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【現役京大生が語る】意外と簡単!文転のメリットとアドバイスを解説

【現役京大生が語る】意外と簡単!文転のメリットとアドバイスを解説

京都市西京区、阪急京都線桂駅西口から徒歩1分のところにある

学習塾・予備校である武田塾桂校です。

 

今回は

・理系に進んだものの、やっぱ自分は文系だった気がする

・文転ってどうやればいいのか分からない

・いきなり文理変更ってリスキーでは?

と悩んでもモヤモヤしているあなたに、

経験者からのアドバイスをお送ります!

 

文転のメリットとやり方

 

 

 

 

 

はじめに

来年度理系受験生の皆さん、

文転を考えたことはありますか?

 

「社会の勉強は大変」

「文系は逃げ」

「入試に間に合わない」

、、、etc。

 

そんな世間のイメージから、

文転を諦める人も少なくありません。

 

しかし、実際は皆さんが想像するよりも簡単なものです。

 

この記事では、

高3夏に文転して京都大学に合格した筆者が、

文転のメリットや、

注意点・アドバイスについてお話しします。

 

京大志望者はもちろん、

旧帝大・一橋・神戸といった難関国立大を

文転して目指す方は是非参考にしてくださいね!

 

 

 

文転するメリット

ここでは、実際に京大に文転合格をした筆者が、

文転のメリットについて紹介します。

 

 

メリット① 勉強量が減る(圧倒的に)

やはり文転の恩恵として

まず一番に挙げるべきはこれでしょう。

 

共通テスト用に新たに社会一科目を

独学する必要があるとは言え、

習得にかなりの時間を要する数Ⅲや

物理・化学の勉強から解放される

ことの意味は大きいです。

 

以下に理系から文転する場合の

各教科の勉強量の変化を一覧にしました。

 

現代文

→必要な勉強量はほぼ変わらないです。

理由としては科目の性質上、差がつきにくいからです。

共通テストで8割を超えるようになったら、

最低限の記述対策をすると良いでしょう。

 

古文・漢文

必要な勉強量はやや増加します。

古典は現代文と比べて、

勉強量が結果となって現れやすいです。

 

数学

必要な勉強量は圧倒的に減少します。

理系の場合、共通テスト対策のために

数Ⅲの勉強が疎かになる場合がありますが、

文系の場合それもありません。

 

英語

→必要な勉強量はほぼ変わらないです。

英語に関しては一般の文系受験生と

同レベルに仕上げておくことが重要でしょう。

 

理科

→必要な勉強量は殆ど0に近くなります。

理科の基礎科目は、発展科目に比べたらかなり簡単なので、

対策に時間をかける必要はないです。

過去問演習で知識の抜けを確認しましょう。

 

共通テストの理科基礎は、難易度こそ簡単ですが、

教科書にのみ記載の知識問題が出題されます。

理科基礎の教科書を熟読することは忘れないでください。

 

社会

→必要な勉強量は増加します。

共通テスト用の新規1科目に関しては、

大して負担ではないです。

 

他には二次試験で

社会が何科目課せられるか

で変わってきます。

 

 

メリット②数学が武器になる

事実として文系には数学が苦手な人が多く、

文系用の問題も比較的簡単なので、

理系で培った数学力が大きな武器となるでしょう。

 

 

具体的には、数Ⅲの微分積分の膨大な計算を経験していれば、

文系数学の計算量は極めて軽く感じるはずです。

 

また、ベクトルや座標設定で解くことを

想定されている問題で、

複素数平面の回転移動の知識を使って解いたり

確率の問題で文字式の極限を考えることで

大まかな検算をすることもできます。

 

経済学部や経営学部では、

数学を用いる場面が極めて多いです。

 

授業でも数Ⅲを履修することがあるので、

入学後に周りと差をつけることも出来ます。

 
 
 
 
 
 

文転時のアドバイス・注意点

次に、文転をする上でのアドバイスや

注意すべきことについて紹介します。

 

 

①数学は最重要視すべき

最も差がつきやすい数学を、

高得点が安定して取れるよう仕上げましょう。

 

文系数学は範囲が狭い上、

特別な発想や膨大な計算を要する問題は滅多にありません。

 

青チャートやフォーカスゴールドで、

淡々と解放パターンを習得できれば

対応できる問題が殆どです。

 

是非基礎基本を固めた上で、

過去問演習を繰り返し、数学を得点源にしてください。

 

普通の文系受験生とスタートが遅い点で、

国語や社会で互角に戦うのは難しいです。

 

得点戦略としては、

国語社会の失点分を、数学と英語で補う

といったところでしょう。

 

 

②社会の共通テストは8割目標、二次試験でも高望みしない

文転を考えている人が、

特に悩んでいるのは社会への対応でしょう。

 

ただ難関国立では共通テスト配点が低いため、

新しく独学する社会科目は8割取れれば及第点です。

 

主要国立大学の二次試験については、

地歴二科目を課す東京大学を除き、

社会は1科目または0科目となります。

 

社会1科目を二次試験に課す大学入試に対しては、

理系時から履修していた科目を共通テスト9割まで仕上げつつ

個別に必要最低限の記述対策をするといいでしょう。

 

社会は多少時間はかかりますが、

所詮は暗記科目と割り切れば、

大変に感じることもないと思います。

 

 

参考までに、以下に

筆者の文転時の社会科目の勉強の過程

を時系列で示しました。

 

日本史

6月末  文転を決意し、講義系参考書を読み始める。当時はマーク模試で6割程度の実力。

8月上旬 一問一答を時始める。少なくとも一日2時間はこなす。多い時は8時間程度。

11月末  京大模試で偏差値61。

センター試験 97点をとる。

二次試験 合格平均点程度の70点をとる。

 

倫理政経

11月上旬 講義系参考書を読み始める。

11月末 マーク模試で64点をとる。

12月以降 予想問題と過去問を合計20回ほど解く。

センター試験 79点をとる。

 

 

③担任の先生に文転すると告げる

文転する場合、内職を堂々と行う環境づくりが必要です。

 

そのためには先生に相談し、

正式に内職の許可をもらいましょう。

 

理系クラスで行われる数Ⅲ・物理・化学・生物を

真面目に勉強する必要は全くありません。

 

教科担任に相談して、追試験の代わりに

課題レポートで対応するようお願いする

ということも良いでしょう。

 

 

④周りの評価は気にしない

よく「文転は逃げだ」などと揶揄されます。

 

また「受験は団体戦」と言われる中で、

自分がごく少数の文転者の一人となるのは

クラスでも浮くこともあるでしょう。

 

筆者は実際にクラスメートの陰口を耳にしたり、

先生からの風当たりの強さを感じていました

 

しかし

周りの意見などどうでも良いのです。

結果が全てなのですから。

合格でもって見返してやりましょう。

 

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

文転はそこまで大変ではないと

知れたのではないでしょうか?

 

文転することで

理系時よりもランクの上の大学に挑戦できたり、

興味のある学問分野に巡り会えることもあります。

 

ただし、

「勉強が辛いから文転しよう」という

安易な考えで文転するのは絶対にやめましょう。

 

大学に入ること自体を目的としてはいけません。

 

大学に入って何を学びたいか?

何を成し遂げたいか?

を自問自答してください。

 

自分の人生を大きく左右する決断です。

周りとよく相談し、自分でよく考えた上で、

一度すると決めたら徹底的に努力してください。

 

この記事を読んで

少しでも役に立つことがあったら幸いです。

皆さんのご武運を祈っています。

 

 

 

※その他、文理の解説ブログはこちら!

 

 

 

 

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