受験生のみなさんこんにちは、武田塾春日井校です。
みなさんは勉強が三日坊主になってしまっていて、
悩んだ経験はありませんか?
3,4月の新学期を迎えるあたりには、
希望を胸に意欲満々の状態で勉強に取り組んでいたことと思います。
「英単語帳」で1000語覚えることができました!とか
「数学ⅠAからの復習を始めました」と周りで聞かれていました。
ところが1ヵ月あまりが経ったいま、皆さんの勉強はどうなっていますか?
順調に波に乗った状態で進んでいますか。
その逆に、その日その日の思い付きで勉強に取り組んでみてはきたが、
結局長続きしないまま始めたころの意欲もどこかに行ってしまった。
そんな勉強が三日坊主になってしまいがちな皆さんに提案します。
勉強が楽にできるようになりたくありませんか。
勉強が楽に感じるようになるにはどうしたらいいのか。
その方法はズバリ「自動化」にしか他なりません。
勉強という行動を自動化してしまえば、
人間は無意識でその行動をとることができるようになります。
無意識で勉強状態に入れるようになる夢のようなお話ですが、
決して夢ではありません。
事実、実践している人たちがいるからです。
ここからは、勉強の自動化を3つのステップに従ってお伝えしていきます。
最後までお付き合いください。
勉強の自動化へ3つのステップ
勉強という行動の自動化は、脳の性質を利用します。
「何かを意識決定する」というのは、脳にとってエネルギーを消費する行為です。
脳は無駄なエネルギー消費は回避し、節約しようとする性質があるため、
繰り返し行われる行動はパターン化し、無意識に行えるようになります。
勉強を自動化し、がんばらずに成果を出していくための流れは以下になります。
ステップ1:可能な限りの固定化
ステップ2:無意識化まで反復
ステップ3:可視化
次からが3つのステップになります。
第1のステップ:行動は可能な限り固定化する
人が一日の中で集中して選択できる限界が10回だと言われています。
つまり、それほどに選択するという活動は人のエネルギーを消費しているというのです。
例えば、今日は何を着ていこうかと考えると1回分を消費してしまい、
さらに昼食の場面で何を食べようかと考えるとまた一つ選択のエネルギーを1回分消費したことになるというのです。
同じ服ばかり来ているセレブたち
皆さんは下のセレブがいつも同じデザインの服を着ていたことにお気づきだったでしょうか。
・孫正義、ソフトバンク社長
・マーク・ザッカーバーグ、フェイスブックCEO
・スティーブ・ジョブズ、アップルCEO
最後に上げた・スティーブ・ジョブズ、アップルCEOは、イッセイミヤケのタートルネック、リーバイスのジーンズ、
ニューバランスのスニーカー、この3点セットを十年以上も着続けたんですね
スティーブ・ジョブズが同じデザインの服しか着なかった理由は明らかです。
スティーブが本当にやりたいこと「i-phoneなどの開発のため」に脳のエネルギーを
使いたいがために服を選ぶことで余計なエネルギーを使いたくなかったわけです。
スティーブは、同じ服を着ることで服を選ぶことを自動化してしまい、
朝起きてから無意識のうちに同じ服をきていたのです。
勉強の自動化:同じ時間に同じ科目
先ほどの同じ服を着ることと同様に、
この時間にはこれをするのように規則的な行動を計画して、実践していったらどうなるでしょう。
ここでも、脳はその行動の繰り返しを無意識のうちに自動化してくれます。
すごく単純なことの例ですが、「朝何時に起きて、何時には寝る。」といったことも自動化できます。
同じ時間に受験勉強のための時間確保を計画化し、
その計画が無意識で自動化するまで継続していくのです。
下は武田塾春日井校の塾生A君の平日の勉強計画です。
17:00~17:50 数学①(1時間)
18:00~18:50 数学②(2時間)
19:00~19:40 夕食・休憩
19:50~20:40 英語①(3時間)
20:50~21:40 英語②(4時間)
21:50~22:40 国語①(5時間)
22:50~23:30 国語②(6時間)
23:30~23:50 お風呂
24:00~7:00 就寝
平日でもこの時間の確保はできます。
A君の土日に行われている勉強です。
7:00~8:20 起床・朝食
8:30~ 9:20 数学①(1時間)
9:30~10:20 数学②(2時間)
10:30~11:20 英語①(3時間)
11:30~12:20 英語②(4時間)
12:30~13:20 昼食・休憩
13:30~14:20 数学③(5時間)
14:30~15:20 英語③(6時間)
15:30~16:20 国語①(7時間)
16:30~17:20 国語②(8時間)
17:30~18:20 国語③(9時間)
18:30~19:50 夕食・休憩・軽い運動
19:30~20:20 社会①(10時間)
20:30~21:20 社会②(11時間)
21:30~22:20 理科(12時間)
22:30~23:30 お風呂・就寝
ここに載せた例は塾生のA君の受験に向けての日々です。
A君は国公立大学を目指して今勉強中です。
受験に向けたA君の行動は既に自動化しており、
判で押したよう日々を送っています。
先日の面談で話した際にも、
A君に気負いはなく、がんばらずに毎日を過ごしているようでした。
受験に成功している人というのは、毎日を自動化できている人なのです。
勉強のためのトリガー
勉強を自動化していくために、固定についてお伝えしてきました。
実は勉強自動化のためのもう一つの要因が必要です。
勉強に入るためのルーティン、あるいはトリガーと呼ばれているものです。
この行動から自動的に勉強に入り込んでいくものです。
A君のトリガーですが、今日の勉強のための参考書や問題集を
勉強前にその日の分すべて準備しています。
今日使う数学の問題集や参考書、英語の問題集集や参考書といったものを
順番に机に揃えていきます。
その後準備した問題集や参考書を使って勉強をして、
終わったものは本棚に戻していくそうです。
たったこれだけの行動なのですが、
この準備の行動がA君のその日一日分の勉強のトリガーになっています。
ステップ2:無意識化:自動化(尽きないエネルギー)する
やる気はいつまでも続かない
冒頭でも話しましたが、やる気が起きている時には勉強にも取り組みやすいことは、受験生のみなさんなら経験済みだと思います。
しかし、いつもやる気満々でいられでしょうか。答えは「ノー」ですよね。受験相談でもこの手のやる気になれない相談を受けることがよくあります。やる気はガソリンのようもので有限です。なくなってしまったらそこでおしまいです。
では、何に頼って勉強をすすめていくべきなのか。その答えは、「自動化」です。無意識のうちに繰り返される行動には、やる気といったエネルギーは必要ありません。
「反復」こそ理想の行動
皆さんはスティーブ・ジョブズやイチローがとんでもない意志が強く、その意志の力で偉業を成し遂げたと勘違いしているのかもしれません。
彼らが成功できたのは、むしろ彼らの行動を無意識化できたからです。無意識に野球の練習やi-Phoneの研究開発に取り組めたからこそできたのです。
ではどうやって自動化にたどり着けるのか、スティーブ・ジョブズやイチローが無意識の活動に至れるようになったのか、答えは反復にあります。はじめはどんな理由であれ、その行動が繰り返されている間に、意識的な行動が無意識化されていきます。
ゲーム化とご褒美
さらに反復の行動を加速化する方法にゲーム化があります。
自分が進めている勉強がある目標まで到達したら自分にご褒美をあげる。
ご褒美は自分が本当に嬉しいことがいいと思います。
A君の場合だと、自分が設定した目標に到達したら好きな音楽に30分間浸るということを実践しているそうです。
「ゲーム化」⇒「自分へご褒美」いいと思いませんか。
ステップ3:可視化する
自分の目標を宣言する
自分のゴールにたどり着きたいと思うのであれば、その目標を可視化してください。
まわりの人にあなたの目標を宣言するのです。
今のあなたに自信も実績もない状態でかまいません。
宣言したことであなたは、その目標を共有できる仲間が見つかり、
その目標に向けてのアドバイスをしてくれる人が見つかるでしょう。
宣言することはメリットしかありません。
宣言したらどうなるのか。
周りはあなたの目標を知り、その行動を見つめることになります。
自分自身でも周りの人に宣言した手前、やらざる終えません。
目標に向かって前進するしかないのです。
勉強を記録する
自分の目標を実現しようしているなら勉強の記録を残していきましょう。
自分の問題集や参考書にやった日付や調べたなど記録していくのです。
そのページに初めてたどり着て読み始めたころの記録やその時の思いもよみがえってきます。
自分がその問題集や参考書に取り組んできた軌跡があなたに自信を持たせてくれます。
まとめ
本日は、勉強が自動化する3ステップ「固定化・無意識化・可視化」の話をしてきました。
学習成果を出していくには、
①勉強時間と科目の固定化
②勉強が無意識化されるまで反復
③目標の可視化
これら①~③の流れを自分の成績を上げたい科目すべてに
割り振ってください。
その成果は必ずついてきます。
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