知識を血肉にかえる勉強法
「参考書をたくさん読んでいるのに、知識として全然身についていない気がする……」 こんな状況に悩んでいる人はいませんか?それは、あなたが読んだり聞いたりしただけで満足しているからです。
学んだことを忘れてしまうのは「自分なりに整理したり、かみ砕いたりしていないため、使える知識として自分自身の血肉になっていない」ことが往々にしてあります。
ここで一休み!
引用 漫画「鬼滅の刃」コミック第1巻の中で丹次郎が鬼殺の剣士になるための修行に入りますが、その修行中に狐面の剣士が丹次郎にいったセリフがまさにそのものなので引用してご紹介します。 狐面の男: お前は何も身につけていない自分のものにしていない。特に、鱗滝さんに習った呼吸法゛全集中の呼吸法”お前は知識としてそれを覚えただけだ。お前の体は何もわかっていないお前の血肉に叩き込め骨の髄まで叩き込むんだ! と言い放っています。 |
では、知識を自分自身の血肉にするためには、どうやっていったらいいのか。これから具体的な方法を3つ紹介していきますので、実践してみてください。
知識を自分自身の血肉するための3つの方法
【1】WHYとHOWを自問自答する
【2】誰かに説明する目的で知識をインプットする
【3】20字でまとめる
【1】WHY と HOWを自問自答する
復習の技法として有効なのは
「自己解説」です。
これは「WHY」と「HOW」を使って、参考書で学んだ内容に対して自問自答を重ねていくことで、本当に覚えているかどうかを振り返ってみるのです。参考書の内容は、難しいこともわかりやすく説明されています。そのため自分は理解できたはずだ」と思い込んでしまいがちです。
ところが実際に自己解説してみることで、本当に理解できているかどうかが自分自身でわかることができます。自覚がともなって初めて、覚えようとしている知識が自分のものとなります。
【2】誰かに説明することを意図して
学んだ内容が頭の中にしっかり入ったかどうかを確認する指標として、「誰かに説明できる知識なっているかどうか」というポイントがあります。知識の理解が不十分だと、相手を納得させられるだけの説明はできません。相手が分かるように説明できて初めて学んだ知識が本当に身についているかどうかが確認できるのです。
【3】20字程度でまとめる
学んだ内容の理解が曖昧だと、「なんとなくわかるけれど……」「だいたいの意味はこうだっけ……」というように、頭のなかにはふわふわしたイメージしかありません。
そんな時は、自分の頭の中のイメージを言葉や文字にしてみましょう。
学んだイメージを言葉や文字にすることは、頭の中でふわふわと漂っている知識の概念のようなものを、実態に変えることができ、知識をイメージではなく実態として脳内に定着させることができます。
その時におすすめなのは「20字程度」でまとめてみることです。
例えば、関係代名詞の勉強をしたとします。20字程度で関係代名詞を言語化するとしたら、どのように表現できるでしょうか。一度やってみましょう。
例:関係代名詞 2つの文をつなぎ、代名詞の働きで、名詞を詳しく説明する。(28字) |
勉強した内容は“自分の言葉” で表現できるようになっていますか?問題集や参考書に書いてある通り理解しようするのでするのではなく、自分の言葉で「再言語化」することで、理解も記憶も飛躍的伸びることが分かっています。
まとめ
知識を自分自身の血肉にかえていく方法理解していただけたでしょうか。どんな勉強でも目的意識をしっかりともって実践するのとそうでないとでは初めからゴールラインが違ってきます。
使える知識を身につけていきたいのなら、初めからその知識を自分自身の血肉にする目的を持って取り組みましょう。
きっと違った未来をつくることができるはずです。
最後までお読みいただきありがとうございました。今後も受験生に有益な情報を提供していきますので、よろしくお願いします。
**********************************
武田塾春日井校では一対一の完全個別指導で、生徒一人一人に合った科目毎の志望校別個別カリキュラムにより逆転合格を可能にします。
武田塾春日井校では大学受験を控える皆様からのお悩みを伺い、一緒に解決していく「無料受験相談」を実施しております。各科目の勉強方法から志望校対策までお気軽にご相談下さい!
受験相談について気になる方はこちら↓の記事をご覧になってみてください!
下のバナーから受験相談の申込を行ってください。申込お待ちしております。
武田塾春日井校での無料受験相談のご予約は↑からお願いします!!
お電話でのご予約も可能です!