こんにちは!
武田塾河内松原校です。
本日は、受験生になる前にやっておきたい参考書~数学編~を紹介したいと思います。
英語については↓の記事をご参照ください!
https://www.takeda.tv/kawachimatsubara/blog/post-178749/
目次 ・初学者向け まずは教科書の例題レベルの参考書を終わらせよう
・理系、数学が得意な人向け 先取りすべき? チャート式は使うべき? 参考書を「やった」の基準
・小中レベルが怪しい人向け ちゃんと戻ってやり直しましょう!
・まとめ |
初学者向け
まずは教科書の例題レベルの参考書を終わらせよう!
根本的な目安になるのは教科書で、受験生になる前に教科書に載っている例題を一通り解けるレベルにまで持っていきたいですね。
ただ、それを教科書だけでできる人とそうでない人がいます。
恐らく、後者が多いのではないでしょうか。
ということで、授業についていけなかった人や一度理解したけど忘れてしまった人は、まずは教科書の例題レベルの参考書を終わらせましょう!
『やさしい高校数学 数Ⅰ・A』
『数学I・A 入門問題精講』
『初めから始める数学Ⅰ』
理系、数学が得意な人向け
先取りすべき?
理系志望の人は参考書で先取りすることが必要になってくるでしょう。
学校のペースで合わせていると、Ⅲが終わるのが結構遅かったりしますしね。
数学に自信がある人は、教科書の章末問題が一通り解けて入試の基礎ができている状態にまで持っていきたいですね!
『チャート式』は使うべき?
チャート式は問題数が多く、やり切るのに時間がかかるため、受験生からチャートを使うのはオススメしません。
もしチャートをやりたいのであれば、受験生になる前に終わらせるようにしましょう!
武田塾のルートで言えば、『基礎問題精講』を中心に『チャート式』や『Focus Gold』の例題を一通り受験生になる前にやっておくのがオススメです!
武田塾のルートでは『チャート式』を採用していません。
というのも、受験生になり勉強を始める生徒が多く、時間に制限があるため、厳選された問題集である『基礎問題精講』に取り組んでもらっているからです。
でも、どうしても『チャート式』をやりたい場合は、夏前までに終わらせることを意識して進めましょう!
「やった」「やっていない」の基準は?
参考書を「やった」「やっていない」の基準ですが、数学の場合、問題文だけを見て自分で式をつくり、解答まで持っていける状態になれば「やった」と言えるでしょう。
反対にやったことにならないパターンとしてよくあるのが、
・答えの数字を丸暗記する
・記述式において文字を間違ったり、行間を抜かすなど中途半端に解答する
「参考書を1冊完璧にする!その基準とは?」の記事にも書きましたが、参考書を「やった」と言える基準ってかなり高くて、一周したぐらいでは「やった」とは到底言えないんですね。
数学の場合、答案を完全再現でき、入試本番レベルにまで仕上げて初めて「やった」と言えます。
解答を隠して自分で再現して更に解き方の指針が口頭で言えるぐらいに仕上げましょう。
入試本番、問題を見た瞬間にパッと思いつくまでのレスポンスがどれだけ速いかが勝負になってきますからね、数字の丸暗記にならないように、今言ったことを意識しながら普段の勉強に取り組んでいってください!
そして、一度習得した内容を入試本番時に自信を持って使えるようにするためにも、何度も何度も復習して自分のものにしてください。
小中レベルが怪しい人向け
小中レベルの内容に自信がない人は、しっかり戻ってやり直しましょう。
『やさしい中学数学』
この一冊で中学3年分の内容が学べます。
まとめ
・受験生になる前に『やさしい高校数学』や『初めから始める』を使って数学の概要を理解して終わらせておきましょう!
・余裕がある人は『基礎問題精講』や『チャート』を進めましょう!
・小中レベルが怪しい人は中学3年分の学習内容が一冊になった『やさしい中学数学』をやりましょう!