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【高1,2生向け】大学受験の手続きと合格への対策 ~国公立大学編~

【高1,2生向け】大学受験の手続きと合格への対策 ~国公立大学編~

京都市西京区、阪急京都線桂駅西口から徒歩1分のところにある

学習塾・予備校である武田塾桂校 校舎長の大平です。

国公立大学の受験方法

 

今回は

・心配になりがちな、年間を通した受験スケジュール

・追い風を感じたい!その時々に必要な勉強の流れ

・理論的に解説!志望校のタイプ別、勉強法

などを知りたい人向けに、

詳しく解説していきたいと思います!

 

 

 

 

大学受験の年間スケジュール

時期 内容
7月
  • 国公立:選抜要項が出揃う
  • 私立大学:「学校案内」配布
8月
  • 総合型選抜:出願受付開始
9月
  • 共通テスト:「受験案内」配布、出願受付開始
  • 総合型選抜:実施 
11月
  • 私立大学:募集要項(願書付き)を発表・配布
  • 学校推薦型選抜:出願開始、受験
12月
  • 国公立大学:募集要項(願書付き)配布
1月
  • 共通テスト:実施 
  • 国公立大学:2次試験願書受付開始
  • 私立大学:一般入試願書受付開始
2月
  • 私立大学:一般入試
  • 国公立大学:2次試験前期日程実施
3月
  • 公立大学:2次試験中期日程実施
  • 国公立大学:2次試験後期日程実施

 

 

 

 

では、大まかな大学受験のスケジュールを

確認したところで、次に

国公立大学の受験方式

をおさらいしておきましょう。

 

 

一般入試

共通テスト+2次試験で、

2回試験を受ける必要があります。

 

難関校になるにつれて

二次試験の比重が重くなります。

 

共通テストを受けた後に、

出願する大学を決めることができます。

 

出願チャンスは前期・中期・後期と3回ありますが、

全て出願締め切り日は同日です。

 

ですので、

「前期の結果を見てから中期・後期の出願先を決める」

といったことはできません。

 

前期試験

最も受験者数が多く、大半はここで合格を決めます。

前期試験で合格し、入学手続きをすると、

中期・後期試験は合否判定対象から外れます。

 

中期試験

一部の公立大学でのみ実施される試験です。

 

後期試験

募集人員、必要科目、ともに少なくなります。

中には論文や総合問題、面接などによる選考もあります。

倍率、偏差値は上昇します。

 

※中期と後期は「組み合わせ」で受験でき、

両方受かった場合は

どちらの大学に入学するか選択することができる

「事後選択制」が適用されます。

 

 

学校推薦型選抜

私立同様、指定校推薦と公募推薦が存在します。

 

しかし、国公立の場合は募集人員が少なかったり、

求められる成績が高くなったりします。

 

地方国公立の場合は、

「地域枠」を設けている場合もあります。

 

 

総合型選抜

旧「AO入試」です。

ちなみにAOとは「Admissions Office (入学事務局)」の略です。

 

その中身は、

「どういう人間か」をアピールするものとなります。

 

学業の成績だけでなく、

「どのような経験をしてきたか」などを見られますし、

志望動機などで文章力、小論力も問われます。

 

 

 

 

国公立大学受験までの手続き

①願書取り寄せ

日程:11月上旬~12月中旬

共通テストの結果次第で

受験する大学が変更になる可能性があるため、

少しでも受験する可能性のある大学のものは

全て取り寄せておくようにしましょう。

 

 

②「受験票」等が送られてくる

日程:12月上旬~中旬

・受験票

・写真票

・成績請求票

・成績開示変更届

上記4点が送られてきます。

 

12月中旬を過ぎても届かない場合は、

必ず大学入試センターに再発行の申請を行いましょう。

 

「受験票」「写真票」に写真を貼り、

自署欄に署名をし、試験の日まで保管しておきます。

 

受験票は、入学手続きにも使用します。

無くした場合は再発行してもらえますが、

無くさないでくださいね。

 

 

 

 

国公立大学受験~その後の手続き

前ブログ

内の「共通テスト受験~その後の手続き」

から連動しています。

 

③2次試験出願

自己採点結果をもとに、

出願する国公立を決めていきます。

 

このときに

・配点の二次比率

・二次科目

・過去問の傾向

なども参考にしてください。

 

また、注意点としては

・自身の受けた共通テストの科目が、出願希望の大学の条件を満たしているか

・2段階選抜があるか

などを確認しておきましょう。

 

※2段階選抜とは、いわゆる「足切り」です。

共通テストのスコアが低すぎると、

そもそも二次試験の受験資格を与えてもらえない

場合があります。

 

※例: 東京工業大学

外国語を英語で受験した場合は

950点中600点以上を基準点とする(2020年度入試のデータ)。

 

 

④2次試験

国公立大学の場合は

前中後期、各1校ずつ出願できます。

 

私立のように何校も並行して受験することはできません。

 

 

⑤入学手続き

入学手続き時には

「共通テスト受験票」「2次試験受験票」

両方とも必要となるので、

無くさないでくださいね!!!(2回目)

 

 

 

 

国公立大学の受験科目の傾向

基本的に2次試験の科目数は3科目です。

 

難関校になれば4科目、

比較的簡単な大学になると2科目になる場合もあります。

 

また後期試験では

2次試験自体実施されないケースもあります。

 

 

文系

文系の場合は、英語と国語が必須の場合が多いです。

残り1科目を数学か社会から選択することが多いです。

 

「数学受験」は本当に数学が得意な人が選択する

場合がほとんどですので

一般的には社会を選択するほうが良いでしょう。

 

 

理系

理系の場合は英語、数学、理科

の3教科がメインとなります。

 

 

 

 

文理ごとに、科目選択時の注意事項

文系の場合

理科は基礎2科目での受験が主流です。

社会は共通テストでは2科目必要なところが多いです。

 

一部大学では「倫政」を指定してくる

こともあるので注意が必要です。

 

 

理系の場合

数学は3まで必要なことが多いですが、

学部によっては不要なところもあります。

特に看護学部では不要な場合が多いです。

 

理科は発展2科目を要求されることが多いです。

 

社会に関しては日本史・世界史は負担が大きいので

地理や倫政を選択しましょう。

 

 

 

 

国公立大学、二次試験に向けた勉強法

二次試験では、

(特に難関大学ほど)記述式の問題が多く出題されます。

 

自身の思考を

「相手にわかるように記録する」必要のある記述式は、

マーク式の試験とはまた違った難しさがあります。

 

もちろん、一般的に、

問題の難易度も記述式のほうが高いです。

 

「記述力」を高めるためにも

自分の答案に対してフィードバックをもらう

ようにしましょう。

 

「答えが一致すればよい」マーク式と違って、

「自分の思考の流れを伝えること」が目的の記述式では

「相手に読んでもらう」「相手に負担をかけない」

心持ちが大事になってきます。

 

過不足なく解答を作り上げるためにも、

「解答の流れ」に対して採点してもらい、

練習を積んでいきましょう。

 

 

 

 

まとめ

国公立大学の場合、

全中後期の作戦建が重要になってきます。

 

それに加え、

勉強面では「記述」を鍛える必要があるので、

やることは多いです。

 

しかし、国公立大学ならではの

メリットもたくさんあるので、

ぜひ頑張っていきましょう!!!

 

 

※大学受験の大まかな流れは、全てここに記した!!

 

 

 

 

 

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