はじめに
皆さん、こんにちは!
西鉄春日原駅から徒歩2分、武田塾春日原校講師の稲用です!
夏休みも終わり、高校生の皆さんは学校がスタートする時期だと思います。
「夏休みを制する者は受験を制する」といいますが、
走り抜けた夏休みの成果をはかるもの、そう模試です!
秋から受験生は特に模試が増えてくると思います。
模試の有意義な受け方、
①模試受験前
②模試当日
③模試受験後
以上3点に分けてお話ししていきます。
①模試受験前
目標を立てる
目標なしに受けるのはもったいないです。
模試受験に当たって目標を設定しましょう!
ここで大事なのは、
「前回の模試結果」です。
前の志望校判定や成績をうけて、
・あと何点取れば志望校判定が上がるのか
・あと何点で全国平均よりも上の点数を取れるか
・苦手な単元及び対策した箇所をどのように克服するか
などなど、人によってそれぞれ異なるかと思いますが、
自分の現状からしっかり考えて目標を立てていきましょう。
ポイントとしては最終目標を達成するための過程として、
達成できそうな目標を立てるとモチベーションアップにもつながります!
時間配分
模試に限らずですが、試験は時間との戦いです。
制限時間内にその力を出し切れなければ意味はありません。
制限時間内に自分の力を最大限発揮するためにも、
「大問ごとにどのくらい時間をかけるか」あらかじめ考えておきましょう。
例えば英語の場合…
大問1 各6分
大問2 各7分
大問3 各8分
大問4 9分
大問5 9分
大問6 各10分
見直しを10分
計80分で解いていく
また英語は配点も考慮し、後ろから解いていくなど、
解く順番も非常に重要になってきます。
得意・不得意を考えながら設定するの1つの策ですね!
②受験当日
時間に余裕を持つ
模試に限らずですが、
試験当日は時間に余裕を持って家をでましょう!
早めに到着することで、緊張感も和らぎます。
また当日、どんなことが起きるかわかりません。
公共交通機関の遅延なども大いにあり得ます。
試験開始時刻に間に合わなかった...
といったことが無いようにしておきましょう。
栄養補給
模試は朝から始まり、夕方から夜の間に終わる受験生がほとんどだと思います。
1日かけて行われる模試をどう乗り越えるかも重要になってきます。
・眠気対策のため、お昼ごはんはおなか一杯にならない程度にする
・お手洗いに行くリスクを減らすために休憩時間中の水分は摂りすぎない
といった対策をして、当日を乗り越えていきましょう。
③模試終了後
自己採点・復習
模試が終わってゆっくりしたいかもしれませんが、、、
すぐに行ってほしいのが、自己採点と復習です。
模試は返却までにおよそ1か月以上時間を要するものが多いです。
自己採点はすぐに終わらせましょう!
そして何より大事なのが復習です。
記憶の新しいうちに復習することで効果を発します!
・なぜ間違えたのか(ケアレスミス、時間、知識不足など)
・また同じような形式の問題にあたったときの対策法 など…
考えなければなりません。
この復習が何よりも大事です。
復習を通して自分の弱点、
つまりこれから得点が伸びる可能性のある箇所が分かります。
ミスが多かった、前回よりも悪いかもしれない、と悲観的になるのではなく、
じゃあどうすればいいのか、これからまだ得点になりうる箇所がどこなのか、
自分で把握し次につなげましょう!
おわりに
以上が模試前後に考えるべきポイントでした。
模試は自分の実力を試すチャンスです。
そしてそれと同時に弱点を把握し、
次の得点へつなげるための大事なツールです。
今回お話ししたルーティーンに沿って行えば、
目標を立て、実践し、復習し、次につなげる…
自然につながって良いサイクルになっていきます。
またこのサイクルを活用すれば、
模試だけでなく自分で取り組む過去問などにも応用できます!
ぜひ今回お話ししたことを実践して志望校へ近づいていきましょう!