みなさんこんにちは!!
勝田台駅から徒歩5分、
高2生の皆さんは、現在どのような勉強をしていますか?
文系なら英語、理系なら数学、国立志望ならその両方の勉強を少しずつ進めているところだと思います。
しかし、今のところは模試の点数が一番良いので、現代文は後回しという方も多いのではないでしょうか?
現代文は英語とは異なり、勉強をしなくても文章が読めます。
ただ、勉強をしていないと、文章によって得点に差が出てしまうことがあります。
そこで、本日のテーマは、
現代文の得点を安定させるための勉強法!です。
この記事では現代文の勉強法をご紹介します!
※まだ勉強習慣が確立していない方は、現代文より英語・数学優先で勉強しましょう。
現代文の勉強が必要な理由
多くの高2生の方々は、「勉強している英語より、勉強していない現代文の方が点数が良い」 「現代文が一番得意」と感じているかもしれません。
しかし、模試の結果を並べてみると、「この回はあまり現代文の点数が良くなかった」 「文章との相性が悪かった」という感想が出てくる回があると思います。
日本人である以上、日本語を理解しているはずなのに、点数にばらつきがあるのはなぜでしょうか?
それは、「客観的な読み方(=出題者と同じ読み方)ができているかどうか」で差がついているからです。
言い換えると、入試の現代文では、できるだけ主観を排除することが求められます。
客観的な読み方を身に着けるためには出題者と同じ視座に立つことが必要ですが、それを解説してくれるのが参考書です。
勉強方法
暗記物
ことばはちからダ!
そもそも現代文が苦手という人は、語彙力が足りていないことが原因かもしれません。
この参考書では、現代文で頻出のキーワードの定義を学びます。
そして、その定義を自分なりに正しく説明できるようになるまで繰り返して覚えます。参考書の文章と完全に一致していなくても、ニュアンスが合っていれば問題ありません。
また、ある程度現代文が出来る人にもおすすめです。
その理由は、「テーマの把握」に役に立つからです。
現代文で出題されやすいテーマはある程度決まっていて(身体論・経済論・文化論など)、よくある展開がキーワードと一緒にまとめられています。
最初にざっくりとした展開を知っておけば、難解な文章も読みやすくなるはずです。
入試漢字マスター1800+
漢字は知っていれば確実に得点できる、安定した得点源です。
漢字がまとまっている参考書であれば、学校のものでも何でも良いので、一冊完璧にしましょう。(武田塾では、上の写真の「入試漢字マスター1800+」を使っています。)
漢字が書ける・読めることも重要ですが、熟語の意味を理解することも重要です。
漢字の意味のイメージを付けることで、私大の入試で頻出の、同音異義語の書き取りにも対応できます。
講義系参考書
ゼロから覚醒はじめよう現代文
講義系参考書とは、最初に現代文の読み方が載っていて、後半に練習問題が付いている形式の参考書のことです。
「客観的な読み方」を身に着けるためには、文と文の関係(接続詞に関する知識)・論理展開のパターン(対比や譲歩など)を把握することが重要です。
この参考書は、前半部分で例題を通してこれらを解説した後、後半で本格的な問題演習を行うという構成になっています。
ただ問題の答えが合っているか確認する・解説を読んで終わり、ではなく、「解答の根拠を自分の言葉で説明できる」状態にしましょう。
問題集
現代文読解力の開発講座
現代文の基本が身についている方は、問題演習を通して色々な文章に触れることが大切です。
武田塾では様々な問題集を使いますが、ここでは一例として「現代文読解力の開発講座」を取り上げます。(他にも問題集として、「現代文ポラリス1・2」なども使っています。)
この参考書は、現代文のレベルアップの有効な参考書です。
載っている文章のレベルも高いですし、文章の要約を練習できます。
文章の要約は限られた大学でしか入試に出題されません。
しかし、要約は読解力の向上に役立ちます。
要約を「文章の大事なところだけを抜き出してつなげたもの」と勘違いしている人が多く居ますが、要約は「ある文章を、構成を保ったまま圧縮したもの」と考える方が正しいです。
なので、要約の練習は文章構成の把握につながります。
私大の問題は、問題文が難しいうえに選択肢が難解です。しかし、文章構成を把握することで筆者の一番伝えたいことが分かり、どんな聞かれ方をしても惑わされないようになります。
要約が難しい人は、「意味段落分け」から始めましょう。
序論・本論(これもいくつかに分けられる)・結論に分けることができれば、これに沿って要約を作ることが出来ます。
意味段落は参考書に正解が載っているので、確認がしやすいです。その上で、参考書の要約と正しく分けた意味段落を照らし合わせてみましょう。徐々に要約の作り方が分かってくるはずです。
まとめ
今のところは他の教科と比較すると得意科目になりがちな現代文ですが、他の教科の勉強が進むにつれて、いつの間にか他の教科の足を引っ張るようになってしまうかもしれません。
そうならないように、今のうちに正しい対策方法を知っておきましょう。余裕があれば、漢字やキーワードを早めに学習し始めても損はないはずです!
↓以下の動画でこの記事で紹介した参考書や、より詳しい進め方を確認出来ます!
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