今回の概要・・・
皆さんこんにちは、武田塾春日原校の長尾です。
今回は、入試問題分析ということで。上智大学の英語編を行っていきたいと思います。
上智大学といえば英語が強い！といったイメージを持っている人も多いと思います。
では、実際に入試問題はどのくらい難しいのか、どのくらいの得点が必要になるのか
そういった疑問を解消すべく、今回上智大学の入試問題を分析していこうと思います。
今回解説する入試方式・・・
上智大学の英語の入試方式は①TEAPの得点を利用するもの ②学部の試験と共通テストを合算するもの
③共通テストの得点を利用するもの の３つの方式があります。
今回の記事では、学部の問題を分析することを目的にしているので②番の方式に焦点を当てて
分析を進めていきたいと思います。
問題傾向・・・ 英文学科
学部ごとの試験で英語が使われる学部は経済学部経営学科・外国語学部・文学部英文学科・総合グローバル学部
になります。
文学部英文学科は２つの大問から構成されおり、１番がリーディング、２番がライティングになっています。
時間は75分であり。時間的には足りないということは基本的にはないと思います。
カギを握るのはやはり２番だと思います。
2022年度は世界の食料危機について小学生に分かりやすく順序だてて説明する文章を120文字で書けという問題が
出題されています。
日本語でも難しいと感じる内容を英語で表さないといけないため、問題としての難易度はかなり高いと感じます。
入試までに、あらゆる社会問題や頻出のテーマについて自分なりに考えておく必要があると思います。
また、各分野特有の英語の言い回しなども知っておくと強いかもしれません
。
1番の長文はしっかりと長文対策をしてから臨めば太刀打ちは可能であると感じますし、２番が難しいぶん
しっかりと得点しておきたいところです。
経営学科・総合グローバル学部・外国語学部・・・
経営学科・外国語学部は問題数が多く時間的にシビアになっています。総合グローバル学部は経営学科に比べると
問題数は少ないので、まだ時間的余裕はあります。
両者の問題傾向はほぼ同じで長文読解力と文法力が主に必要な力になります。
長文はやはり上智大学ということもあって、一筋縄ではいかない問題も少なくないため、
演習量をかなり積んで速読力や長文に対する慣れ・解答のコツをつかむことが必要になってくると思います。
文法は同意語・品詞・並び替え・間違っている個所を見つける問題と幅広い形の問題が出題されるため、
文法の参考書をただ丸暗記するのではなく、本質をしっかりとつかんでおく必要があります。
長文・文法のいずれにせよ、高い水準で英語力が問われる問題と言えると思います。
勉強を進めていくうえで意識してほしいこと・・・
上智大学の問題は難易度が高いと言いまいしたが、それは、知らないことが次々と問題に出てくるということ
ではありません。単語もターゲットやシスタンを完璧にしていれば問題ないですし、文法も
ネクステやビンテージを完璧にすれば大丈夫です。
問題が難しいと言っても基礎力がしっかりと身に付いている人は得点ができる試験であると
問題に目を通してみて私は感じました。
勉強の基本ですが、いろいろなレベルの高い参考書に手を出すのではなく、しっかりと１冊の単語帳
文法書を完璧にして、長文演習・文法演習を重ねていくことが上智大学の問題で得点をするために
一番重要なことになります！
最後に・・・
みなさん、ここまで記事を読んでみていかがだったでしょうか。
最後はありきたりなまとめになってしまいましたが、やはり上智大学の英語で必要になる力は
基礎力です。まずはこの夏の期間でこれから問題演習を重ねていくうえで土台となる
英語の基礎力をしっかりとつけていきましょう！
今後も様々な大学の入試問題分析を行っていくので、ぜひ確認をお願いします！
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最後に
いかがでしたか？
志望校・学部が決まっていると気持ちに余裕を持つことができ、勉強のモチベーションにもつながります。
受験なんてまだまだだと思っている1年生、2年生も、ぜひ、早いうちから大学について調べてみてください。
