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【高1・2年生向け】指定校推薦を狙うために知っておきたいこと

みなさんこんにちは!!

勝田台駅から徒歩5分

大学受験予備校・個別指導塾の「武田塾 勝田台校」です!!

 

 

高1・2年生の皆さんの中には指定校推薦を狙っている人もいるかもしれません。

武田塾勝田台校でも、10月~11月にかけて、毎年多くの生徒さんが指定校推薦で合格を勝ち取っています!

※「合格体験記」で生徒さんの体験談を聞くことが出来ます。

しかし、指定校推薦と聞くと、「受験から解放される!」という甘いイメージしか持っていない人も見受けられますが、良いことばかりではありません。

 

そこで、本日のテーマは、

指定校推薦を狙うにはどうすれば良いの?です。

 

この記事では指定校推薦について取り上げます!

 

 

 

指定校推薦とは?

指定校推薦とは、良い成績を修めた生徒を高校が推薦し、高校が推薦枠を持っている大学への入学を認めてもらう制度です。

以下にポイントをまとめます。

成績の期間・算出方法

まず、推薦の基準となる成績の対象となる期間は、「1年~3年の1学期(=夏休み前)(3学期制の場合)」です。※2学期制の場合、3年前期(秋休み前)まで。

また、成績の評価には評定平均という指標を用います。

評定平均 = 全教科の評定の合計 ÷ 教科数

評定は1~5までの5段階評価で出されますが、通知表には100点満点の数値が載っているので、まずはそれを5段階評価に換算する必要があります

※換算基準は高校によって異なりますが、80点以上は大体5になります。換算基準は特に秘密ではないので、先生に聞けば教えてもらえるはずです。

この評定平均を3年分算出し、さらに平均をとったものが最終的な成績です。

指定校推薦の期間

①3年の6~8月に指定校の開示・推薦を希望する生徒の募集

②校内選考(評定平均が最も高い人が通る)

③10月~11月頃に校内選考の結果発表

④小論文など大学からの課題の提出を経て、12月頃に正式に合格

以上の流れで進みます。

校内選考さえ通れば、ほぼ合格と考えて問題ありません。ただし、あまりにも素行が悪いと取り消される可能性があるので、普通に過ごしましょう。

 

指定校推薦のメリット

指定校推薦のメリットは以下の通りです。

・受験が早く終わる

・受験費用があまりかからない

普通に受験をすると、私立志望であれば1月末~2月末、国立志望であれば3月上旬~下旬に受験が終了します。

それに対して、指定校推薦は10~11月には進路がほぼ決定するので、早く受験勉強から解放されます。

※大学によっては、共通テスト受験を条件にしているので、そこまでは勉強を続ける必要があります。(共通テストの点が悪くても、合格を取り消されるわけではありませんが。)

また、指定校推薦だと、受験をする必要がなくなるので受験費用が少なくて済みます。

 

指定校推薦のデメリット

指定校推薦のデメリットは以下の通りです。

・色々な大学に挑戦できない

・大学入学後、一般入試組の学力より劣るかもしれない

指定校推薦に合格すると、必ずその大学に入学しなければなりません。(”キープ”のような使い方ができないということです。)

なので、他の大学を受験することはできますが、合格してもそこには行けないことになります。

また、一般入試で入学する人は、学力が認められてその大学に通っているので、大学の勉強についていけないことはそこまでありません。

しかし、指定校推薦はあくまでも高校での成績が認められただけなので、大学での成績が振るわない可能性が一般入試組よりも高いです。

 

指定校推薦を取るために必要なこと

指定校推薦を取るためには校内選考を通過する必要があります。

したがって、学校の成績を上げる必要があります。

しかし、校内選考は相対評価です。

つまり、いくら学校の勉強を頑張ったとしても、他の志願者の方が成績が良ければ合格できません。

したがって、「落ちても良いように、受験勉強もしっかりやっておく」ことがとても大切です。

受験勉強も学校の勉強も、やることはほぼ同じなので、受験勉強をしっかりと行っていれば学校の成績も上がるはずです。逆もまた然りで、学校の勉強をしっかりと行っていれば受験勉強もそこまで苦にはならないはずです。

「両立できる気がしない!」 「指定校推薦前提なので受験勉強する気が起きない!」

という方は、

学校の範囲と被っているところから受験勉強を始めるのがおすすめです。

例えば、

学校の英語のテスト範囲が仮定法であれば、「Next Stage」などの受験用参考書でもその範囲をやってみる。

学校の古文のテスト範囲の古文単語を覚えた後、テストが終わったらどんどん範囲を広げていく。

というイメージです。

このような勉強スタイルに慣れてきたら、徐々に全体を網羅できるような勉強計画を立てましょう。

 

まとめ

今回は指定校推薦について取り上げました。

受験から早く解放されるのは良いことなのですが、行き先が限られる・同大学の他の人より学力で劣るというデメリットも確実に存在します。

もちろん、武田塾で推薦合格を勝ち取った人の中には、合格後も通塾を続けて勉強に取り組んでいる人もいます。

しかし、勉強を辞めてしまう人がほとんどです。

指定校推薦を狙う動機として、単に「勉強から逃げたい」というのはおすすめしません。自分が行きたい大学が偶然指定校としてあれば、一般入試を視野に入れつつ、狙ってみましょう。

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