【電気・機械系学部の紹介】電気電子工学科では何を学ぶのか?
京都市西京区、阪急京都線桂駅西口から徒歩1分のところにある
学習塾・予備校である武田塾桂校 の倉崎です。
今回は筆者である私の在籍している
電気電子工学科ではどういうことを学ぶのかについて
徹底的に解説していきます!
・電気電子工学科がどういうものなのか知りたい!
・工学部の授業では何を学ぶのか知りたい!
・電気系や機械系の学科を目指している!
といった方におススメできる内容です!
はじめに
皆さんは電気電子工学科と聞くと、
電子基盤いじってロボットや機械を作ったり、
家電を作ったりというように、
電気機器を作るイメージを持っている方が多いと思います。
確かに、電気電子工学にはそのような一面もありますが、
他にもいろいろな方面で活用されています!
今回は、そんな電気電子工学科が属する
工学部ではそもそもどのようなことを学ぶのか
について紹介し、
その後
電気電子工学科で何を学び、どのように生かされているのか
を紹介していきます!
工学部について
工学部とは?
まずは電気電子工学科が所属する
工学部についての紹介です!
工学とは、
実生活で応用できる物やシステムを
構築するための科学的な知識を学び、
それを駆使して新たな物を生み出す学問です。
学ぶ事柄が直接我々の生活に生かされている
ことを実感できる魅力的な学問です!!
工学部の領域は大変幅広く、主に4つに分類されます。
機械系、電気系、建築系、化学系
の4つです!
機械系
機械系は主に、
機械類(自動車、鉄道、家電、ロケット、航空機、ロボット等)
の設計、制御の術を学ぶところです。
1,2回生の間で
専門的知識のベースとなる力学や数学を学び、
3,4回生になったら
実験や実習を通して
実践的かつ経験的な知識を身に着けていきます。
卒業後は
自動車や鉄道などの交通系や家電メーカー、
精密機器のメーカーに進む人が多いです。
電気系
電気系については後で解説します!
建築系
建築系と聞くと建築士を想像する人も多いですが
それだけではありません。
建造物の耐震性や耐久性を行政指導する管理士や、
都市開発の計画(ダムや道路、橋など)、
環境に配慮した建物の材料の創造も行うのが建築系です!
4年間を通じて、
建築の基礎となる構造力学や材料学、
都市計画、環境工学を学び、
さらには建築の歴史や文化までも学ぶことになります。
勿論ですが、
これに加えて1,2回生では
基礎的な数学や力学の知識を養い、
3,4回生では実験や実習を行います。
また、建築はデザインを伴うので、
数学や力学などの
科学的側面を学ぶのはもちろんのこと、
文化や人が感じる快適性などの、
人文科学的な側面も学ぶ必要があります。
卒業後は
建築設計士、建設管理士(現場監督)、
ゼネコンなどに進む人が多いです。
化学系
化学系では主に、
バイオテクノロジーや、
素材の開発、効率的な気体の製法の開発、
エネルギーの活用方法の研究などを学びます。
1,2回生では数学や物理とともに、
基礎的な有機化学や無機化学を学習します。
3回生以上になると実験や実習をすることになります。
卒業後の進路は、
食品や医薬品、繊維、紙や硝子、
金属加工や光触媒の開発など、
極めて幅広い選択肢があります。
まとめ
これらを踏まえると、工学部では
1,2回生で数学や物理(あるいは化学)についての基礎的な知識や理論を学び、
3,4回生以上になると専門科目についての実験や実習を行い、経験を積む
ことになります。
ただし、卒業後の進路は、
自分の専門科目に応じて大きく変化します。
電気電子工学科について
さて、ここからはいわゆる電気系と呼ばれる、
電気電子工学科では何をするのかについて解説します。
電気系もほかの分野と同様に
1,2回生で基礎を勉強し、
3,4回生で実験という流れです。
電気電子工学は
かなり幅広い分野に応用できることが最大の特徴です。
冒頭で述べたように、
ロボットや機械、家電に応用できるのみならず、
通信機器の開発、Iotを用いた開発、
スマートフォンの回路の開発など、
挙げだすとキリがありません。
何を学ぶのか
このセクションでは電気電子工学科で
具体的に何を学ぶのかを解説します!
数学
数学としては主に線形代数学と微積分学を学びます。
これは理系ならどの大学でも必ず学びます。
これらの知識は
のちに学ぶ電気回路の理論で
必ず必要な知識(道具)ですので、
電気系の人は絶対に必要な科目です。
勿論院試の科目に入ってます。
英語
たとえ電気系だとしても英語は避けては通れません。
第一の理由としては大学院の入試科目だからです。
また、配属された研究室での学会発表が
英語で執り行われることがあるからです。
さらに、教授によっては
論文を英語で書かされる場合があるからです。
したがって、1回生のうちは、
ライティング、リスニング、リーディングを
メインに学習します。
専門科目
電気電子工学のメインとなる科目を学習します。
大学によって科目名は変わりますが、
私の通う大学では、
1回生のうちに、電気回路基礎論、電気電子回路を学び、
2回生でこれらをさらに発展させた、
電子回路や論理回路、物性デバイス論等を学びます。
3回生以上は1,2回生で学ぶ科目をより発展させた、
制御工学や通信基礎論、
そして電気電子工学実習も学びます。
もちろんこれだけではありません。
詳しくは、以下の科目系統樹を参照してください。
因みに、私が1回生の時に履修した電気回路基礎論は、
交流回路を主に扱い、
コンデンサーやコイルに加わる
電流や電圧の時間ごとの変化を
数式で求める方法を学習しました。
人文社会科目
人文社会科目はいわゆる文系科目です。
理系学生だとしても、知識に偏りなく、
豊かな人材になるために必要だとされています。
第二言語
中国語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、
朝鮮語、アラビア語等から1つだけ選んで
1年間学習します。
異文化理解のために必要だとされています。
履修人数が多く、
取得しやすいと言われている科目を選択しましょう笑
どのように活かされているのか
電気電子工学は世の中の
電気製品すべてにその知識が活かされています。
それだけではなく、
今あなたが使っているインターネットにも、
電気電子工学の知識が不可欠です。
さらにさらに、
ICOCAのような電子マネーやクレジットカード
そのものにも電気電子の知識が詰まっています。
このように非常に身近なところに
電気電子は潜んでいます。
我々の日常生活を
ミクロな視点で支えているということですね。
そのため就職先も大変幅広く、
自動車メーカーや精密部品の開発企業、
家電メーカーや携帯会社、さらには通信企業など、
電気電子の道に進むと進路の選択肢も無限大に広がります!
おわりに
いかがだったでしょうか。
電気電子工学はとても幅広く、
それゆえ就職にも強いとされる学問です。
特に、電気回路に興味がある方は
ぜひ検討してみてくださいね!
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