【大学受験の戦略】傾斜配点をもとに勉強割合を決めよう!
京都市西京区、阪急京都線桂駅西口から徒歩1分のところにある
学習塾・予備校である武田塾 桂校 講師の井関です。
受験生のみなさんはもう志望校は決まりましたか?
「高校一年生の時からすでに決まっている!」
という人もいれば、
「全然決まらない。。どうしよう。。」
という人もいるかと思います。
大学受験は人生の分岐点と言っても
過言ではないほど大きなイベントです。
よく悩んで志望校を決められるといいと思います。
しかし志望校を絞るのが早ければ早いほど、
合格に向けた受験勉強の戦略は立てやすくなります!
今回は志望校をすでに決めた人に向けた、
受験勉強の戦略の立て方について紹介していきます。
志望校がまだ決まっていないという人も、
志望校決定後、是非参考にしてください!
傾斜配点をもとに、勉強する科目の比重を決める
志望校の傾斜配点について把握しましょう。
大学受験には
共通テストと大学ごとの個別試験(二次試験)
の2つがあります。
どちらのパターンでも
科目ごとに重みづけが行われていることが多く
これを傾斜といいます。
文系の学部の場合は
国語や社会系科目の配点が大きくなることが多く、
理系の学部の場合は
数学や理科系科目の配点が大きくなることが多いです。
そして英語は文系理系問わず配点が大きいです。
合格のための戦略を考えよう!
傾斜配点をもとに勉強時間の振り分けを考えましょう。
志望校によって、
共通テストと個別試験の得点比率(いわゆる二次比率)や、
科目ごとの配点も大きく異なります。
特に難関大学になってくると
二次試験の配点が大きくなってくるため、
より効果的な戦略が必要になってきます。
また、科目ごとに配点が異なる場合には、
より配点の大きい科目で点数をとる
ことが重要になってきます。
このことからも、均等に勉強をするのが
必ずしも正しい訳ではなく、
志望校毎に効率の良い時間の割き方
がある気がしてきますね!
例を用いて詳しく紹介していきます。
立命館大学法学部の場合
立命館大学法学部の場合を見ていきます。
立命館大学法学部の入試は
・共通テストのみ
・個別試験のみ
・共通テストと個別試験の合計点で競う
の3パターンがあります。
今回は共通テストのみで
評価する場合について見ていきます。
外国語が200点、国語が200点、
そして数学、公民、地歴、理科の中から高得点の3科目で
300点という配点になっています。
つまり、外国語と国語が必ず評価されるため、
これらの科目をとりあえず最優先で
勉強するとよいでしょう。
また、数学、公民、地歴、理科の中から
高得点の3科目が評価されるというのも重要です。
得意な3科目の勉強に注力するのも一つの戦略ですが、
当日に得意科目の中で
点数がとれないことがあると危険なので、
どの科目も万遍なくできるようにしておく
のが良いかもしれません。
大阪大学文学部の場合
大阪大学文学部の場合を見ていきます。
まずセンター試験と個別試験の配点ですが、
共通テストが250点、
個別試験が400点と
個別試験の方が少し多めに設定されています。
このことから、個別試験の方にやや重きを置いて
勉強した方が良いことが分かります。
次に各科目について見ていきましょう。
共通テスト
まずは共通テストですが、
国語50点、地歴公民60点、理科40点、
数学50点、外国語50点となっており、
ほとんど同じ配点となっています。
よって共通テスト対策については、
どの科目も均等に勉強した方がよさそうです。
70点→100点の労力と
30点→60点の労力とでは
後者の方が小さいので、
配点が同じの場合には
底上げを意識して勉強するとよいでしょう。
二次試験
次に個別試験について見ていきましょう。
国語150点、外国語150点、
地歴公民or数学100点となっています。
地歴公民か数学を選択して受験できるため、
自分の得意な方を選んで勉強するとよいでしょう。
地歴公民と数学はどちらもセンター試験で必要な科目のため、
センター試験勉強の時期から
個別試験のことも意識して勉強する
のが合格への近道です。
またセンター試験と個別試験の合計が650点で、
国語と英語がともに200点の配点なので、
この両科目を制することが
合格を制すると言っても良いでしょう。
京都大学工学部の場合
京都大学工学部の場合を見ていきます。
まず共通テストと個別試験の配点ですが、
共通テストが200点に対して個別試験が800点と
非常にアンバランスになっています。
このことから
個別試験対策を重点的に行った方がよい
ことが分かります。
次に各科目について見ていきましょう。
共通テスト
まず共通テストですが、
国語50点、地歴公民100点、外国語50点となっており、
数学と理科は点数に含まれません。
つまり京都大学工学部受験者にとって
センター試験の数学と理科に
勉強を割く必要はなさそうです。
二次試験
次に個別試験を見ていきます。
国語100点、数学250点、理科250点、
外国語200点となっています。
共通テストと個別試験の合計が1000点なので
個別試験の数学と理科で半分を占めています。
必ずしも配点通りに勉強時間を振り分ける
ということではありませんが、
個別試験の数学と理科には
特に注意して勉強した方がよさそうです。
また、共通テストの地歴公民と
個別試験の国語が同じ配点なのですが、
地歴公民の方が圧倒的に点数が取りやすい
ので地歴公民の勉強は意外と重要です。
実際の勉強時間割合
ちなみに私はこの学部の出身ですが受験生の時は、
11月まで・・・数学3,理科3,英語2,地歴公民1,国語1
12月~共通テスト・・・数学2,理科2,英語2,地歴公民3,国語1
共通テスト~個別試験・・・数学3,理科3,英語3,国語1
という割合で勉強していました。
人によって色んな方法がありますが、
周りの受験者も数学理科には
時間を割いている人がほとんどでした。
まとめ
志望校の傾斜配点を知ることで
より効率の良い受験戦略を立てましょう!
文系の学部の場合は
国語や社会系科目の配点が大きくなることが多く、
理系の学部の場合は
数学や理科系科目の配点が大きくなることが多いです。
そして英語は文系理系問わず配点が大きいです。
受験戦略としては、
基本的には配点の大きい科目に
時間を割いていきましょう。
また、
センター試験と個別試験の両方が評価される場合には、
両方の試験で採用されている科目を重点的に勉強する
ことで得点源を確保しましょう。
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