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早稲田大学の人間科学部についてわかりやすく紹介してみた!!

早稲田大学人間科学部についてわかりやすく紹介してみた!!

こんにちは! 武田塾河内松原校です!

今回は早稲田大学人間科学部の特徴や入試制度について紹介していこうと思います。

早稲田志望だけど、どこの学部に出願しようか迷っている方や、

早稲田の人間科学部ってどういったことを学ぶのかよくわかっていない方は是非この記事を参考にしてみて下さい!!

早稲田大学大隈講堂
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人間科学部ってどんな学部?

早稲田大学人間科学部は1987年に、早稲田創立100周年事業の一環としてつくられた学部です。

 

スポーツ科学部とともに、埼玉県所沢市にある所沢キャンパスに内在されている学部であり、

 

自然豊かな環境で勉学に励むことができます。

 

また、早稲田大学人間科学部は、「人間環境科学科」・「人間福祉科学科」・「人間情報科学科」の3つの学科に分かれています。

 

これらの学科では、文系的な学問だけでなく、理系的な学問について学ぶことができる、文理融合型のカリキュラムが用意されています。

 

以下では、この3つの学科について紹介していこうと思います。

 

 

人間環境科学科

人間環境学科は、人間の視点から見た「環境」を主軸にして、幅広い分野を学ぶ学科です。

 

主に学ぶ科目の分野は「生物・環境系」、「文科系」、「心理・行動系」、「社会系」の4つの分野に大別されています。

 

また、主に4つの分野に分かれてはいますが、この4つの分野以外の科目を研究してはならないというわけではなく、

 

自由に様々な分野を研究することもできます。

 

さらに、講義形式の授業だけでなく、フィールドワークの実体験形式の授業や、実験形式の授業などもあります。

 

 

健康福祉科学科

健康福祉科学科は、新しい健康科学を追求することを主な目的とした学科です。

 

この学科では、人間が肉体的にも精神的にも健やかに過ごしていくために必要な研究を主に行っています。

 

また、主に学ぶ科目の分野は「健康・生命系」、「臨床心理系」、「医工人間学系」、「保険福祉系」の4つの分野に大別されています。

 

生命科学や医工分野のような、看護学部や医学部で扱う学問も学べますし、

 

カウンセリングや臨床心理学のような、文学部や心理学部で扱う学問も学ぶことができます。

 

 

人間情報科学科

人間情報科学科は、人間が社会的に生きていくためには欠かせない「情報」というものの成り立ちを分析し、

 

情報を用いて、現代社会をさらに豊かな環境にすることを追求する学科であります。

 

この学科で、主に学べる科目の分野は「情報科学系」、「人間工学系」、「教育工学系」、「コミュニケーション学系」、「認知科学系」

 

の5つの分野に大別されています。

 

このように、「情報」という名前が付いた学科であるので、理系の学科なのだと思われがちなのですが、

 

認知科学や言語学、さらに教育についての学問も学ぶことができる、文系の特色も兼ね備えた学科なのです。

 

 

 

早稲田大学人間科学部の入試制度

人間科学部の入学試験の方式について、以下は以下の通りです。

※今回に限っては、指定校推薦制度と外国人入試、転学科、編入試験の紹介については省かせていただきます。

 

①FACT選抜

 

②一般選抜

 

主にこの2つの入試が執り行われています。

 

以下に3つの入試方式について詳細に説明していきたいと思います。

 

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①FACT選抜

FACT選抜(Fundamental Academic Competency Test)は大学で研究していくうえで必要な基礎能力を総合的に評価する入試です。

 

この入試では、主に「対話・論理・表現・分析・省察」の5つの力を推し量ります。

 

選考方法は、1次試験と2次試験に分かれており、

 

1次試験では、事前課題や志望理由書などを考慮に入れて、合否が判断されます。

 

そして、2次試験では、数量データの分析・論考・表現を含んだ論述試験と、面接試験が実施されます。

 

論述試験に関しては、他の大学の小論文試験の問題とは少し異なっており、多少の数学力が必要になってきます。

 

また、少ないですが、英文も出てきているので英語の力も多少必要になってきます。

 

さらに、この入試の出願資格は、全体の評定平均値が3.9以上となっているため、学校の勉強もかなり頑張る必要があります。

 

 

 

②一般選抜

共通テスト利用入試

早稲田大学人間科学部にも、もちろん共通テスト利用入試があります。

 

ただ、3科目での入試ではなく、5教科7科目の試験なので、

 

この形式の入試は、早稲田を第一志望にしている人向けの入試ではないと言えます。

 

また、入試科目と配点は以下の通りです。

 

~共通テストのみの方式~

 

国語:100点

 

数学1A:50点

 

数学ⅡB:50点

 

英語:100点

 

理科(物基・化基・生基・地学基から2,または物・化・生・地学から1科目選択):100点

 

社会(世界史B、日本史B、地理B、政治経済、現代社会、倫理、倫理・政治経済から1科目選択):100点

 

 

~共通テスト+数学選抜方式~

 

国語:20点

 

数学1A:20点

 

数学ⅡB:20点

 

英語:40点

 

理科(物基・化基・生基・地学基から2,または物・化・生・地学から1科目選択):20点

 

社会(世界史B、日本史B、地理B、現代社会、倫理、政治経済、倫理・政治経済):20点

 

個別学力試験(数学ⅠAⅡBⅢ):360点

 

 

 

一般入試

早稲田大学人間科学部は、文理融合型の学部であるため、

 

文系・理系両方の入試方式があります。

 

入試科目と配点は以下の通りです。

 

~文系方式~

 

英語:50点

 

国語:50点

 

選択科目(日本史B・世界史B・数学ⅠAⅡBから1科目選択):50点

 

 

~理系方式~

 

英語:50点

 

理科(物理・化学・生物の中から1科目選択):50点

 

数学ⅠAⅡBⅢ:50点

 

 

また、人間科学部は早稲田の中では最も受かりやすい学部ではあるのですが、英語に関しては他の学部にも引けを取らないくらい難しいです。

 

長文問題もそれなりに難しいのですが、特に前置詞の穴埋め問題がとても難しいです。

 

普通の熟語帳には載っていないような熟語が出てきて、それが分かっていないと解けない問題や、

 

どちらの前置詞を入れたらよいか迷ってしまうような悪門じみた問題も出題されています。

 

早稲田の人間科学部を受験する方は、こういった問題に対応するために、独自の対策を練る必要があります。

 

 

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

早稲田大学人間科学部は、文理融合型の学部であるため、

 

文系にも理系にも門戸が広いです。

 

現状では、夢や目標がないというような人は、是非色んな学問を扱っている人間科学部を受験してみて下さい。

 

もしかしたらそこで夢や目標があっさりときまるかもしれませんよ。

 

 

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参考文献

記事を作成する際参考にしたサイトはhttps://www.waseda.jp/fhum/hum/です。

(早稲田の人間科学部 2022年3月18日)

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