みなさんこんにちは!!
勝田台駅から徒歩5分、
受験生はこの時期、本番を見据えて過去問演習を行っています。
ところで、高校2年生の方々は、そろそろ受験学年になる自覚が湧いてきたでしょうか?
恐らく、「志望校は決まっていないが、選択科目は決まっている」という人が多いのではないでしょうか。
私も、この時期には社会の選択科目を世界史に決めていたのですが、全然勉強がはかどりませんでした。
そこで、本日のテーマは、
【高2生向け】世界史が全然覚えられないときの対処法!です。
この記事では世界史の暗記で大事なことを説明します!
筆者が世界史選択者のため、世界史を前提として語っていますが、日本史に応用可能な部分もあるはずです。
とりあえず、歴史系が苦手な方は参考にしてみてください!
歴史はインプットとアウトプットが大切
歴史は暗記科目です。
なので、筆者は高校2年生の時、通学中電車の中で、ひたすら単語の一問一答を赤シートで隠しながら暗記をしていました。
しかし、なかなか点数が伸びませんでした。センター試験で、良くて5割でした。
その原因は、「問題演習をしていなかったから」です。
世界史はとても範囲が広いので、しばらく触れていない範囲はいずれ忘れます。
しかし、共通テストなどの問題の選択肢は「時代や地域がバラバラ」です。
なので、一部の地域・時代を一時的に完璧にしたとしても、しばらく触れていない内容があれば、選択肢を切ることができなくなります。
つまり、世界史は「部分部分を完璧にする」よりも「全体をある程度把握する」ことが重要で、全体の把握に役立つのが問題演習であるということです。
インプットで大切なこと
単語同士の結び付け
世界史のインプットのゴールは、「ある用語を他の用語を使って説明できる」ことです。
例えば、一問一答の単語帳で、
「1814年から1815年にかけて開催された、ナポレオン戦争後のヨーロッパの秩序回復を図る国際会議は?」
という問題があれば、「ウィーン会議」と答えるでしょう。
しかし、「ウィーン会議とは何?」「どういうことが話し合われたか?」「いつ頃の出来事か?」と逆を聞かれた場合、答えることができるでしょうか?
できなければ、知識として汎用性に欠けています。
最低でも1つの他の用語を使って、説明できることを目指しましょう。
時系列の把握
単語をしっかり暗記したとしても、歴史の流れを把握することはかなり難しいです。参考書を何度も読んだとしても、その場では理解できますが、意外と定着しないものです。
単純な暗記が得意な人も、ここでつまずくのではないでしょうか。
どうしても流れが覚えられない場合、「世紀・年号暗記」が有効です。
ただ、全ての出来事の年号を暗記することは、確かに時系列は分かるものの、暗記量が膨大になってしまいます。
そこで、
王朝→何世紀から何世紀までか暗記(できれば前半・後半も)
メジャーな出来事→年号暗記
をすると良いです。
メジャーな出来事、というと漠然とした表現ですが、主に戦争(事件・事変)・革命の勃発や講和条約が該当します。
これらをある程度暗記してしまえば、意外と流れが分かるようになってきます。
アウトプットで大切なこと
アウトプットのタイミング
暗記が完璧でないのに問題演習をすることに抵抗がある方もいるかもしれませんが、前述した通り、世界史は暗記が完全でない段階から問題演習を始めた方が効率が良いです。
理由は主に2つあり、
「全体の把握に役立つから」と「問題に出やすい事項を知ることが出来るから」です。
地名・人物名・時系列・出来事・文化など、無限に暗記事項があるように思える世界史ですが、特に地名や出来事は出題のされやすさ(選択肢として出される頻度)に差があります。
手始めに、一冊問題集を完璧にすれば、出やすいところが自ずと分かってきます。
武田塾では「イチから鍛える世界史 必修編」を最初の問題集として使っています。
通史を一通り参考書・一問一答などで学習したら、問題集を始めるのがおすすめです。
復習方法
世界史の問題集の復習は、間違えた問題の答えと解説を確認しただけでは十分とは言えません。
「ダミーの選択肢はどこが間違っているのか」 「リード文にあるすべての単語を覚えている(=説明できる)か」
までできるようにするのが理想的です。
問題の答えだけでなく、このような細かいところまで確認することで、出来ない所を探さなくても発見することができます。
また、リード文(空欄や下線が引かれているような問題文のこと)は、参考書とは違った方法で出来事が整理されていて、参考書を読むよりも分かりやすいところがあります。
このようなところは、ノートにメモしたり、参考書に書き加えたりしておくとなお良いです。
ちなみに、筆者は百年戦争の流れが良く分かりませんでしたが、ある問題集(たしかZ会だったはず…)のリード文を読んで初めて理解できたことがあります。
まとめ
世界史は暗記だけだと伸び悩みます。インプットとアウトプットを上手く切り替え、バランスを取りながらやることで、徐々に伸びていくはずです。
問題が解けるレベルに達していなかったとしても、とりあえず問題を解き、地道に暗記と復習をすることが大切です。
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