リスニング力爆上げ！？知らないとヤバイ！？｜武田塾式シャドーイング！
南大阪のみなさん、こんにちは！
河内松原駅から徒歩3分！
武田塾河内松原校、講師です！
受験生の皆さんは共通テスト対策に忙しいのではないでしょうか？
そんな中、今日はリスニングに焦点を当てていきます！
先日、武田塾河内松原校では第３回武田塾模試が行われました。
私も英語のリーディング問題、リスニング問題ともに解いてみて、生徒にアドバイスを行いました。
シャドーイングをしっかりやっていけば対策はできます！
今日は英検１級・TOEIC880点取得済みの私が
武田塾式リスニングの勉強方法（シャドーイング）
を徹底的に解説していきたいと思います！
武田塾のシャドーイングは通常のシャドーイングと少し違いますが
「受験生にはメリットがある！」
と、英語学習マニアの私も感じています。
武田塾式シャドーイングとは？
シャドーイングは本来、スクリプト（文章）を見ずに
CD音源から少し遅れて聞こえてきた文章を発声していく
これが通常のシャドーイングですが、
武田塾式シャドーイングでは
文章を見ながらシャドーイングをしていきます。
文章を見ながらということで、少しハードルは低めです。
具体的にどういう方法でやるのか見ていきましょう！
因みに武田塾では
速読英熟語やSolutionを使って生徒にシャドーイングをしてもらっています。
①CDの速さについていく！
まず１周目はCDの速さについていく
これを目標にしてください。
１周目で文法や文構造を理解するのは難しいと思います。
しっかりと単語の意味や文法を理解するのは精読で行ってください。
１周目のシャドーイングでは
意味を理解する「意味取り」というより
まずは音の速さについていく。
つまり
音を理解する「音取り」を意識しましょう！
なぜリスニングとなると英文が理解できないのか？
リーディングはできるのに
「リスニングになると何を言っているのかわからない！」
よくあることだと思いますが、原因としては
音と音がつながった時の聞こえ方が分かっていないことが挙げられます。
英単語、一語一語であれば聞き取れるはずなのに、
文章になると聞こえ方が変わります。
これをリンキングと言います。
聞こえてきた英文で分からないところがあったら、CDを止めて
一行、一文ごとに区切って
単語の音と別の単語の音がつながるとどんな音に聞こえるのか？
確認し発声（音読）しましょう！
リスニングで出てくる文章は文字に起こすと、
リーディングに出てくる文章よりも単純で分かりやすいです！
例えば、リスニングで
「アイライキム」
と聞こえてきて
？？？
となる方もいるのではないでしょうか？
そこで、スクリプトを見てなんて言ってるのか確認すると
「I like him.」
という非常に簡単な英文だったことが分かると思います。
「アイ」『ライク』『ヒム』
単語だけだと音が分かるのに、
つながっていくとリンキングやリダクション（音の脱落）により、聞こえ方が変わってしまうことが多々あります。
分かりやすい例を出すと、
「There is」が
「ゼアイズ」ではなく「ゼァリィズ」
と聞こえたり
「good girl」が
「グッドガール」ではなく「グッガール」
に聞こえたり、
それを随時、修正し正しい発音で音読することが大切なのです。
自分の口で言えるということは
＝（イコール）
その文章が聞き取れるということ！
になるのです。
これは日本語でも同じです。
例えば自分の口で
「いらっしゃいませ」
という言葉を発声できるから
コンビニ店員さんやガソリンスタンド店員さんの少し速めの
「っらっしゃいぁせ～！」
とちょっと速い音も聞き取って理解ができるのです。
②CDの速さで訳が分かる！
正しい音を発声して「音取り」ができるようになったら
次は「意味取り」です。
速読英熟語を１周すると５０回分は音読をしているのでだいぶ慣れてきていると思います。
２周目はその速さで「一文を通して訳もわかる」ことを目標にしていきましょう！
本文を見ながらで全然大丈夫です。
最終的には
その速さで長文も読むことを目標にしましょう！
③CDとテキスト（スクリプト）を分けて使う！
3周目に入るとCDとテキストは分けて使います。
テキストはCD並みの速さで速読し、長文読解の点数を伸ばすために使っていきましょう。
CDはテキストを見ず、音声だけで文章を理解することを目標にしましょう！
ここまでくると、一度聞いて、自分で正しく発音したことのある文章であれば
音だけで理解するのは可能だと思います！
【参考程度に】個人的な私のリスニング勉強法
私の場合は受験生当時、
iPodにセンター試験や速読英熟語の音源を入れて電車でひたすら聞き流していました。
※当時はスマホがありませんでした。
聞き流しながら少し口ずさんで小声で発音もしていましたね。
今の時代はマスクをしているから電車の中でも、口の形も意識しながら発音しやすいと思います(笑)
聞き流すだけで英語が喋れるようになる！？
というのはちょっと違うと思いますが、
一度理解した文章を聞き流すのはリスニング力アップの補助にはなると思います。
私は配達の仕事をしていた時代があったのですが、
他の同僚のドライバーがラジオを聞きながら車を運転しているのに対して
私はTOEICや英検の音源を聞き流しながら運転をしていました。
もちろん事前にシャドーイングをして
「音取り」「意味取り」ともにできるようになった音源ですが、
補助的に運転中に聞き流すことで、スキマ時間を有効に使っていました。
そしてTOEICは880点取得、英検は1級も取得できました。
なので、少しは効果があったのではないかと思います。
受験生の皆さんは学校や塾帰りの電車の中でスマホに入れたリスニング音源を聞き流して、
マスクの下でぼそぼそシャドーイングするのも良いのではないでしょうか？
共通テスト対策オススメ本！
そして、どうしても共通テスト本番までリスニング対策が間に合わない！という人には
『１ヵ月攻略！共通テストリスニング』
こちらの本もオススメです！
DAY１から順番にやっていくのがオススメですが、どうしても時間がない場合は苦手な大問だけやるのも良いでしょう。
問５，問6は特に苦手な人が多いと思います。
共通テスト本番までにしっかり得点できるようになっておきましょう！
まとめ
武田塾式のシャドーイングはテキストとCDの両方を使って
1周目でCDの速さについていく。
2周目でCDの速さで訳を理解する。
3周目でCDとテキストを分けて使い、
・CDだけでも英文を理解できるようにする！
・テキストをCDの速さで読めるようにする！
という流れになっています。
以上が武田塾式シャドーイングのやり方でした。
もし、リスニングの成績が上がらないというのであればぜひ本記事を参考にしてほしいです。
共通テスト本番に向けてあと１か月ほどとなりました。引き続き頑張っていきましょう！
