「現代文」の学習方法① ―はじめにできること
こんにちは。
武田塾春日原校の宮田です。
本日は、
『「現代文」の学習方法① ―はじめにできること』についてご紹介していきます。
・現代文の学習をどう進めていけばよいが分からない。
・いつも感覚で現代文を解いているから、点数が安定しない。
そのような方々にお読みいただければ幸いです(^^)
受験における「現代文」の学習について
受験生の皆さまのなかで、現代文の学習に苦労されている方も多いのではないでしょうか。
現代文は、文字どおり「現代日本語の文章」ですから、私たちにとって比較的親しみのあるものです。しかし、それゆえに、なかなか掴みどころがなく、学習が後回しになりやすいものです。
この現代文ですが、大学受験においては文理ともに、重要な位置を占めています。
たとえば、国公立大学であれば、共通テストでは、国語が必須である場合が多いです。
また私立大学(文系)の一般入試ではごく一部の大学をのぞいて必要ですし、国公立大学の二次試験で、国語が出題される大学(主に旧帝国大学)もあります。
こうした背景から、受験生には、他科目と並行して、国語の学習も進めていくことが求められます。
今回は、なかでも「現代文」の学習方法に焦点を当てて、お話しをさせていただければと思います。
(ルソー/フランスの哲学者)
① 現代文の学習が後回しになるのはなぜ?
理由1 国公立志望者の場合、科目が多くて現代文まで手が回らない。
国公立大学の受験を検討されている方は、科目が多くたいへん苦労をされていることだと思います。
英語に数学、理科に地歴公民。
現役生であれば日々の学校の授業の予習復習、春休みはそれぞれの科目でたくさん課題も出ていることでしょう。
こうした状況の中、なかなか国語、とくに現代文にまで手が回らないのはもっともなことのように思います。
国公立志望者の場合、まずは、英数を固めていただくのが先決ですから、国語はある程度後回しにしてもかまわないと私自身は思います(もちろん余裕があれば古文単語や助動詞、敬語などの古文文法の知識をインプットしておくことをおすすめします)。
理由2 暗記事項が少なく、どのように学習すればよいか分かりづらい。
英語であれば、英単語・熟語、英文法。
地歴公民であれば、その大半が暗記です。
一方、現代文の暗記事項と聞いてすぐに思い浮かぶものは、「漢字」や「文学史」などでしょうか。
漢字や文学史の学習が大切であることは確かなのですが、共通テストや私大、国公立の試験では、それらの配点はそれほど高くありません。
たとえば、共通テストの評論文では、漢字の配点は、10/50です。文学史にいたっては共通テストでは出題が見られません。
共通テスト、私大、国公立の二次ともに、出題の大半は、「読解」にまつわるものです。
文章を論理的に読み解くことができているか。
読み手の主観を介在させずに、筆者の意図を十分汲み取れているか。
こうした点が問われます。
その読解問題で得点をとるためには、いくつか前準備が必要になります。
もちろん、現代文が非常に得意で、ほとんど学習をせずとも、スラスラ解ける方もいらっしゃいますが、基本的にはつぎのような学習方法から始めてみるのがよいかと思います。
(ヘーゲル/ドイツの哲学者)
② まずはこのような学習から始めてみてはいかがでしょうか?
1. 「キーワード」の学習を進めておく。
現代文の「キーワード」とは、英語における「単語・熟語」のようなものです。
たとえば、英語では、文章を読み、内容を把握していく際に、単語・熟語の知識、すなわち、「語彙力」が必要になります。
これは、私たちが日本語を母国語とする以上、外国語である英語の文章を読み解くためには、その言語の特有の「語彙」を習得する必要があります。
皆さんは、学校などで単語帳を配布され、日々の授業や定期試験などでその知識の確認をされているかと思いますが、これは「語彙力」を身につけている段階です。
一方、日本語を母語とする日本人の場合、当然ながら日本語文法に関してはほとんど問題がありません。多少、「て」「に」「を」「は」などの助詞の使い方を誤ることはあるかもしれませんが・・・
では、どうして現代文(とくに評論文)が読めないのか。
それは、冒頭の「キーワード」の知識不足、すなわち現代文の語彙力が不足しているのです。
現代文で頻出のキーワードの一例をあげるとつぎのようなものがあります。
普遍 / 特殊 / 具体 / 抽象 / 概念 / 観念 / 主観 / 客観 / 形而上 / 国民国家 / 資本主義 / ニヒリズム / パラダイム / レトリック / アナロジー
「こうした言葉を聞いたことはあるけれど、意味はよく分からない」
「後半のカタカナのことばに関しては聞いたこともない」
そのような方もいらっしゃるかと思います。
こうした現代文でよく出題される「キーワード」の学習を進めておくことで、評論文を読むことがずいぶん易しくなります。
「キーワード」の学習に関しては、以下の参考書がおすすめです。
また日をあらためて、こちらの参考書についてはふれたいと思います。
⭐おすすめの参考書
『現代文キーワード読解』(Z会)
2. 「評論文」を読む練習を積んでおく。
ある程度、「キーワード」の知識を習得したら、実際に評論文を読んでみましょう。
苦手な方は、学校や市販の問題集の易しい文章でもよいですし、得意な方であれば、入試レベルのものに挑戦してもよいでしょう。
日頃から評論文を読む練習をしておくことで、むずかしく、硬い文章への耐性がつきます。
読んでいる途中で眠くなる方もおられるかもしれません。そのような方は、興味のある文章でかまいません。
そうした練習を重ねるうちに、だんだんと読むのが楽になってくるはずです。
さいごに
『「現代文」の学習方法① ―はじめにできること』についてご紹介させていただきました。
現代文の学習に悩む方々の参考になれば幸いです。
ここまでお読みいただきありがとうございました(^O^)
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