こんにちは 武田塾勝田台校です
皆さんは英語の勉強ってどうしていますか?
予備校などで指導されたカリキュラムに従って、あるいは授業を進めて勉強していると思います
どんどん進めている時、ふと思ったことはありませんか?
【いつの間にか分からないことが多くなっている。。。】
そんな時はどのように対処しています?
今回はそんな時の武田塾ならではの回避方法をお伝えしたいと思います
『大岩のいちばんはじめの英文法』(以後『大岩』と表記します)
皆さんが英語の勉強を始める時に最初に手に取った参考書ですよね
もしも、その参考書に戻って勉強してください!!!って言われたらどうしますか?
『大岩』に戻る3つのサイン
『大岩』に戻らないといけないサインについて話したいと思います
あなたにもこれが当てはまったら『大岩』に戻ろう!ということですよ
実際、武田塾の参考書ルートでは『大岩』を1番最初に終わらせて英文法、英文解釈、長文とどんどん進んでいきますが、ある時点で『大岩』に戻った方が良いと話すことが結構あります
何なら長文まで進んでいても『大岩』に戻った方が良いかもしれないと指導するケースもあります
『大岩』を1週間で復習して長文に戻ってくる、そうするとすんなり上手くいく、みたいなことがよくあるのです
ルートが進んだ後で『大岩』に戻った方が結果的に上手くいく、みたいな事があるのですが、これは武田塾ならではの指導テクニックと秘伝の技なのです
文法戻し、大岩戻し 今回これを大公開しますね!!!!
次の3つに当てはまったら『大岩』に戻った方がいいよ、という話をしていきたいと思います
ケース① 英文法が分からない
先ず1つ目は英文法の問題集『関正生の英文法ポラリス』で英文法の解説が理解できなかったら戻ろう!
このケースは、一番多いかもしれないですね
『関正生の英文法ポラリス1』、『Next Stage』、『Vintage』
この辺の参考書全て含めて、レベル合ってないよ~と感じた時は要注意
これらは英文法がわからないまま進みがちな参考書なのですが、解説を読んでわからないという事は、レベルが合っていないのです
全教科に共通していますが、解説がわからなかったらヤバい!ですよね
レベルが合っていないから戻った方がいいよ~となるのです
『大岩の英文法』を読んで、よし!満を持して問題集だ!と取り組んでみたら、あれ? 即戻しだ!わかってなかった!みたいな
勉強が苦手な人はしっかり読んでほしいのですが・・・
関係代名詞の~用法で、とか、仮定法の現在で、過去で、とか、参考書の解説は基本的に文法用語を使って解説されているので、そもそも文法用語がわかっていないと何を言っているか理解できません
それって問題を解く以前の問題なんですよね
『大岩』をちゃんと読み込んで関係代名詞・分詞構文・仮定法ばっちりです!!!という状態にしてから次にいかないとキツイですよね
『大岩のいちばんはじめの英文法』と書いていてあるから少なそうに、簡単そうに見えますが
そんなことはありません、基本的な英文法の必要な項目や公式、例文の形など覚えるべき部分は網羅されています
次に進む『Next Stage』、『ポラリス』の序盤の問題は知識としてはだいたい同じものが出てきていますが・・
ここで『Next Stage』、『ポラリス』などの注意点として、これらの参考書は理解に特化したものでなく、演習量をこなすためのものなので、理解できていない場合は『大岩』に戻って英文法を確認せざるを得ないという風に考えてほしいのです
英文法の参考書には目次があって、テーマが出ています
分詞・分詞構文・仮定法などテーマが曖昧だったら戻った方がいいサインかもしれないですね
具体例を挙げると、仮定法過去・仮定法過去完了・混合仮定法・仮定法未来とかありますよね
wereとかshouldとか、「if it were not for」など大岩にも出てくるんですけど、結構ポラリスとかにも出てくるんですよね
という事は、大岩がしっかり身についている、もしくはやらなくてもいいレベルで分詞構文がすでにできているとしたら、『ポラリス』の初見正解率もある程度取れるはずなのです
そこが半分も取れない、または2~3割の場合は『ポラリス』ではなく、他に問題がある可能性が高いという風に考えてほしいのです
しかし、どうしてみんな気づかずそのまま先に進んでしまうのでしょうか???
問題は何となく戦えなくないはず、4-5割は解けるとは思うと思っている人が多いのが原因です
でも解説を理解しないと意味がないことをどれくらいの人が分かっているでしょうか?
解説が理解できてない場合は、4-5割の問題が解けていても、『大岩』に戻る必要があるのです
この考え方を勉強が苦手な人こそ、覚えておいていただきたいです
手応えがないままの勉強を進めていくのはとても危険だと思っています
例えば、英文法の参考書をやっていて問題を解く場合、解くのがゴールじゃないです
解いて、その後に解き方などを復習して、似たような問題が出てきたら、こう説くんだということをちゃんと理解するところまでが勉強なのです
英文法の問題集をやっていて、今、その手応えがありますか?
その手応えがない理由はそもそも解説がわからないからです
そして、解説がわからない原因は何かというと、前にやった『大岩の英文法』が本当に意味でマスター出来ていないから、という風に原因を辿っていくと行きつく先が『大岩』に戻ることに繋がるんですよね
『Next Stage』、『ポラリス』などで問題の解答根拠を解説してください、と言われた時にドキッとしたら、基本的に疑った方がいいかもしれないですね
英文法問題集の解説がわからない場合は『大岩』に戻る、これは一つのサインです
そのくらい『大岩』は大事なんです
バイブルというか、英語の土台というか・・・
『Next Stage』、『ポラリス』でどん詰まっている人も、一旦『大岩』に戻すとスムーズに先に進めたりするものです
初手の『大岩』の大事さを今一度実感しなおしてください!
ケース② 英文解釈が分からない
次は英文解釈の話に移りましょう
『肘井の読解のための英文法が面白いほどわかる本 必修編』をやっていて、手応えがなかったら戻ろう!
先ほど話した英文法の問題集は問題があるから解けた・解けないで進みやすいと思うんですが、『肘井の読解のための英文法』は『大岩』がわかっていなければ、マジで本当に地獄です
『大岩』が身に付いていなければ参考書の内容が全くわからないと思います
特に解釈になって発生する原因として大きいのはまず、5文型の理解です
『大岩』は意外と解釈っぽい要素を初手から始めています
そもそも5文型の単元もあるし、それ以降の単元も5文型を色で分けるとこうだと表現しているんのですけど、その辺を適当にささっと流して英文解釈の理解度が薄いと5文型でつまずくことが多いです
あとは名詞・形容詞・副詞の理解、不定詞でも名詞・形容詞・副詞それぞれの使い方の話が出てくるのですが、『肘井の読解のための英文法』でも出てきます
名詞・形容詞・副詞ってそもそも何?というところが曖昧なまま解釈に進むと、マジでマジで地獄です!
形容詞と副詞の違いを説明して!と言われた時にパッと言える人は解釈でそんなに苦労しないと思います
しかし副詞と形容詞の違いがわかっていないということは、( )の付け方自体もぐちゃぐちゃなはずです
それで『肘井の読解のための英文法』が仕上がるわけがありません
見よう見まねでなんとか訳していても、訳だけはそれっぽく出来ている雰囲気になっているけれど、説明の文章のところが全然理解出来ていない可能性が高いですから、長文でつまずくはずなので要注意です!
こういう人も文法の『ポラリス』に戻るのではなく『大岩』に戻ろう!
『ポラリス』はあくまでも問題集です
説明の本ではなくて、理屈を説明してくれているのが『大岩』なのです
だから全てにつまずいたら『大岩』に戻ろう!
全ての道はローマに通ず、ローマから全てが始まっているという話がありますが、全ての英語は『大岩』に通ず
元を辿れば『大岩』なんです
『英文法ポラリス』でつまずいても『大岩』
『肘井の読解のための英文法が面白いほどわかる本 必修編』でつまずいても『大岩』 です
ケース③ 長文が分からない
そして3つめは長文でつまづいても『大岩』
長文なのでルートとしては距離感がありますが、『大岩』が身に付いていないことに気づかないまま2-3か月経ってしまった・・
文法・解釈もそれぞれ気づかずに長文まで辿り着いてしまった・・
もしこれが『大岩』という名の癌であれば末期状態ですよ!!!
早期発見しておけば解決出来たのに、気づかないままポラリスもやって、肘井の読解もやって、さあ長文にも挑んだぞ!というところで、長文でうまくいかないな、ここで気づいて『大岩』に戻るのでもOKです
長文からでもなぜ『大岩』に戻るかと言うと、長文の参考書を開くと解説にSVOCが振ってありますよね
苦手な人はここをスルーするんです
勉強が得意な人からしたらマジで⁈ SVOCをスルーなんてあり得るの?みたいな感じかもしれないですけれど、苦手な人はドキッとしているでしょ?
参考書の長文にSVOCとか振ってあるけど何に使うの?って思っているのではないでしょうか
SVOCをふる意味すら解らない人も多いと思います
問題を解いて、答え合わせをして、解答一覧のページはさすがに見て、間違っていた場合は解説を読んで、「なんかついているけど・・・」ま、次にいくか!みたいな感じではないでしょうか
「SVOCってなんやねん!」 「これが何になんねん⁈」と思う気持ちはわかるけど、めちゃくちゃ重要なんです!
長文のSVOCを振るのも怪しい人は、『大岩』に戻った方が良いサインです
基本5文型が怪しいということですから『大岩』に戻った方が良いに決まっているのです
長文で「ここが大事」「解説」「THEルール」みたいな感じで長文の問題を作った人も、大事な部分だと注目している部分は難しい文である可能性が高いから仕方ないと思います
しかし中学生でも理解できる普通の文でつまずいている場合は『大岩』が怪しいのです
1文目から精読が怪しいのですが・・・それは『大岩』に戻った方が良いサインです
『大岩』はすごい参考書なんだぞ!!!
高田先生は無料受験相談や武田塾の教室を回る中で何人も『大岩』に戻してきました
5文型が怪しいから「2-3日あれば行けるから大岩に戻って復習しよう」、「いけました!」という感じで救ってきたことは結構あります
やはり英語長文となると単元じゃないのが一番大きいと思っていて、文法・解釈は「この章はこのテーマ」というのがあってその練習をしますが、英語長文は全範囲からいきなりポンと出てくるので、基礎がこっちの引き出し、あっちの引き出し、といった風に直ぐに引き出せない人は『大岩』に戻った方が良いのです
急に不定詞が出るかもしれないし、分詞構文・関係詞が来るかもしれなません
それをいちいち思い出さなきゃ違いが説明出来ないのに長文を読めるわけがないんです
一文一文をささっと精読しようと思っても全然進まない場合は基礎的な文法の引き出し力や完成度に問題があることが多いのです
逆にこの辺りをクリアにすると英語が面白いようにわかってきます
今、英語をやっているけどいまいち手応えがなかったり、しっくり来ていなくて何のためにこの勉強をしているんだという人は、たぶん、そもそもの土台・大前提の知識が抜けている可能性が高いです
でもそれを1個入れてあげれば、「なるほど! だから『大岩』はこんなに大事なんだ」とか「だから英文法の勉強をこうしているんだ」とか「SVOCを振らないと長文は読めないんだ」とか、全ての勉強が『大岩』を極めれば見えてくることが分かります
勉強の理解度をより高めるためにも『大岩』で基礎を固めることが大事!
自分は『大岩』は大丈夫だと思っている人も必ずしも今の言ってきた症状に当てはまっていなかったとしても、『大岩』を昔やったんだとしたら1回振り返ってもらうのはプラスの面でもめちゃめちゃおすすめです
英語長文まで進んできたときに見る『大岩』は最初に見た『大岩』とは別物に見えると思うんですよね
いろんな文法項目も増えてきたりとか、精読・長文も読み進めてきたときに気づく『大岩』の凄さが絶対にあるはずなんですよね
初心に戻るというか、品詞の重要性に気づくとか、5文型のありがたさにそこで初めて気づくとか、基本的な代名詞・副詞、また、それ以外の構造に関する文法事項などの理解の重要性に初めて気づく、必要に迫られているからこそ『大岩』のありがたさに気づく
という事が全受験生に共通して言えることかなと思います
どれくらい気づくかというと、早慶にすでに受かった人が『大岩』を読んで、「これ、受験生の時に欲しかった」と言えるぐらい得るものがある・・・という風に認識してもらって構いません
『大岩』ってすごい本なんです!
だからこそ、みんなにはちゃんと身に付けてほしいし、中途半端な状態だと絶対につまづきます
そしてつまづいた人は戻って復習して身に付け直してほしいのです
改めて『大岩』の重要性を伝えたい回でした!!!
今回のまとめ
『大岩のいちばんはじめの英文法』に戻る3つのサインは
- 英文法の解説が理解できなかったとき
- 英文解釈につまづいた時
- 長文のSVOCがふれなくなった時
問題集がわからないと思ったら『大岩』で基礎を固め直そう!
目的地点に早く到達するために進み続けるのではなく【急がば回れ】精神で頑張ろう!!!
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