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はじめに
皆さんこんにちは！武田塾春日部校、講師の齋藤です。
今回は漢文について、科目の概要や始める時期について紹介していきます！
特に漢文を始める時期については多くの受験生の認識に誤りがある部分です。是非このブログを参考にしてみてください！
漢文とは
そもそも漢文とはどういった科目でしょうか？
学校の授業で触れた事のある受験生もいるかとは思いますが、
同じ国語の科目である現代文や古文ほど馴染みのある科目ではないでしょう。
漢文について一言で表すとすれば「中国語の古文」であると言えます！
このように表現すると物凄く高度な言語を勉強するようにイメージされがちですが、
実際に求められる知識や文法はかなり簡単なものなのでご安心を。
次の前提ですが、漢文は英語や現代文、数学のように多くの受験生が使うようなメジャーな科目ではありません。
それでは漢文はどういった受験生が使う科目なのでしょうか。
漢文を受験する必要のある大学学部について、大まかにまとめると以下です。
・国公立大学の１次（共通テスト）での受験
・主にMARCHレベル以上の大学の文学部
・早稲田大学、上智大学の文系学部
・日東駒専以上レベル以上の大学の文学部、共通テスト利用
あくまで目安です。
どの項目についても例外となる大学学部は存在するので細かくは自分で調べてみて下さい！
漢文を始める時期について
ここまで漢文という科目の概要や、漢文を必要とする大学学部について紹介していきました。
ここからは、漢文を実際にいつ頃からスタートさせるべきなのか、お話していきたいと思います。
まず結論から簡潔に言います。
漢文は「古文の基礎が完成してから」スタートして下さい！
古文の基礎が完成するまではやらなくても大丈夫ですよ、ではありません。
古文の基礎が固まるまでは漢文に手をつけない方が望ましいという事です。
ここで言う古文の基礎がどの程度を指すかという事ですが、
武田塾では基本的に「古文の日大レベル参考書ルート完走後」に漢文をスタートするよう指導しています。
もちろん受験までの期間が少ない場合はそれを待たずに漢文をスタートしてしまうケースもありますが、
残り期間がそれほどシビアなものでなければ、古文の日大ルートを終えた後に漢文をスタートするのが適切なタイミングでしょう。
これを聞いて「それだとスタートが遅くないか？」と思う受験生もいるのではないでしょうか。
しかしそんな事はないんです。
スタートを急がなくてよい理由が２つあるので見ていきましょう。
漢文の勉強スタートを急がなくてよい理由、
１つ目は「古文の基礎事項を抑えられていないと漢文が分からないから」です。
漢文の暗記、読解は古文の基礎事項が定着している事を前提としている部分が多いので、
基礎的な古文単語、古典文法をマスターした上で漢文に取り掛かる事が非常に重要です！
漢文の勉強スタートを急がなくてよい理由、
２つ目は「現代文や古文よりも労力的に重い科目ではないから」です。
もっとストレートに言ってしまうならば、漢文は古文の基礎ができていればそれほど苦労する科目ではありません。
まだ漢文をスタートできていなくても心配する事はありません。
古文の勉強をしっかりと行なって地力をつけておきましょう！
漢文を積極的に使え！
ここまで、漢文に関する様々な情報を紹介していきました。
以上を踏まえて私が受験生の皆さんに提案したい事、、、
「MARCHの文学部を積極的に受けろ！」
これです。
最近はこの文言を多く聞く事が少しずつ増えてきましたが、まだ世間には広まりきっていないでしょう。
それほど学部にこだわりはないけどどうしてもMARCHに受かりたい！
という気持ちを持っている人は、真剣にこの提案について考えていただきたいと思います。
MARCHに受かりたいけれども文学部は漢文があるから嫌、という受験生は非常に多いです。
しかし、漢文受験を忌避する受験生の割合が多いからこそ、漢文を必要とする文学部を受験する事で熾烈な競争を回避し、
合格する可能性を高める事ができるのです。
その上、漢文については時間をかけて基礎知識の暗記と演習を行ないさえすれば、同レベルの古文の読解よりも圧倒的に取っ掛かりやすいです。
まるでインターネット広告のような言い方をしてしまいますが、漢文受験の魅力を今知る事ができた受験生の皆さんは
是非このチャンスをものにしていただきたいです！
おわりに
いかがでしたでしょうか。
今回のブログを通して漢文について少しでも多く知る事ができた、漢文受験について前向きになれたという方がいれば何よりです。
最後に、武田塾春日部校では無料受験相談を行なっています。
今回紹介した漢文について更に気になる事がある方、漢文の具体的な進捗計画などについて気になる方は
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