受験生のみなさんこんにちは、武田塾春日井校です。
みなさんの受験勉強は順調に進んでいますか。
何をもって順調と考えるのか、
その規準は受験生個人ごとにもつ志望校に関わるものと考えられます。
つまりひとり一人でその程度や進捗が違っていいものだということです。
本日は、ここから基礎的・実践的な受験勉強に入る皆さんに弱点を補強しつつ
共通テスト・志望校の過去問に入っていける方法の提案になります。
夏休み、共通テスト分析から逆算して受験勉強する方法
共通テストは基礎力の確認問題である
共通テストは基礎力を確認する問題ですと言われています。
確かに良問が揃っています。
高校での学習が身についているかどうかの確認のためにはとてもよくできたテストであると言われています。
では、その共通テストの問題が解けるようになるにはどうすればいいのか。
数学ⅠAを例にお話ししていきます。
数学ⅠA:【第2問】 図形と計量 から
2022年の共通テスト数学ⅠAの第2問は図形と計量の分野から作成されています。
問題の解説を読んで見ると、以下のように表記されています。
〔1〕(図形と計量)
太郎さんと花子さんがキャンプ場で見上げた山についての仰角がテーマの問題で、水平方向と鉛直方向の縮尺の違いを修正して、正しい仰角の情報を求める。
三角比の表を利用する問題。
〔2〕(図形と計量)
外接円の半径が与えられた三角形についての問題であり、正弦定理を利用する。
基本計算が多いが、(2)で辺の長さのとり得る値の範囲を調べる際に、円の直径で制限がかかることに気づかなければ解きにくい。
図形と計量についての知識がある人であれば、問題が何を求めてきているのかがわかるものです。
ところが、図形と計量についての知識がない人はどうすればいいのでしょう。
もしかすると解説を読んでわかった気にはなっていても、
自力で解き直してみたときに解けなかった人がこれまでも見られました。
どうしてもこの「第2問」が解けないと困る人に向けて、
まず問題を解くときに時間を無視した形で解ける知識を覚えているかどうかの自己分析が必要です。
単純に解説を読んだだけでは、理解に至ることはできません。
問題を解くための発想の元が必要です。
それが数学の授業などで覚えた「図形と計量」に関する基礎的な知識です。
この「図形と計量」についての基本的な知識についての自信がない人は、
教科書や問題集で知識の入れ直し、または、呼び起こしをする必要があります。
英語リーディング:【第1問】A 書籍情報の読み取り B ウェブサイトの読み取り
Aはブラジル産の果物について書かれた書籍から、必要な情報を探し出す問題。
Bは動物園のキリンに名前を付けるコンテストについてのウェブサイトから、設問で与えられた条件に沿って必要な情報を探し出す問題。
Aは150語、Bは170語程度の英文からの出題である。
文構造・語彙はともに易しく、情報を探し出す箇所さえ特定できれば本文をすべて読まなくても解答できる問題が多く見られた。
との解説がある。
語彙量からしても、この時期なら時間を無視して読めるようであれば問題はないと思います。
もし、この第1問を読めない場合には、ぞの原因を2つあるいは3つの面から見直し必要があります。
第1に語彙量の問題
まず初めに長文を読む際にぶつかる課題が語彙の問題です。
150~170語彙の長文中に意味が分からない単語がいくつもでてきたら、
その長文を読み進めていくことができるでしょうか。
こういった長文が受験生に求めていることは、正確に読み取ることを求められます。
正確な読解を求められている長文問題に対して、語彙量の不足は致命的です。
システム単語帳やターゲット1900などといった有名どころの単語帳であれば、
おおよその目標として1200語の単語が暗記できていると共通問題の第1問であれば正確に読むための語いは獲得できていると考えられます。
第2に文法力の問題
第2に長文というよりも英文を正確に読むために、英文を構成している英文法についての正確な知識が必要になってきます。
特に見られるのが「仮定法」「分詞構文」「倒置」「同格」などといった表現法です。
長文を正確に読むには、読むための材料をそろえる必要があります。
今回取り上げている英文法の役割ですが、日本語にも国文法という存在があるのと同様に英語表記中にさまざまな形で登場してきます。
英文中に使用されている単語がどんな内容を表現しようとしているのか、
「仮定法」「分詞構文」などといった表現法を用いてどんな内容を伝えたいのか、
その英文の著者がどんな内容を伝えようして、英単語、英文法を駆使しているのかを読み取ることができなければなりません。
共通テストの問題中には、以前のセンター試験と違って独立した英文法の問題の出題がありません。
大問1~6まですべて、テーマや用途が違った英文を正確に読みることが問われている問題です。
つまり、読むための知識としての英文法を身につけている必要があるのです。
前述しましたが、英文法の中でも「仮定法」「分詞構文」といった種類の英文法はかなりの頻度で共通テスト問題内で観られますので、そのジャンルの知識についての曖昧な知識は、英語リーディングの悲劇につながりかねません。
問題集のNextStageやScrambleといった英文法問題集をここから行おうと思った際に、約1ヵ月はかかります。
英文法内でも曖昧な理解に留まっている章に絞ったならば、数日の計画さえあれば曖昧な英文法知識の撲滅は可能になると考えられます。
まとめ
本日は、共通テストに関連させた内容でこの時期の数学と英語の勉強について提案してきました。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
春日井市内の高校では、お盆の期間中にも補習を行ってくれるありがたい学校があるようです。
時間と場面とのうまく使い分けた勉強法でここからの夏休み後半戦乗り切りましょう。
学校では共通テスト向けの一斉の良さを取り入れ、自学自習ではまだ共通テストにむけての知識が揃わない科目を中心に勉強していきましょう。
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