みなさんこんにちは!!
勝田台駅から徒歩5分、
このブログをご覧になっている皆さんは、きっと大学受験をすると思います。
大学のオープンキャンパスなどで日頃から情報収集をしている方は「大学生活」のイメージをしっかりと持っていることでしょう。
しかし、現在の状況ではオープンキャンパスに行ったり、大学生と交流したりするのは難しいかもしれません。
また、何となくでも「大学生は自由」というイメージを持つことで、大学に行きたいというモチベーションが高まることでしょう。
そこで、本日のテーマは、
高校と大学の授業制度の違いです。
この記事では、大学ならではの授業制度を解説していきます!
ライトな内容なので、深く考えずご覧ください!
単位って何?
単位とは平たく言うと、履修した授業の数のようなものです。
ある授業を履修し、出席日数や課題の出来、テストの成績などの条件を満たすと単位が来ます。
週2の授業は、単位数が大きく設定されています。
一方で、半期の授業などは単位数が小さく設定される傾向にあります。
1年間で取った単位数が「進級の条件」になり、4年間で取った単位数が「卒業の条件」になります。
単位を一気に取ったらどうなるの?
残念ながら、単位は半年ごと、あるいは一年ごとに取れる上限が決まっています。(そもそも、一度に履修申請ができる単位数にも上限があります。)
しかし、1年ごとの上限は卒業条件の単位数の大体1/3くらいです。
つまり、計画的に頑張れば3年で単位を取りきることができ、残りの1年は好きなように過ごせます。
世間の大学4年生が暇そうなのはこのためです。(なお、理系は研究室に配属されるため、逆に忙しくなります。)
必修科目とは?
大学の科目は基本的に自分で自由に選べますが、「必修科目」だけは自動的に組まれています。
しかも、卒業条件になっており、たとえ卒業に必要な単位数を満たしていても、この必修科目の単位が取れていないと卒業できません。
英語などの語学が必修科目になることが多いです。他にも、経営系の学部であれば、会計や数学が必修科目になります。
選択必修科目もある
必修科目以外にも、「選択必修科目」と呼ばれる科目群もあります。(大学により呼称は多少異なります。)
選択必修科目は、いくつかの決められた授業の中から好きなものを選ぶことができます。
「この4つの授業の中から好きなのを最低2つ履修してね」という感じです。
もちろん全て履修しても大丈夫なのですが、学部の全員が履修する科目なので、履修登録の際の競争率が高いです。履修希望人数が定員を超過した場合、学校により対応は異なりますが、ほとんどの大学は抽選だと思います。
履修を申請するにも一度に申請できる単位数に上限があり、こうした抽選に外れるとかなり勿体ないため、早めに履修したり、内容的に代替できる選択科目を探したりするなどして上手く対処している大学生が多いです。
選択科目
こちらは、本当に自由に選択できる科目です。
一般教養科目は大体これにあたります。
本当に色々な科目があり、例えば、私は経済学系統の学部ですが、古文や生物、哲学などがありました。
他にも、同じ大学の理系学部の人から聞いた話によると、机の上を歩く授業があるそうです。(嘘くさすぎるけれど、妙にあり得そうな感じがしますね…)
本当に留年することがあり得るのか?
普通に授業に出席していれば、基本的に留年することはありません!
しかし、留年や単位を落とすリスクを上げてしまう要因は色々とあります。
・科目の履修申請を忘れてしまった!
・必修が1限だった!
・そもそも出席していない!
・期末テストを受け忘れた!
・オンデマンド授業で、同じ授業の別の回を複数端末で同時視聴していることがバレた!
(W大学のS学部のB法入門で不可100名以上のニュースは記憶に新しいですね。B法入門は辛い科目として有名だったので、このニュースを見たときは思わず笑ってしまいました☺)
大学って卒論を書かないと卒業できないの?
大学によります。
私が通っている大学では、卒論はあくまでも「選択必修科目の一部」だったので、他の授業を受けて単位を取れば出さなくても卒業できる感じでした。
卒論はゼミ(=少人数での長期間の授業)とセットになっている大学が多いと思うので、ゼミへの参加が任意であれば卒論も任意だと思います。
ただ、なぜ世間の大学生が絶対に必要という訳ではないのに卒論を書くのかというと、「卒論の単位数が多い」からです。
私の場合、「卒論+ゼミ(週1)=週2の講義×2」というレートでした。
どちらが大変だと感じるかは人によりますが、振り返ってみると「どっちもどっち」という印象でした。
まとめ
まとめると、自由には相応の責任が伴うということです。
高校にも科目選択はありましたが、「必ず全員に提出させる」という先生の努力によって、出し忘れる心配はほぼゼロだったことでしょう。
しかし、大学は「全員を卒業させよう!」という積極的な意思がないため、自分でスケジュール管理をしなければ放っておかれます。
大学生は高校生に比べると暇だけれども、ところどころ楽ではないということを何となく覚えておいていただければ幸いです!
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