受験生のみなさんこんにちは、武田塾春日井校です。
本日は、受験生がついつい陥りがちな誤った生活について取り上げ、その対処法についてもお伝えし健康を害することなく受験期を迎えられる方法についてお伝えしていきます。
受験生が避けるべき生活習慣
夜型生活には注意
受験生の中にどうしても夜型の生活モードに入り込んでしまい、結果を残すことができないでしまう人がいます。
夏至をすぎましたからこれから少しずつ夜が長くなっていきますが、それでもまだ19:00あたりまでは明るさが残っていますから昼の時間帯の方が長く感じられていると思います。
これから夏休みもやってきます。気を抜いた生活をしているとおもわぬところに落とし穴がありますから気をつけてください。その1つが今回取り上げた夜型の生活です。
過去にいた受験生の中にもこの夜型から抜けきるまで成績が伸びてこなかった生徒がいました。
現役の時には第一志望に合格できずに浪人を決めたのですが、その時の生活を聞いてみると次のような毎日でした。
9:00起床
朝食等
10:00~14:00 勉強
昼食等
16:00~21:00 勉強
夕食等
22:00~24:00 勉強
24:00~趣味
勉強の時間だけみれば、一日に10時間は勉強のために充てていたようでした。気になったのは「24:00~趣味」の時間でした。何をしていたのと尋ねてみると携帯でのゲームの時間を取っていたとのことでした。心配になって聞いてみると、本人も気づかない間に朝になってしまっていたこともあったそうです。
受験生で夜は勉強をしているのだからと親御さんもついつい甘くなってしまい、朝起こさないでいてしまっていたようです。
現役生は朝から学校があるので、どうしても起きて学校にいかなければなりませんが、既卒生になってしまうと時間の管理がどうしても曖昧になってしまう人が見られます。
私はショートスリーパー
以前に自分はショートスリーパーだから多少寝なくても大丈夫なんです。と話してくれた受験生がいました。宿題もしっかりやってくれているという報告がきていましたが、なかなか結果が伴ってこない生徒がいました。その生徒の話をよく聞いてみると眠っている時間が一日3~4時間だというのです。これには正直驚きました。
これもご家庭の話に入り込んでしまいますが、基本的には干渉をされなかったご家庭のようでした。
この生徒の場合には、勉強する時間はマチマチでした。夜に勉強していた日もあれば、朝方の日もあるなど、その時の体調に左右されるといった調子でした。
結局、この生徒さんは体調を壊してしまいます。そこで初めて、眠りが浅いことが原因での体調不良が続き治療に専念することが優先されることとなりました。
睡眠時間も大切です。理想としては7~8時間寝ることですが、難しければ最低でも6時間の睡眠時間は確保するようにしてください。人間が覚えたことは、寝ている間に脳に定着すると言われています。
なので、睡眠時間を削って長時間の勉強を行うと、ただでさえ低い学習効率で勉強した事柄を殆ど脳に定着出来ないままになってしまいます。これでは残念なことに勉強していないのと同じ状態となってしまう可能性が高いです。
長時間の勉強に注意
過去に一日に13時間も14時間も勉強することを話してくれた生徒がいました。一度そのような長時間の勉強をしてみると分かりますが、時間の終わりまで本当の意味で勉強することは絶対に出来ません。
塾での様子を見た際にも集中力が続くのはせいぜい初めの2~3時間くらいで、7時間を超えるあたりからかなりの疲労を感じてる様子を見せるようになりました。
このまま継続して10時間も過ぎれば、ただ机の上に座って時間をやり過ごしているのと同じ状態になり、13時間に到達する頃には放心状態で一日の勉強を終えることになるでしょう。
そして、このような勉強はかなりの苦痛を伴い、次の日の勉強に対するモチベーションはダダ下がりとなります。その上次の日からの学習効率はガクンと下がり、焦燥感から勉強に身が入らず負のスパイラルに陥ります。
毎日勉強するのも注意が必要
受験生はほぼ毎日勉強するするのが当たり前と周りからも自分も思いがちになりますが、実はそれもあまり良くありません。受験勉強は殆どの受験生にとっては苦痛を伴います。それは勉強が好きな人にとっても同様のことだと思います。人間は苦痛を伴うことを休まず続けることは出来ません。
仕事で例えてみると、例え一日に仕事をする時間が8~10時間程度だとしても、1週間のうち一度も休暇をくれない企業は立派なブラック企業です。やがて心を病んでしまう社員も出てくるでしょう。
受験勉強でも同様のことが言えます。苦痛を伴うことを毎日休みなく続けていると、やがて精神が不安定なって受験勉強に身が入らなくなります。
受験生が続けるべき理想的な生活
1.勉強は朝と日中を利用
既卒生は朝と日中の勉強にここから切り替えてください。現役生は、まだ学校がありますから、夜の勉強時間を取り入れないとならない状況にいますので、遅くても22:00-23:00の間には終えて、足りない分は朝の時間を活用するようにしましょう。
2.睡眠時間を6時間は確保しよう
人間も動物です。眠りについてのいろいろな科学的なデータもでてきています。私の時代には4当5落(「四当五落」という言葉を知っていますか? 古くからある受験界の言葉で、「4時間しか寝ない人は合格できて、5時間以上寝ている人は不合格になる」というものです。 昔、「受験戦争」と呼ばれていた時代の言葉で、当時は「睡眠はダメ!」 ... 今では4時間睡眠では認知能力が低下して、逆に勉強効率は落ちることはわかっています。)のような言葉も存在しましたが、健康を害したのでは本末転倒です。
3.既卒生なら平日8時間程度、現役生なら4時間は勉強しよう
継続が力になります。継続できる時間も人それぞれのところがありますから、明日も同じようにできることがベストです。無理せず継ぞくできることを実践していきましょう。
4.勉強から完全に離れる時間をつくる
勉強から離れる時間を作ることは今の状況において、勇気をいることで難しいことです。しかし、少しの間勉強から離れただけで、明日からの勉強への効率があがるといったらどうでしょう。
疲れた脳に無理やり英単語を暗記させようとしても無理な時がかならずありえます。そういった時は勇気ある決断をして、一時的に勉強を離れましょう。勉強を離れて、しっかり眠るとか、一時的な現実逃避でもいいです。また、必ず戻ってこれます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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