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【古文が苦手な人へ】古文単語を覚えるコツを紹介!

【古文が苦手な人へ】古文単語を覚えるコツを紹介!

京都市西京区、阪急京都線桂駅西口から徒歩1分のところにある

学習塾・予備校である武田塾桂校です。

古文単語を覚えるコツ

 

 

古文の勉強は進んでいますか?

 

古文を勉強する上で一番最初に立ちはだかる壁

それが「古文単語」ではないでしょうか?

 

しかし、みなさんがご存じのように単語は基礎中の基礎です。

古文単語を覚えていないと、いつまでたっても古文を読めるようにはなりません…

単語を覚えることは、今後長文を読む上でとても重要な土台となります!!

 

今回はそんな「古文単語の覚え方」についてちょっとしたコツを紹介していきます!!

 

 

・古文が嫌い…

・暗記が苦手…

・国語を伸ばしたい!

そんな方は少しだけお時間をください!!

 

 

なぜ古文単語が苦手と感じてしまうのか

まず、どうして古文単語が苦手・とっつきにくいと感じてしまうのか一緒に分析していきましょう!!

 

「古文は所詮日本語」と捉えている

「所詮は日本語なのだから自分にも分かるはずだ」

そう思っていませんか?

 

その考えは決して間違ってはいません。確かに日本語です。

 

しかし、分かるはずだと思っていざやってみると

分からない言葉だらけで自信を無くしてしまうんですよね…

 

古語は何百年何千年も前に使われていた言葉です。

中には現代語訳と反対の意味で使われていたものもあるくらいです。

現代を生きる私たちが分からないのは当然のことなのです!

 

自分で使っていない言語ですから、大袈裟に言ってしまえばもはや外国語です。

 

多くの人は英語をやるとき、知らない言葉だからイチから覚えなきゃ

という気持ちがあるのではないでしょうか?

 

その感覚を古語にも持ってほしいのです。

 

日本語だという固定観念を捨てて、

一度、「新しい言語を勉強している」くらいにハードルを下げてみましょう!

 

一つの単語に対して複数の意味がある

一つでも覚えるのが大変なのに、複数個もあるとやはり気が滅入ってしまいますよね…

作業が増えたような気がしてやる気もそがれてしまいます。

 

個人的にはこれが古文単語が苦手と感じる大きな要因だと思っています。

 

中には、同じ単語なのに真逆の意味のどちらも持っているような単語もあります!

 

例えば「いみじ」。

①とてもよい・素晴らしい ②とても悪い・ひどい という意味を持っていますね!

 

前者しか覚えてなかった場合、問題では後者で出たときに

覚えたのと違う…となってしまうこともあると思います。

覚えたはずのことを活かせないと、どうしてもそれが「自分にはできないんだ」「苦手だ」と感じてしまうものです。

 

 

複数の意味を覚えなきゃいけないなら、効率良く覚えたいと思いませんか??

これらを克服するにはどうしたら良いでしょうか??

 

古文単語を覚えるときにやってほしいこと

古文_日本文化

単語の持つイメージを捉える

複数の意味を覚えるのって大変そうな気がしませんか?

確かに丸暗記しようと思うと途方もなくて中々難しいかもしれません。

 

ですが、単語一つにイメージを持つことで効率よく覚えられるのです!

 

 

例えば「おどろく(驚く)」という単語。

おどろくは①気付く②目を覚ます

といった、大きく分けて2つの意味を持っていますよね?

 

一見、この2つの意味は全く違うように感じます。

 

しかし、もう少し抽象的に捉えるとすると、

どちらの意味も「ハッとする」というようなイメージを持っていませんか?

 

このようにイメージで捉えることによって、丸暗記をする負担を減らすことが出来るのです。

さらに、現代語訳をするときに話の流れや文脈から柔軟に意味を捉えることができるようになります。

 

 

漢字に直して考える

前述した「単語が持つイメージを捉えること」と大きく重なるところではありますが、

漢字に直すとそこから意味を連想でき、覚えやすくなります

 

例えば「あてなり」という単語。

意味は ①身分が高い②上品だ・優美だ というものがありますね。

漢字では「貴なり」と書きます。

 

「貴」という漢字は「貴族」に使われたり、「とうとい」と読んだりしますよね。

①②のどちらの意味も連想できると思います!

 

 

 

このように、丸暗記をしようとするのではなく、

まずはイメージで単語を捉えることで

古文単語の面倒なところや覚えにくいところを克服できるのではないでしょうか!

 

 

何度も繰り返す

ただし、いくらイメージに頼っても、やはり古文単語も暗記類です。

英単語や他の暗記科目と同じです。

 

イメージを持つことは古文単語を覚えるうえで、効率は大きく改善できると思いますが、

"定着"とまでは至らないでしょう。

 

何度も何度も繰り返すことが結局は「単語を覚える」一番の近道です。

 

急がば回れってやつですね!!

 

+α 単語帳載っていない単語

古文単語帳に載っている単語は300語くらいではないでしょうか?

 

たった300語で文章を作ろうと思うと流石に限界があるでしょう。

やはり長文を読んでいると単語帳に載っていない言葉もたくさん出てきます。

 

そんなときに、現代語訳を見て「そういう意味なんだ~」と思うだけで終わらないように注意です!!

 

普段使っている単語帳に書き足したり、自分で新たに作ったりするなどして、

いつでも見返せる、覚えなおせる、復習できる状態にしておきましょう!

 

終わりに

いかがでしたか??

 

古文単語に対するイメージが少しでも良いものになってくれていると嬉しいです。

 

受験に必要な古文単語の数は、英単語に比べてはるかに少ないです。

ですから、あまり急ぎすぎず、まずは少しずつでもいいので根気よく・着実に覚えていきましょう!

 

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