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【理系向け】過去問で点数が取れない!?2つのパターン別対処法

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みなさん,こんにちは!

柏の個別指導塾・予備校の ”武田塾” です!

今回は,理系の受験生(理系科目を受験する人)向けの記事となります。

 

この時期は,志望校の過去問を解いてみて,

 

「うわっ,できない…」「どうしよ…」となっている人が多いと思います。

もしかしたら、

ほとんどの人がこの状況になっているのではないでしょうか?

この記事では

「今後どういうことをしなくてはいけないのか。」

について書いていきたいと思います。

成績アップ

理系科目の「大前提」

 

まず,理系科目(数学や物理等)を受験する人に分かっていて欲しいことは、

理系科目は,「やったことのない問題(初めて見る解法の問題)は基本できない」ということです。

(できる人は天才・・・)

 

前提として,理系科目で志望校合格レベルまで自分の学力を引き上げるには、

見たことのある問題を志望校レベルまで広げる

そのレベルまでの問題をできるようにすることが必須になるのです.

 

 

これを達成するための1ステップ目として、

過去問を早めに解くことが大事になります.

 

1回目に過去問を解いてみる時の目的の一つには、

「合格までの距離を把握できる」ことが挙げられます.

 

 

以下では,見たことのある問題を志望校レベルまで広げる

 

そのレベルまでの問題をできるようにするを達成するために受験生が今後していくべきことを,

 

2つに場合分けして伝えていきたいと思います.

 

自分がどちらの状況なのかを把握するために,未だ過去問を一度も解いていない方は,まずは志望校の過去問を一度解いてみてください。

 

 

過去問を解いてみての状況

<場合分け>

  1. (解説を読んでも,)見たことない問題が多くてできない
  2. (解説を読んだ時,)見たことあるような問題だができない

 

((解説を読んでも,)見たことない問題が多くてできない)向け

まず,こちらの人は,新しい問題にふれていくしかありません

 

この時期から新しい参考書に触れていくのは,リスクが高いかもしれませんが,

過去問のレベルに今の自分がいないのであれば,それは仕方ないことです.

 

この時期は,もう残された時間は少ないはずです.

全分野でやるのではなくて,過去問に頻出の分野だけやるというのが良いと思います.

 

その参考書をやる時の注意点としては,

「問題の解答の暗記にならないようにすること」です.

 

スポーツでも何でもそうですが,

本番を意識して練習に取り組むことが大事になります。

毎回テキストの問題を解く時に,初見で見た状態でやるように,

解答を見てから時間を空けるのも大事になります。

そして,忘れてきた頃にもう一回やるのが理想的だと思います.

 

その上で,<2.の人向け>でも同様のことを述べますが,具体的に

問題文を見た時に,ポイントや解法が思いつくか.

・解答が再現できたとして,それが説明できるか

(テキストの解答解説よりも具体的に自分の言葉で説明できるか)

を意識して取り組んでみましょう.

 

もう冬になるので,1回目からこれらを特に意識して実行してみましょう.

 

(解説を読んだ時,)見たことあるような問題だができない)向け

 

こういった方々の原因は,「問題の判別ができていない」ということになるでしょう.

 

こちらは,もう既に参考書は志望校レベルまで到達していることになります.

 

志望校レベルの問題が解けない時,どんどん新しい問題に触れていきたいという気持ちはあると思いますが,

 

ここで何よりも大事になってくるのは,「今までやってきたテキストを”完璧”にすること」です.

(いくらたくさんの問題に触れて自分の学習範囲を広げても,それが自分の力になっていなければ何も意味ありません.)

 

今やっている(やっていた)参考書に対して,

・問題文を見た時に,ポイントや解法が思いつくようになるまでやる.

・解答が再現できるだけでなく,それを説明できるようにする.(テキストの解答解説よりも具体的に自分の言葉で説明できるようにする.)

・各章の最後の方の難しいところまで上の2点をできるようにする.

 

上記のことをもう一度徹底してみてください.

これができるようになれば,以前よりも問題を見抜いて解く力が付いていると思います.

 

理想は,過去問などで問題を見た時に,

自分が今までやっていたテキストの例題やポイントが頭に思い浮かぶことです.

これができるくらいまで,今やっているテキストを突き詰めていきましょう!

 

 

しかし,これが完璧になっても,どうしてもそのような問題の演習が足りていない場合もあると思います.

 

英語長文でもそうですが,英文読解のテキストで倒置などの構造を勉強しても,

実際に英語長文で初めて倒置が出てきた時にそれを気づける人は少ないと思います。

 

それを復習して,2回目に出てきた時にできるようにしていくのが大事になります。

(そして2回目でも無理なら3回目の次こそ気づけるようにする.)

これは,理系にも当てはまり,これを実行するためには,過去問や同レベルの参考書をやっていくことが有効だと思います.

 

こういった場合は,

 

(今までやってきた参考書レベルの)演習用参考書と過去問を進めていきましょう

 

演習を続けていると,解けるようになっていくはずです!!

 

最後に

この時期,過去問演習をしては点数が取れなくて,焦りや不安を抱いている方が多いと思います.

 

残された時間が少ない今,

自分の志望校で「1点でも多く取れるような現実的な対策をしていくこと」が最も大切だと思います.

 

例えば,自分の受験校が国公立大学であった場合,共通テストと2次試験の点数の割合を踏まえて,

どの科目に最も時間をかけていくべきなのかを考えるべきです.

また,「苦手分野」と「頻出分野」が一致しているのであれば,

そこが一番点数を伸ばせる場所になります。

そういった分野には時間をかける価値があることになると思います。

 

これからの時期,まだまだ伸びます.私自身も冬でめちゃくちゃに伸びました。

 

この記事に書いたアドバイスを参考に,皆さんもあと少し頑張ってみてください!

健闘を祈っています!!

 

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