受験生のみなさんこんにちは、武田塾春日井校です。
本日は、「参考書だけで名城大学に合格する方法(数学編)」というタイトルでお送りします。
まずは過去問分析からです。
名城大学の過去問の内容
名城大学の理系数学の出題傾向を観てみると、これがきれいに数学ⅠA~Ⅲまでが出てきていることが分かります。2020年の理工学部の過去問を例にとっていきます。名城大学にはA方式とM方式とがありますが、いずれも大問は4題でています、。
第1問の(1)です。
解答欄のア~イまで必要とされる答えを入れていくことになります。みなさんはどう解いていきますか。
(1)をまずは、自分で解いてみて下さい。そのあと、自分の解答方針があっていたかどうかを確認してください。
模範解答になります。
のように、解答を導くことができるわけです。
ところが、この問題を解けなかった受験生の人がいたとします。その人は、まず何から手を付けたらいいのでしょう。
まず、思い出して欲しいのは、この確率の問題が数学ⅠなのかAなのかを思い起こすことから始めてください。
確率なので数学Aですね。そこで復習して欲しいのが「確率の基本性質」についてです。
まずは、自分が使った教科書があると思います、それを役立ててください。一度は先生の授業を受けたはずですから、時間をかけてあげれば思い出すことはできると思います。
もし、教科書の説明でりかいできないなあと感じたら、迷わず教科書よりやさしく説明してくれている参考書をお勧めします。
武田塾でもお勧めしている参考書ですから、まちがいありません。
数学ⅠA入門問題精講
やさしい高校数学ⅠA
「確率」みたいな難しい言葉で表現していますが、もともとは小学6年生の時に「並べ方」「組み合わせ方」といったところで出てきています。小、中と勉強してきているので思い出してあげるだけでできるようになると思います。焦らず、ひとつひとつ解決していきましょう。なんか偉そうに書いていますが、私こそ、算数、数学得意ではなかった人なので、大丈夫!丁寧に勉強すれば解けるようになります。
第1(2)
(2)も(1)と同じように、まず自分で解いてみる。
では、(2)の模範解答です。もしかしたら、こっちの方が解きやすいと思っている人もいるかもしれません。
では、質問です上述の(2)の問題で思い出すべきは、数学でいうとⅠA、ⅡB、Ⅲの中でいうとどこになるでしょう。
答えからいうと、「指数・対数の方程式」になりますから数学Ⅱの分野ということになります。
さらに、この名城大の過去問を見ていくと大問3には「正弦定理・余弦定理、三角比と面積」(数学Ⅰから)、大問4には、「漸化式、数列の極限」(数学B、Ⅲ)と前にも話していたように数学ⅠA~Ⅲまでの分野が出題されています。
こういった大学側の意図もくみ取った上で、受験生は数学の勉強に取り組まなければなりません。
名城大の過去問で合格点を取るために!!!
数学ⅠA、ⅡB、Ⅲの基礎知識習得
数学ⅠAなら
まずは、数学の勉強を1年生の時のⅠAの戻って勉強を始めてください。1年生の時に使った教科書、ワークでも大丈夫!
ただ、これからの時間を考えてコスパのいい問題集はないの~!という人に向けては、下の基礎問題精をお勧めします。
全部で149題の演習が載っています。このすべてを習得すれば数学ⅠAの基礎力はついたといえます。
進めていくペースですが、武田塾では1日10題をお勧めしています。苦手の分野には時間も必要となりますので、完全習得には1か月程度を目安に取り組んでください。
数学ⅡBでは
数学ⅡBでもコスパの面からは、基礎問題精講をお勧めします。全部で167題の問題がありますので、6週間をめどに基礎を仕上げて欲しいと思います。
数学ⅠA、ⅡBと終えたら
数学ⅠAとⅡBの基礎を終えたら、一度名城大の過去問を試しに解いてみてください。基礎知識を上手に使える人なら直接過去問を使っていけるかもしれません。
ただし、過去問がまだ難しいと感じた人は過去問前の演習を頻繁に行って欲しいので、「大学受験 合格る計算 数学ⅠA、ⅡB」の演習問題に取り組んでください。ここに載っている問題でだいぶ鍛えられると思います。
いよいよ数学Ⅲへ
理系の数学といったら、切っても切れない数学Ⅲということになります。ここでもお勧めは「基礎問題精講」です。Ⅲの基礎を125題の問題で身につけていきます。これまでのⅠAやⅡBとの関連が大事ですので、先を急ぐだけではない勉強、理解に時間がかかるところには丁寧に時間を費やすようにしてください。
過去問前の実践的仕上げ段階
数学が得意だといった人の中には、基礎復習のし直しを行うとすぐに過去問に突入しても解けちゃう受験生がいるのはこれまでも何人も見てきました。実際にそういった生徒は本当にうらやましいです。でも、そうではない私のような生徒もいるのも確かなのです。
そういった生徒に過去問前の実戦力を手に入れさせるために、「数学ⅠⅡⅢAB 重要問題集(理系)」をお勧めします。この問題集ですが、レベルが3段階(A、B、C)に分かれています。これまでも、名城大に合格させるために使ってきた1冊になりますから、ぜひ一度手に取ってみて下さい。
直前期に使っていって欲しい問題集になります。Aレベルに6週間、B,Cレベルで6週間といったペースで終えることができると思います。
あとは、過去問に取り組みつつ、時間の許す限り、苦手分野克服のための時間に充てるなど名城大合格に向けた取り組みを継続するだけです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
受験生のみなさんのお役に立てるような記事を今後も書いていきますので、よろしくお願いします。
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