多く、末端が暑くて寝辛い日々を過ごしていたのですが、シャリシャリ系は熱が溜まりにくいです。勿論、熱くならないわけではありませんが、寝返りで熱が逃げてくれる感じがあります。これは発熱量の多い男性には特におすすめです。

じゃあ、逆に接触冷感はどうか?寝つきに涼しいのがいい、女性におすすめです。接触冷感型は最初冷たいんですが、結構熱を溜めやすいです。その熱をパイル地に冷風を充てる事で冷たさを維持するというのが基本です。仕組みとしては、冷たく感じる布➩汗を吸うタオル(パイル)地➩冷風を当てて汗を気化させる➩冷たさを維持する。パイル地が放熱装置の役割を果たしていますが、その気加速度よりも男性の場合は発熱量が勝つと思います。男性が使うなら、サーキュレーター併用でしょうか。

 

寒さに弱い、もしくは肌寒い時期には接触冷感系がかなりお勧めです。

寒くなったら、パイル地を身体側に持ってくるとかなり快適に暖かい。

この、ひっくり返すと暖かいという特性が特に女性におすすめな所です。

 

春は揚げ物、夏はクソ……という枕草子ネタは置いておいて、枕です。

枕を変えると、睡眠が変わるとも言いますが…割と事実です。

人間の寝てる姿勢ってざっくり説明するとM字なんですよ。頭が重くて、胸が軽くて、尻が重くて、膝が浮いて、踵が着く。その関係上、少し携わりました。

 

頭の位置を変えるとバランスが変わって、沈み込むお尻のバランスも変わるんです。

歳を取ると、睡眠時無呼吸症候群の対策としても枕って方法はありますが。

 

枕に関して言えば、マットレスや敷布団に依存するというのが本音です。

というのも、「枕を高くする」という言葉があり、枕が高いと安心するというのもありますが…実際に高いだけの枕だと、呼吸の邪魔をする場合があります。

じゃあ、低ければいいのか?または使わなければいいのか?というと、こちらもマットレスや敷布団に依存します。ウォーターベッドなら、枕は要りません。

 

横寝(側臥位)では頭をある程度支える高い枕が必要ですし、仰向け(仰臥位)では折りたたんだタオル程度の低い枕が良いとされます。ただし、これに沈み込みが加わると必ずしもそうとは限らなくなるんです。ですので、マットレスや敷布団に依存するというのです。

 

では、夏用枕について

あくまで私感です。

・接触冷感系
上記でも指摘していますが、放熱の仕方と効率が課題。

冷たさを感じるのは、寝返りの時と寝てから自分の熱が移るまでの間でしょう。

 

・ジェル系

接触冷感系に近いです。接触冷感系よりも熱しにくく、熱が溜まれば接触冷感系よりも暖かい。

 

余談:寝巻

工芸繊維大学の某退任教授はシルクの研究をしていたそうで、家でもシルクの寝間着を使っていたそうです。(高級ですね!)このシルクの寝間着を、洗い無精で1週間ほど続けて使ったそうです。その時には、汗臭くなると予想に反して非常に臭いが付きにくかったそうです。

 

と、様々ありますが……実は、専門的には寝具はトータルコーディネートです。

可能なら、部屋ごと睡眠の為にコーディネートしたいというのが寝具屋さんの本音です。

 

寝具屋さんの基準:寝床内温度

睡眠には様々な要因があります。その中で夏に特に重要になるのが、寝床内温度です。
https://interior.francebed.co.jp/nemurinavi/faq/sleep/bedroom-temperature.html#:~:text=
シンショウナイオンドと呼びますが、これが適正値だと寝付きやすいというのがあります。

 

まとめ

と、ここまで寝具について書いてきましたが……論文書く上でこれが書かれていて、どうしようもねぇよ!となった一言をお伝えします。
「睡眠環境をどれだけ良くしても、睡眠に関わる要因として一番大きいのはストレスです」との事。
受験生は非常に体力を消耗し、ストレスを抱えやすいものです。
ストレスとの付き合い方、発散の仕方を適宜行いつつ日々の生活に取り入れて行く事が重要です。
チートデーを設定する事で日々のストレスを発散しつつ身体を休めさせられる日を定期的に計画して実行する必要もあると思います。半年後には公募推薦も終わりが見え、共通テストが目前と迫る頃……となります。

 

泣いても半年、笑っても半年。

悔いなく、入試を迎えるためにはしっかりと身体を休めて、残り半年間を乗り越えられるようにしましょう。

 

なお、睡眠とは別で夏バテ対策も必要です。

あっさりとした食事だけではなく、肉類を食べましょう。

ニンニクやネギでスタミナは付きませんが、豚肉とニンニクやネギならスタミナが付きます。ニンニクとネギは吸収補助食品ですからね。

 

良く寝て、良く食べ、良く学び、悔いのない受験生活を送ってください。

 

悔いだらけの受験期を送った校舎長からのお願いです。

 

さて、武田塾河内長野校には……

講師たちの大学の話も聞けますし、志望校選びの体験談も聞くことができます。

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それでは、さようなら。

 

 

 

 

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