【全レベル向け】物理の勉強法とおすすめの参考書!
京都市西京区、阪急京都線桂駅西口から徒歩1分のところにある
学習塾・予備校である武田塾桂校 講師の倉崎です。
今回は筆者である私が、
物理の正しい勉強方法とおススメの参考書
を紹介していこうと思います!
・物理がさっぱりお手上げ状態…。
・物理にどれだけ時間かけても一向に解けない!
・まだ基本レベルだけど最終的には旧帝大レベルまで上げたい!
といった方は是非本記事を参考にしてくださいね!
はじめに
皆さんは物理が得意でしょうか??
物理が苦手な人にはいくつか共通した特徴があります。
まずはそれらを把握し、どうすればよいかを紹介します!
その上で、具体的に
どのような参考書を用いればよいのか
レベル別に紹介していきます!
物理が苦手な人の特徴
物理が苦手な人には共通して主に2つの特徴があります。
それは、
①問題条件や言葉の意味がイメージできない
➁公式の成り立ちが理解できないから覚えられない
です。
①問題条件がイメージできない
まず、問題条件がイメージできないとは、
物体が問題条件から、どのような実験をするのかがわからなかったり、
その実験で物体がどのように運動をするのかわからない
状態をいいます。
対策法としては、まず
人に質問をし、そしてその問題を
経験値として頭にストックしておくことが有効です。
問題条件がイメージできないことは
仕方がないことですので、
まずは周りに質問できる人を見つけて
教えてもらうことを強く推奨します。
そうして理解したイメージは、
今後同様の設定がなされた問題で用いる可能性が高いため、
経験として頭の片隅に残しておきましょう。
➁公式の意味が理解できないから覚えられない
物理を習いたての人なら
まずは次の公式を覚えさせられますよね??
覚えろと言われても意味が分からない。
そして意味が分からないから覚えられない、
という人が続出していると思います。
このような場合は、
一旦その公式を受け入れて
公式を見ながら簡単な問題に適応させてみる
ということが有効です。
教科書や傍用問題集の例題などの問題がおすすめです!
また、単位から理解することも有効です!
例えば上の公式でしたら、
なので、
は単位として(m)になります。
これは単位として、
左辺の移動距離(m)に一致していますよね?
したがって、この公式は妥当だといえそうです。
と、このように
単位という観点で公式を
少しでも理解しやすくすることができます!
ここで、公式の証明から理解しようとする人がいますが、
まだ習っていない
数学の知識や公式を用いることがあるので
あまりおすすめできません!!
物理は堂々巡りで理解が進んでいく科目なので、
まずは公式を受け入れて、
「そのうちわかるだろう」
というくらいの心持で覚えていきましょう!
もちろん、受験が近づくにつれて
公式の導出もできるようになりましょう!!
おすすめの参考書
さて、物理の苦手な人の特徴をつかんだところで、
具体的にどのように
インプットとアウトプットをしていけばよいのか、
おすすめの参考書を紹介しながら
解説していこうと思います!!
インプット編
教科書と学校の授業
結局はこれに尽きます笑。
教科書を熟読すれば公式の成り立ちもわかりますし、
教科書に載っている例題を解けば、
物理公式を簡単にアウトプットすることだって可能です。
またその教科書に準拠した
学校の先生の授業を聞くことによって、
教科書をただ読むだけよりも
わかりやすく物理現象が理解できたり、
公式が映像として記憶に残りやすくなったりします。
そのため、教科書と学校の授業は
物理をインプットするうえでは
極めて本質をとらえていると言えるでしょう。
しかし!!!
学校の先生はわかりにくい!!!笑
そこで、教科書を熟読し
学校の授業をしっかり聞くことを前提として、
それでもわからない人は
以下の参考書で
簡単に物理のインプットをすることを推奨します!!
宇宙一わかりやすい高校物理
この参考書の特徴は、
「何がポイントか」が明確に書かれており、
直感的にわかりやすいイラストがついているところです。
・教科書を読んでも何が大事なのかわからない
・授業の説明でもイメージできない
といった方におススメです!
漆原の物理基礎・物理が面白いほどわかる本
こちらの参考書は
物理の内容や公式が
わかりやすく説明されているだけではなく、
よく出題される問題に対する考え方を
養ってくれるものとなっています。
物理の基本を理解しつつ、
問題も解けるようになりたい
方におススメです!
物理のエッセンス
物理のインプットをする本としては説明が簡潔で、
ややレベルが高い内容となっています。
そのため、
物理はある程度わかっているけど
頭の中を整理したい方や、
知っておくと便利な公式を学びたい
といった方におススメです!
また、後に紹介する
「良問の風」や「名門の森」という
問題集をするつもりの方には特におススメです!
アウトプット編(A→B→Cになるにつれて難易度UP)
A:リードα
最初に述べたように、
まずはこのような問題集の簡単な問題で、
公式のアウトプットをしていきましょう!
学校から配られるものですので、
セミナーやニューグローバルを学校で購入した人は
もちろんそれで大丈夫です!
A:入門問題精講
この参考書は
教科書レベルから入試レベルの橋渡し
としての効果を発揮するものです。
問題数は全分野で117問しかなく、
厳選された本質的な問題が取り上げられています。
各問題ごとに
物理の考え方・法則・公式が
その問題を解く上でのポイントとして紹介されます。
学校や教科書で学んだ内容をアウトプットするには、
リードαと並んで最適な問題集と言えるでしょう!
A:良問の風
一般的には初歩的な問題集とされていますが、
あくまで受験物理においての初歩的な問題集です。
問題は、MARCHレベルの過去問で構成されており、
解説は、どの公式をどういう理由で用いるのかが
しっかりと書かれています。
これから受験生になるといった方におススメの問題集です!
B:基礎問題精講
物理の内容と基本的な問題が身についたら
この参考書がおすすめです。
物理の問題を解くうえで大事なのが
「何故その公式を用いるのか」ということなのですが、
この参考書ではそのような着眼点について
詳しく解説されています。
また入門問題精講と同様に、
問題数が少なくかつ厳選されています。
入試で重要な考え方を
効率よく学びたい方におススメできます。
B:重要問題集
この問題集はA問題とB問題に分かれており、
Aでは中堅国公立・私立大の問題(標準レベル)が、
Bでは難関国公立・私立大の問題(やや難レベル)が
取り上げられています。
ただし、解説は途中式と答えのみで構成されており、
物理の基本的な演習が済んだ後で
どんどん物理の問題を解いていきたい
という方におススメです。
B:名門の森
この問題集は重要問題集よりかは解説がわかりやすく、
それでいて扱っている問題は難関国私立が中心なので、
旧帝大で物理を得点源にしたい人には
おススメできるものです。
C:標準問題精講
東大や京大・国立大医学部を目指す人で、
物理がそこまで得意ではない人におススメ
できるのがこの問題集です。
扱う問題は主に旧帝大の良問(難レベル)で、
入門問題精講や基礎問題精講と同様に、
どこに着眼してどの公式を使うのか
について詳しく解説されています。
C:難問題の系統とその解き方
取り上げたものの、
ほとんどの人には
この参考書は全くおススメできません笑
ただし、物理はどの大学でも6割以上取れていて
さらにレベルアップをしたい方にはおススメできます。
(東大・京大・国公医で物理を8割以上取りたい人向け)
解説は極めて雑で、
本当に演習量をひたすら積みたい
物理マニア向けと言えるでしょう。
おわりに
いかがだったでしょうか?
上に挙げた参考書から
レベル別に選ぶのであれば、
(教科書、授業とリードαは前提として)
日大・産近甲龍レベル
・宇宙一わかりやすい
・入門問題精講
MARCH・地方国公立レベル
・物理のエッセンス
・入門問題精講
・良問の風
・基礎問題精講
・重要問題集のA
旧帝大レベル(物理が苦手)
・漆原
・入門問題精講
・基礎問題精講
・重要問題集のA
・標準問題精講
旧帝大レベル(物理が得意)
・良問の風
・名門の森
・難問題の系統とその解き方
を用いるのがおすすめです!
オススメの参考書と勉強法のブログはこちら!
京大生が解説
同志社生が解説
文系に向けたアドバイス!
初学者向け!理系科目勉強法
“元祖 管理型!”
“授業をしない” 武田塾 桂校
「武田塾ってどんな塾なの?」
「成績の上げ方を教えてほしい」
「今の勉強で合格できるか不安…」
「志望校の決め方・戦略を教えてほしい」
など、どのようなことでも構いません!
何か気になる点、お悩みなどありましたら
是非お気軽にお問合せくださいませ!
武田塾では入塾の意思に関係なく、
誰でも無料で
勉強に関する相談を受け付けております!
武田塾桂校の「最強!受験相談」 |
---|
受験では、長期間の勉強を
武田塾 桂校では、
必要な勉強は全て それを「正しい勉強法」でこなすだけで
・どうやって勉強すればいいのか
是非下記よりお問い合わせください!
この先、年単位で役立つヒントをお話します! |
さ ら に!!!
無料体験特訓受付中! |
---|
武田塾桂校では 1週間の『体験特訓』を実施しています!
塾生と同じように さらにさらに
一週間、自分でやることの効果を体験し、
|
無料相談のご予約・お問い合わせは
☪︎武田塾 桂校☪︎
〒615-8074
京都市西京区桂南巽町128-2
ヴァン・クレール1階
Tel☎: 075-748-9771
Mail✉: katsura@takeda.tv
開校時間: 13:00~22:00
HP: https://www.takeda.tv/katsura/
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー