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です。
今年から追加される教科情報、情報ってパソコンやってOfficeソフトやって終わったけど…アレの何をテストするの???と疑問に思っていませんか?
数学の情報もありましたが、情報は工業系には情報技術基礎という教科があります。その辺を踏まえた上で、教科情報についてのアプローチの仕方というか、そもそも情報って何するための教科か?という話をしていきたいと思います。
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◎教科情報シリーズ:教科情報ってなに?
今年の共通テストから教科情報が始まりますが、これって何?パソコンのOfficeソフト使えたら良いんじゃないの?
という気持ちがあると思います。でも、求められるものとは異なります。
さて、情報とはそもそも何なのか?という所からですね。
極論を言うと、情報とは『内緒話を遠くの人とする』ための技術です。
その最たるものが、電話『Telephone』であり、これは『Tele』+『Phone』に分けられます。直訳すると「遠くの声」、つまり遠くの声をやり取りするのが始まりです。グラハム・ベルさんの研究ですね。
この電話をもとに技術を発展させて、(軍事的な)内緒話をするための暗号機から事務作業や描画機能を強化したパソコンに発展し、更に発展させるとスマホになります。雑に言ってしまえば、スマホのご先祖様は糸電話とそろばん。もっと原始的にすると狼煙ですね。
でも、内緒話とかしているつもりはありませんよね?
じゃあ、なんでそのつもりが無いかと言えば……前提条件になって、当たり前になって意識する事が無いからです。
技術の普及という面で、意識されなくなって陳腐化したって事です。
じゃあ、内緒話の例を上げますと…e-mail、LINE等があります。
???それの何処が内緒話し?と思われるかも知れませんが、『遠く離れた特定の誰かと誰かがメッセージをやり取りする』という点では声か文章か画像かの違いはありますが、ベルさんの電話と同じですよね。
じゃあ、どうやって『内緒を成立させているか?』という大きな問題に突き当たります。
これは、スマホやパソコンが担っています。
◎パソコンはそもそも何か?
実は、第二次大戦期に作られた暗号化・暗号解読装置、つまりは計算機がその大本です。
詳しく語ると長くなりますので、ジャンプのスパイマンガの暗号をイメージしてください。ギャグに見えるものが多いですが、基本の考えは同じです。
Computerには計算機という意味がある以上、PCは個人用計算機となるんですね。
じゃあ、SNSや動画は計算しているんかい?!となるかも知れませんが、実はめちゃくちゃ計算しています。
そんなパソコンや通信の歴史や基礎を踏まえ、情報を扱う上で必要な知的財産権の知識が不足しているためSNSでは炎上騒ぎが起きます。その対策として、普通学科の高校生にも教科情報を通して知財権や情報管理方法を覚えて貰いたいというのが根底にあります。
という事で、教科情報の目的は見えてきたでしょうか?
いや、そんなマニアックな歴史を並べられても知らんよ!となるかも知れませんね。
なら、具体的な話に行きましょう。
◎教科情報は何を勉強したらいいの?
・数学
大本の情報は数学の選択科目である事から、数学1Aの最後の方にある進数、ド・モルガンの定理、散布図等の情報の基礎と応用分野、ここは数学でも十分にカバーできます。記述方法が数学と工学で異なるので少し苦労しますが。
・現代文
情報も言葉のやり取りである以上、現代文が使われています。ただ、現代文だけでは無くて専門用語があるのでそこを覚える必要がありますが、文章中から理解して適切な返答を出来るという現代文で必要な能力が問われます。場合によっては言葉の意味が分からなくても、文章中から推察して答えが導き出せるかもしれません。
・専門用語
現代文と数学だけで済むのか?いや、流石にそれはでは足りない。
まず、スマホで使う『ギガ』これなんです?
今日も筆者はギガが足りないという話を聞きました。でも、『ギガ』が足りないって変ですよ。
そもそも『ギガ』はSI単位系の補助単位、接頭語の『G(ギガ)』です。10^6=1,000,000倍ですね。
じゃあ、足りないなら『T(テラ)』10^9=1,000,000,000倍にしたら良いのでしょうか?足りないなら、次の単位に繰り上がる…という、話でもないのは既に皆さんご存じだと思います。
コレは月間の通信容量で、X[G Byte(ギガバイト)]までの通信費を月額購入しているので足りていないんです。
なのに、通信の単位はBPS、ビットパーセカンドBit/secです。あれ?Byteどこ行ったの?Bitって何???って話になります。
1[Byte]=8[Bit]という決め事があり、進数表記すると1[Byte]=16進数2桁、1[bit]=2進数1桁になります。だから、進数を情報でやるんです。
・知的財産権
特許権、商標権、肖像権の3つの柱ですが、特に特許と肖像はSNS等で侵害してしまう恐れもある事から、政府としてはキッチリ学んで固めて頂きたい所。炎上・漏洩・侵害の対策に知的財産権の問題は出てくると思います。
・情報
基本となる考えとして上で説明したように用語は押さえましょう。その上で、情報の問題には単位が関係してきます。SI単位系が関与しています。また、上で触れたように[K][M][G][T][P]等の接頭語の倍率、読み方を覚えておくと良いでしょう。[BPS]通信速度の単位ですが、これもBit/Secという形に戻せれば1秒間辺りに何Bitの情報を移動させるのか?という点の理解もできるようになります。
プログラムではまず箱の形を覚えます。箱にそれぞれ意味があり、その意味と同じ内容を中に当てはめる必要があるので、この箱の意味はどんなものか?というのを覚える必要があります。プログラミングの意味は非常に簡単な単語の意味が分かっていたら、十分理解できます。
論理回路は数学と被りますが、ド・モルガンの定理が活躍します。基本的には足し算と掛け算が出来て、NOTで0と1をひっくり返すというのが分かっていれば基本は出来ます。勿論、複雑化した回路まで行くと大変ですが…それでも基本は「+」と「×」と「反転」の3つです。記号としてはANDとORの箱の形を覚えて下さい。
◎まとめ
ざっくりいうと、情報は内緒話の為の技術の発展。
その技術は数学的に計算されています。
その計算には機械語と0と1で書かれた言語を使うので、プログラムには0と1が使われます。0と1だけだと非常に長くなるので、その長さを縮めるために16進数が使われています。
そのため、進数計算が必要です。
また、情報には専門用語がありますので用語の暗記と使い方を覚えておくと良いでしょう。
意味が分からなくても、現文の力がある程度あれば類推できるので最後まで諦めないでください!
プログラムは簡単な英単語と枠の形で意味があるので、枠の形を覚えましょう。加えて、進行方向が流れに沿っているのか、流れに逆らう選択肢があるかによってどのような制御方法になるかというのもあります。
数学以上に図の見方が重要になるので、数1Aの最後の方にある図の読み方をしっかり把握しておく方がいいでしょう。
情報もまた、物理と同様に次元解析が有効です。IS単位で身近な単位を確認しておきましょう。また、情報で使われる単位も確認して置いて下さい。
接頭語、倍率の補助単位を正確に把握しましょう。
接頭語とSI単位の双方の組み合わせがあります。K・M・G等の接頭語の確認。特に12乗辺りまでカバーしておくと困りません。
さて、武田塾河内長野校には……
(記事に合わせたひとこと)
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それでは、さようなら。