【大学受験と保護者】大学受験における大切な考え方
京都市西京区、阪急京都線桂駅西口から徒歩1分のところにある
学習塾・予備校である武田塾桂校 講師の山内です。
今回は「大学受験における大切な考え方」と題して
お話ししていきたいと思います!
タイトル・テーマ共に非常に抽象的ですが、
・これから大学受験を考えられている方
・大学受験をする子供がいる保護者の方
に是非読んで頂きたく思います!
第一志望の進学先に「やりたいこと」を求めるべきか【※保護者に向けて】
私は大学一年生の頃から現在まで
3年半ほど塾講師をしております。
その中で多くの生徒と出会うと同時に
多くの講師とも出会ってきました。
・優しく話しかけられる人
・天真爛漫な人
・静かに落ち着いて教える人etc
当たり前ですが、
講師も人なので性格も十人十色でした。
しかし、そんな十人十色な講師たちも
決まって一つの質問をします。
「夢とかやりたいこととかある?」
といった類の質問です。
勿論、講師によって
その質問を深堀りする人もいれば、
へーそうなんだ程度で済ませる人もいました。
私は後者でした。
正直こういった質問はわりと愚問な気がします。
私がこの類の質問をするときは、
ネットで大学を検索し一緒にホームページを見て
カリキュラムやキャンパスの写真を見て
モチベーションを上げる時くらいにしか聞きませんでした。
しかし、昔、
他の講師の授業が聞こえてきた
時の内容に少し驚きました。
その講師が担当する生徒に
「なぜその学部に行きたいのか」ということや
「なぜその大学なのか」ということを
かなり粘り強く何度も聞いていました。
勿論、そうすることで生徒自身の意志を明らかにし
目標を明確化するという目的もあるかと思いますが
タダでさえ精神が不安定な受験生にとって、
受験の根幹である
「やりたいこと・将来像」の部分を
強く揺さぶってしまい
「本当にこの大学でいいのか・・・?」
となってしまうのは
大問題だと思います。
そんなところに気を取られて、
受験勉強に集中できないのでは元も子もありません。
ここからようやく保護者の方に
伝えたい内容になってきます。
保護者は経済的・環境的支援のみでOK
ここだけ聞くと非常に聞こえは悪いですが
端的に言えば
「塾や参考書の費用・衣食住の確保」だけをして、
選択は子供の意志に任せるということです。
子供が最大限勉強に
集中できる場を整えるのみでOKです。
先ほどは講師を例に挙げましたが、
これは親にも当てはまります。
寧ろ、講師なんかの意見よりも
親の意見・一挙手一投足が
最も子供には響いてきます。
しかも、
あのような行為
(「なぜその大学?」「なぜその学部?」を
強く何度も問う行為)は
結局のところ
質問した本人が納得のいくような
回答でないと終わらないのです。
つまり、質問者自身による欲求を
満たすための質問に近いのです。
家庭という閉ざされた空間で、
親自身が子に対し
「夢ややりたいことを強く問う」のは
将来像の不安定な子にとっては
強いストレスになります。
また、
志望大学を提示したりするのも絶対にやめましょう。
受験に親のエゴは全く必要ないです。
勿論、
「学費を出すんだからそれくらい」
と思うかもしれませんが、
であれば、
子供が出した結論に対して制約をつける
などにし、
進学先の決定に親自身の意見は
絶対に入れないようにした方が良いです。
しかし、たまにこういう意見も聞くことがあります。
「あの子はしっかりしていないから、私がサポートしてあげないと!」
これは一番やってはいけません。
因果関係が逆なのです。
''あの子がしっかりしてない''から''私がサポートする''
のではなく
''私がサポートする''から''あの子がしっかりしない''
のです。
「あの子がしっかりしてないから、私がサポートする理論」
が通用するのは小学生くらいまでです。
勿論、子供だってミスすることもあります。
寧ろミスだらけでしょう。
選択を間違い、失敗してしまう事だってあります。
しかし、
その選択権を子供が得る前に親が先に奪い取り、
危険な地雷を摘み取り平坦な道を歩かせることは
一見、教育のように見えますがそれは教育ではありません。
親のエゴによってその子の人生を歩かせているだけなのです。
「熱い薬缶を持つとヤケドする」
ということを口頭で教えるより
実際に持ったりちょっと触ったりして
自身の感覚で確認する
ことが大事であるのと同じように
その子自身の人生の選択は、
必ず一度でもその子自身に選択させた方が良いです。
勿論、人間として未熟であるため
アドバイスなどはするべきですが
➀強く怒ったり、叱ったり、詰めたりなどのパワハラ的なことを絶対にしない
②最終的な判断は子供
この2点を抑えて、
進路を親子ともに決めていくことが良いでしょう。
これから大学受験の勉強をする人へ【※生徒向け】
寒い季節も終わりを迎えて、
そろそろ桜が咲く季節だな~なんて
ほのぼのした気持ちでいたら
あっという間に夏を迎えてしまいます。
適度な息抜きも必要ですが、
そろそろ受験勉強だ!
と気合を入れていきましょう。
世間では一般受験をする人が減り、
その代わりに
推薦やAO・内部進学
などの入試形態が増えています。
正直、一般入試はコスパ悪いです(笑)
何千時間とかけて勉強して、
届くか届かないかの戦いなんて早々ありません。
それゆえに、
自身と深く向き合うことのできる
時間でもあると思います。
振り返ってみればの話ですが、
超えるべき点数(目標)があり、
そこから現状を理解し、
自分の苦手と得意を把握し、
それをクリアするための手段を選択し・・・
と受験勉強には何かと
自分を鍛える作用があると思います。
受験勉強に限りませんが、
それらを乗り越えた人には
一定の人間としての強度があると私は思いますし
後々になって、
やっといてよかったなぁと私は思えたので
今は我慢して勉強を続けてみてください!
何事も楽しく!
勉強もゲーム感覚で楽しむ心を持ちましょう!
終わりに
このような考えになったのは
私の受験経験が強く起因しています。
母は、私のやりたいことや行きたいところを
ちゃんと理由も聞いたうえで
全て肯定してくれましたし、
それに必要な支援もしてもらいました。
これが当たり前だとは全く思っておらず、
寧ろかなりありがたいことであると思います。
父はかなり頑固な方で、
ストッパーとしての役割
を持っていたような気がします。
私が高校2年の冬に
大学受験をするために塾に入りたいと言った時、
第一志望の大学に合格しなかったら
塾費用全額返金という誓約書(120万円くらい)
を、真冬の暖房がついていない部屋で、
正座で書かされた思い出があります。
認印も押しました。(※合格して良かったぁ~)
今になって思えば、
本気で返せ!とは思っていなかったと思いますが、
高額な塾費用を負担する可能性があるかもしれない
という覚悟をそこで試されたのだと思います。
また、それが適度なプレッシャーとなり、
そのプレッシャーが
目標へと強く駆り立ててくれました。
このエピソードは話すと周りにびっくりされますが、
それくらいの覚悟を持って
勉強しなければならないと思います。
受験は無料じゃありません。
死ぬほど金がかかります。
その金を稼ぐのに
時間と労力が滅茶苦茶に必要です。
その恩恵を受けている
という事を最大限に自覚しましょう。
なにかもが当たりまえじゃない
ことを認識して、勉強に励みましょう!
自分語り失礼しました)))
“元祖 管理型!”
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