こんにちは!武田塾鹿島田校です。
今回は早稲田大学文学部の英検利用入試について
実際にこの方式で合格した筆者が解説していきます!
早稲田大学文学部で英検利用できる?
早稲田大学文学部の一般入試には
一般選抜、英語4技能テスト利用方式、共通テスト利用方式の3種類が存在します。
このうち英語4技能テスト利用方式で英検を利用することが可能です!
英検利用入試の出願条件、試験科目
【英語4技能テスト利用方式】
・出願条件:英語4技能テストで以下のスコアの基準を満たしていること。
(早稲田大学文学部公式サイトより抜粋)
・試験科目
国語:90分、75点満点
地歴(世界史B、日本史Bから1つ選択):60分、50点満点
この入試方式では英検、GTEC、TEAPなどの
英語4技能テストで基準を満たすスコアを取っていた場合、
英語を除いた国語、地歴の点数のみで判定を受けることが出来ます!
また、この方式は一般との併願も可能なので、一回の試験で英国地歴3教科での判定(一般選抜)と国地歴2教科での判定(英語4技能テスト利用方式)を同時に受けることが出来ます!
受験に必要な英検のスコア
英検を利用する場合、受験に必要な英検のCSEスコアは
4技能のスコアがそれぞれ500以上かつスコアの合計が2200です。
基本的には英検2級~準1級で取得可能なスコアになります。
合格基準CSEスコアが
準1級:2304、2級:1980となっているため、
準1級の場合は合格していれば受験資格を得られますが2級では合格した上で高い得点を取る必要があります。
とはいえ、準1級は2級よりもかなり難しいです。必要な単語のレベルや読解のレベルが2級に比べ大きく上がります。
そのため、2級を早い段階で取得していて準1級を対策する時間の余裕があるなら挑戦してよいと思いますが、
基本的には2級でスコア2200を狙うことをおすすめします。
英検利用入試のメリット・デメリット
ここからは英語4技能テスト利用方式のメリット、デメリットについて紹介していきます!
英検利用のメリット
・英語の試験が免除になる
・英検2級で受験可能
・一般方式と併願可能
それぞれ解説していきます!
・英語の試験免除
やはり英語の試験免除で国語・地歴の二科目で受験可能であることがこの方式の最大のメリットと言えるでしょう。
英語が苦手で国語、地歴に自信がある人にとってはうってつけの受験方式になります!
また、第一志望でなく併願で受けようとしている人にとっても対策が2教科で済むためかなりコスパの良い方式になっています。
・英検2級で受験可能
他の大学、学部では英検のスコアを点数換算するところも多いのですが、文学部では英語の試験免除になるので
英検2級でも基準を満たしていれば準1級と同じ扱いを受けることが出来ます!
英検利用は準1級以上じゃないと有利にならない...ということも多いので2級でも受験可能であることはかなりメリットと言えますよね。
・一般方式と併願可能
英語4技能テスト利用方式は一般と併願できるので、受験料さえ払えば合格のチャンスを増やすことが出来ます!
試験の内容は一般と同じものになるので、例えば一般と英検利用を併願した場合、
受験日に英、国、地歴の3教科の試験を受ける
→3教科(英、国、地歴)の合計点数で判定
→2教科(国、地歴)の合計点数で判定 というように
1回の試験で2種類の判定を受けることが出来ます。
そのため、もともと一般を受験する予定の人は新たに対策する必要はありません。
本番でどのくらい点数を取れるかはわからないので、増やせるチャンスは増やしておいた方が安心だと思います。
英検利用のデメリット
・難易度が高い
英語4技能テスト利用方式は
一般より募集人数が少なく、合格に必要な点数も高いです。
2023年度入試の合格最低点を比べると、
一般:129.8/200点(約65%) 英語4技能テスト利用:85/125点(約68%)
と英語4技能テスト利用の方が若干高くなっています。
この点数は得点調整が行われた後の点数なので、実際は7.5割~8割程度得点すると合格ラインだと思われます。
また2教科のみで判定するため
どちらか1教科で失敗すると合格は厳しくなってきます。
国語、地歴どちらも高得点を取らないといけないため難しい入試方式と言えます。
英検利用入試はどんな人におすすめ?
英検利用入試を受けるべき人
・英語が苦手で国語、地歴が得意な人
・併願として早稲田大学文学部を考えている人
・第一志望、第二志望で目指している人
私がそうなのですが、英語が苦手で国語、地歴に自信がある人は絶対に受けた方がよい入試方式です!
英検2級なら必要な単語・熟語のレベルもそれほど高くないため、
早稲田レベルの英語は解けない...という人でもスコア2200を目指すことが出来ます!
得意な科目のみで受験できるため、英語が絶望的に出来なくても合格できる可能性があるのです。
逆に国語、地歴どちらかに苦手意識がある人にとっては合格を狙うのは厳しいかもしれません...。
また、先ほども言いましたが併願として考えているなら2教科の対策のみで済むこの方式がおすすめです。
英検利用方式のみ受験して、本命の対策に時間をかけるようにしましょう!
逆に第一志望、または高い志望順位で早稲田大学文学部を目指している人は
得意不得意にかかわらず一般選抜と併願で受験することをおすすめします!
本番どれほど点数が取れるかはわからないので、たとえ国、地歴に苦手意識がある人でも保険をかけておいて損はないと思います。
英検利用で合格した筆者の体験談
実際に英検利用入試を受験して
私は早稲田大学文学部の一般選抜と英語4技能テスト利用方式を併願で受け、
一般は不合格、英語4技能テスト利用のみ合格しました。
本番の入試では
自己採点で 英語6割以下 国語7割 世界史9割 程度だったと思います。
英検は6、7月に受験し英検2級でスコア2200を取っていました。
過去問を解いている段階から世界史、国語は7~8割程度取れていましたが、英語は毎回6割、ひどい時は5割くらいでした。
高校の担任には「英検利用は合格者も少なく難しい」と言われましたが、私は英語が苦手で国語、地歴が得意だと自分でわかっていたので英語4技能テスト利用方式と一般を併願で受験しました。
今では英検利用で受験していて本当に良かったと思っています。
私のように英語4技能テスト利用方式に助けられる可能性もあるので、悩んでいる方は受験を考えてみることをおすすめします!
早稲田大学文学部英検利用入試まとめ
受験資格を持っているなら
英語4技能テスト利用方式を受験すべき!
難易度が高い...などデメリットはありますが、合格のチャンスを増やすことができるので資格があるなら受験すべきです!
一般と併願するのであれば対策は一般の対策のみで済みますし、すでに必要なスコアを持っているなら受験して損はないと思います。
悩んでいる方はこの記事を参考にしてぜひ英語4技能テスト利用方式を目指してみてくださいね!
また、今回は早稲田大学文学部について紹介しましたが
文化構想学部にも同じように英語4技能テスト利用方式があります。
文学部と文科構想学部は問題の傾向もほぼ同じなので、文学部を受験する方は文化構想学部も受験することをおすすめします!
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