こんにちは、武田塾勝田台校です!
受験生の皆さんは志望校を決めていますか?
まだ何も決めていない人・・いませんよね?
これから決めればいいや~・まだ偏差値も上がってないし受験するときに受かりそうな大学にすればいいや~
と先延ばしにしていると目標のない受験勉強になってしまい実は恐ろしいことになってしまいますよ
出来るだけ早く志望校を定める事 これは必須ですよ!!!
受験科目が多い国公立大学は時間がないので間に合わないと最初から諦めていませんか?
私立大学を受験する人が多いとは思いますが、国公立大学を受験しようと思っている人もたくさんいると思います
今回は人気の上位国公立大学に注目した受験対策をお伝えしたいと思います
時間がないと諦めるのではなく、要領の良い勉強方法を考えてみましょう
人気上位国公立大学とは
東京大学、京都大学、一橋大学、東京工業大学、旧帝国大学などの 難関大学は除外した大学です
受験生が目指しやすい、いわゆる 「TOCKY」 と呼ばれるのが
筑波大学、お茶の水女子大学、千葉大学、神戸大学、横浜国立大学などです
旧帝大でも目指しやすい
北海道大学、九州大学なども人気があり、学部によっては難易度が低い場合もあります
また、それぞれの地域で人気のある
関西では大阪公立大学
関東でしたら東京都立大学
理系だと電気通信大学や京都工芸繊維大学、東京農工大学などは難関で対策も難しいですが人気があり、志望する生徒が多く受験相談でよく名前が挙がる大学です
地方大学は対策をしっかりすれば難しい問題はあまり出ない大学もありますが、それよりも少しランクが高い、旧帝大と地方大学の間に位置するくらいの大学について、今回はお話しましょう
受験対策方法
まず国公立大学を目指すための勉強方法って何かわかりますか?
『全ての教科を完全に仕上げないといけない』でしょうか?
関西でとても人気の神戸大学を例に挙げてみましょう
神戸大学は人気で難しいイメージがありますね
実際に学部によっては北海道大学や九州大学よりも偏差値が高かったりします
しかし神戸大学の特徴としては、あくまで高田先生の個人的分析結果ではこんな感じです
典型問題の出題割合が高く、完成度を重視している
これは、先に挙げた大学全般にも言えることです
神戸大学、筑波大学、横浜国立大学などを目指す人は、とても意識が高いのですが間違ってそれ以上の対策に手を出して失敗してしまうことが多いです
基礎、入試の標準レベル、典型問題を徹底的に固めて勝負することの方がいかに重要なのかをお話ししましょう
武田塾のルートでいうと 日本大学 → 地方国公立大学 → 最難関大学 という感じでざっくり3段階に分けていますが、地方国公立大学レベルまでのルート完成度が高いと、その先の大学を十分に狙えるようになりますが、いきなり難関大学対策をすることに時間を費やしてしまうと狙えるわけがないのです
これまで受けた様々な受験相談でも勘違いしている人が多いのは志望大学に合った参考書をやろうとすることです
例えば神戸大学志望で「文系数学の良問プラチカ」や「ポレポレ」を使っている人が多いのですが、参考書を解く前にまずは実際の入試問題を見てください
「文系数学の良問プラチカ」レベルの難題が出るのか、「ポレポレ」レベルの解釈が要るのかという事を分析してみてください
実はそのレベルは出ないのです
では、何で差がつくのかというと、それが典型問題なのです
基礎と標準レベル対策
焦って上のレベルに手を出さず、基礎と標準レベルをしっかり丁寧に仕上げて完璧にしよう
特に国公立の前期入試ですが、旧帝大までは受けない受験生たちの戦いなので、基礎の完成度を上げてからそれぞれの大学の2次試験に合わせた対策が必要です
受験戦略方法
そして、次にお伝えしたいことは、入試の戦略が重要だということです
旧帝大を目指す人は全教科得意な人が多いが、上位国公立を目指す人で全教科得意なわけではない・・・それはそれでいいです
但しどの教科をどの順番でどう取り組むのか、これを誤るととんでもないことになります!
勉強する教科の順番
そこでまず、配点を調べてみましょう
志望校ごとに配点があって、例えば広島大学ならこの教科の配点が大きい、など各大学の傾向があるので配点が高い教科、お城でいう本丸から攻める
そういった風に
受験戦略を間違えないことが大事です
必要か必要でないか
国公立はやらなければならない事が多いですよね
漢文を極めたい、理科基礎も極めたいなど無限にあります
ここで大事なのは、取捨選択して対策するということです
自分の中でどれを取ってどれを捨てるのか、優先順位を決めて1番優先順位の高いものから攻めていきましょう
例えば、理系の国公立大学志望だと高3の春から国語や地理Bを気にしている場合ではなく、数学と英語は配点が大きいところが多いので、最優先で勉強していきましょう
部活をしている人であれば、おそらく数学と英語だけで手一杯になってしまいますが、頑張って理科ぐらいまで勉強しておけば優先順位を逆算して決めることも出来て有るになります
ということで
科目配分を決めよう
時期ごとに科目配分を決めると有利に勉強を進められます
ここをミスってしまうと不利な戦いを強いられることになるでしょう
最初は、捨ててしまえる科目があるぐらいの気持ちでもいいと思いますが、その代わりに、やると決めた科目を仕上げる事が上位国公立大学の基本戦略だと思います
キミの武器は何だ!!
人よりも得意な科目が一つでも多く持っている人はとても有利になることは間違いないです
早めに武器を1つずつ増やしておきましょう
『夏を制する者は受験を制する』が夏前から始まっている
2次試験で3教科受けるのであれば1科目だけ捨てる、後回しにする科目があってもある程度仕方がないと言えますが、配点の大きい2つは押さえておいてください
でも、共通テストはトータルで取らないとならないので、そうなると、夏休みがめちゃくちゃ大事
夏休みに勝負する科目を徹底的に完璧にするためにも、共通テストにだけ使う科目は夏までに勉強を開始しておきましょう
逆に言うと
4~6月の期間は2次試験で使う科目の基礎、実力をしっかりつけてください
このように、時期ごとのスケジュールを練って全体戦略を立てることが重要であることがわかりますね
そうなると、長期の計画は?という話になりますね
優先順位の決定
この大学だったらどの参考書をどのレベルまで仕上げる必要があるのか、これは受験相談でも聞かれますし、気になる人も多いと思うのです
2次試験の科目で地方国公立大学のレベルに上げるには、そこから足すのか足さないのか
例えば「物理のエッセンス」「良問の風 物理」までは仕上げて、もちろん「名門の森 物理」まで仕上げた方が物理はより点数を稼げる科目になりますが、そこまでやるのかやらないのか、の判断が難しいですね
そういう場合、どうしたらよいのか。。。 国公立大学志望の人にはとにかく時間がないのです
秋以降に取り組むべき分野なのかどうか優先順位で決める戦略が大事です
稼ぎに行って武器にできる、仕上げ切れるのであればいいですが
自信がない限り難しい科目や分野には執着しないでください
東京大学、京都大学志望の人は全部オールマイティーにこなす必要がありますが、人気上位国公立大学の場合は違います
時間は有限なので優先順位が低い科目や分野は捨てましょう
特に選択を迫られる秋以降は過去問を基準に考えて対策をしましょう
参考書を足すか足さないかより仕上げ度をあげる
過去問対策をしていく中でさらに難しい参考書を求めようとする人がいます
時期ごとにやる事を明確にして、最後に過去問題を解きながら足すか足さないかを判断しましょう
過去、人気上位国公立大学に受かった人たちも、全部を完璧に仕上げたわけではないのです
そこまでやらなくても合格できる戦略はきっと見つかると思います
今のこの時期は優先度の高い科目をいかに早く仕上げるかを意識して勉強を進めていきましょう
戦略は何度も見直す
優先度の高い科目を早めに仕上げて武器にしたら、夏以降は次に何を武器にするか!
小まめに戦略を見直し、立て続けることが大事です
秋以降の戦略
参考書の追加
過去問題を照らし合わせて全体を見て必要であれば追加しましょう
無理に新しい参考書をやる必要はありません。過去問演習を中心に進めていきましょう!
ちょっとした裏技
秋以降に行う特殊な戦略としては
参考書を1ページ目から始めず、過去問題に出る分野から勉強する
数学で説明すると分かりやすいので例えると
数学の「基礎問題精講」はぎりぎり終わらせて、基礎には自信がある状態で次は応用レベルをやりたいけど全部やる自信はないのです
そういう時は、一旦過去問題をやってみて、今の自分の実力を知ってください
過去問5年分の傾向を見ると、よく出てくる分野がわかります
あるいは自分が点数を取りたいところ、そういった分野が出てくるので、その上で入試レベルの数学の問題集を1ページ目から全てやりきるのではなく、微分は絶対に出る、確率、整数も出る、図形も出るだろうから!など
試験に出そうな分野を見定めて参考書でその分野だけを完璧にする
これで何とか間に合わせることが出来ます!
今回のまとめ
時期を考えながら取捨選択をして科目バランスを取ることが出来る人は現役合格できます!
人気上位国公立大学は倍率が高くなるので差がつくポイントを抑えて戦略を立て合格を掴み取ろう!
頑張れ受験生!!!
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