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【逆転合格】AO落ちて1か月半で成城大学合格を掴む 武田塾鹿島田校

こんにちは!武田塾鹿島田校 講師のYです!

 

秋が深まり受験シーズンも本格的になってきましたね。

推薦入試は始まっているところも多いのではないのでしょうか?

 

今回は、私の受験体験記をご紹介します!

短期間で逆転合格した実話を小説感覚でご覧ください!

 

AO受験を考えている、入試まであとわずかしかない

というそこのあなたはぜひ!そうでないあなたも必見です!

 

概略

・在学していたのは偏差値58の公立高校

・高3、9月まで部活をしていた

・総合型選抜(AO受験)での受験を決め、AO専門塾に入塾。

・12月にAO受験が不合格で、ノー勉から受験勉強スタート

・2月、成城大学に合格

 

概略はざっとこんな感じです。

 

目次

1 AO受験を選択し失敗したわけ

 1-1. 勉強したくないからAO受験

 1‐2.AO受験に不合格

2 AO不合格から一般受験を目指す

 2-1. 志望校を決める -大きな決断-

 2-2. 勉強開始

 2-3. 勉強法の研究

 2-4. この参考書だけを完璧に

 2-5. 勉強時間を伸ばす

 2-6. 感情を大切にする

3 志望校合格を目指す

 3-1. 基礎あらずんば合格あらず

 3-2. ラストスパート

 3-3. 受験当日

 おわりに

 

 

1 AO受験を選択し失敗したわけ

 

1‐1. 勉強したくないからAO受験

AO入試、現在の総合型選抜入試をご存知でしょうか?

AO入試は推薦入試の一種で、面接や小論文、プレゼンテーションなど入試形態は各大学によります。

大学の出願資格(評定や資格など)を満たしていれば誰でも出願することができます。

 

そんな中、私は勉強が大の嫌いでした。

勉強しなくて済むAO受験、最高じゃん!

と思い、高1の時からAO受験しか頭にありませんでした。

 

もちろん、大学で学びたいものが浮かんでいたり、内面を見て判断されることが魅力に感じたりなど他にも理由はありました。

 

そんなこんなでAO受験を目指します。それは、一般受験の勉強をしないことを意味しています。

7月にAO専門塾に入塾、小論文の添削や面接の指導を受けます。

8月上旬に学期末テストがありました。出願資格に評定があったため、そこそこ勉強しました。

 

AOに英語や社会の知識は直接必要ありませんし、一般受験をしないつもり満々でいたので8月以降は全く勉強をしませんでした。

小論文を書くにあたり、前提知識や多角的な視点が必要となるため、そういった意味では興味のある分野や時事的なことは意欲的に学んでいました。

 

 

1‐2. AO受験に不合格

私は10月にM大学、11月にG大学を受験しました。

M大学は一次選考が志望理由書、二次選考が面接といった具合です。一次で落ちてしまいましたが、、、

 

M大学に不合格になった理由のひとつに、塾に頼りきってしまっていたことがあります。

塾では小論文の評価もそこそこ良かったですし、志望理由書の添削も順調に行き、勝手に安心していました。

でも実際、自分の中では納得のいく志望理由書を書けておらず、、、

 

自分は初めてのAO受験だし、塾の指示に従うべきだろうと思っていました。

高校の先生のことをあまり信用していなかったので、受験に関してはすべて塾に頼りきっていました。

 

不合格の原因を塾と言ってしまうのは少々あれですが

 

「あの時こうしとけば、、」

「自分の意志でやらなければ。」

 

という感情が強く芽生えたのをよく覚えています。

 

 

本当はM大学一校の予定で考えていましたが、せっかく塾に入ったのだし、周りも併願をしていたのでG大学を受験することに決めました。

前回の反省があったので、今回は従順になることをやめ、自分の書きたいように書きました。もちろん添削を受け、アドバイスを踏まえつつです。

 

G大学は一次、二次の区切りはなく、志望理由書を事前に郵送し、小論文の一発勝負でした。面接は感染症対策の観点からなくなり、小論文と同時に筆記の試験がありました。

 

受験中、この話は面白い、わかる、わかるぞ!とどんどん書き進めました。

受験後、これは勝った。と心はウキウキです。

 

しかし、帰りの電車内で振り返っていました。問題文は回収されたので頭の中でです。

 

「あれ、よく考えたら自分の論理ってちょっとずれていないか?これを述べたいなら、この一文がないと筋が通らないな。」

「この要約もちょっとずれてない?まとめてはあるけど、本来言いたいことはこっちだ、、、」

 

ウキウキは束の間、絶望になりました。

 

ここで学んだのが

 

「受験中は冷静に。力を出し切るためには落ち着いて、一歩引いて考える。」

 

ということです。

 

そうして、12月 高校のお昼休みにスマホで不合格を確認し、一般受験の道を歩むことになりました。

 

2 AO不合格から一般受験を目指す

 

2-1. 志望校を決める -大きな決断-

12月4日に不合格を確認し、6日に東進の共通テスト本番レベル模試を受けました。

もちろんオールE判定です。志望校に書いた学校を明確に覚えていないのですが、AO受験したM大学とG大学に加えて、青山学院と成城大学を記入した記憶があります。

 

一応、12月に不合格の可能性があるので、11月中旬にターゲット1900を購入し、世界史1問1答を友人からもらいました。

 

11月の時点では、世界史は暗記科目で量も多いからとりあえずやっておくか。と思いぼちぼち進めていました。

しかし、実際不合格になってみると、一般受験は目の前で合格できる気配すらありません。

 

母親とこれからどうするか話した時には泣いて暴れました。

AO受験に合格できなかった申し訳なさ、一般受験への絶望、今までなにもやってこなかった自分への苛立ち

様々な感情が複雑に絡んでいました。

 

不合格になるのがトラウマになり、当初は専門学校や年明けにある四年制大学のAO(例年、倍率1倍以下のもの)を探しまくっていましたが、話し合いを経て四年制大学の一般受験をすることに決めました。

受験校を最終決定したのは1月頭でした。

 

受験校

・成城大学 文芸学部

・神奈川大学 経営学部

・東海大学 教養学部

 

3校は少ないと思いますし、MARCHを受けるかも友人と話していました。

実際、中央大学の総合政策学部や法政大学の文学部も視野に入れていましたが、今の自分が上の大学を目指すのは困難であるのは明白でした。

また、上の大学を目指すあまりに、他の大学の対策が希薄になり、滑り止まらないだろうと考えていました。

 

それらを加味して、成城大学を第一志望に設定し、確実に狙うことに決めます。

 

そして、受験校を決めるにあたって大きな決断をしました。

それが

「二科目受験」

です。

 

二科目受験も様々な形態があるかと思いますが、私は英語と国語で戦うことにしました。

三科目に比べると合格最低点が高く、高得点での争いになります。

 

しかし、2ヶ月弱で三科目の対策をすることは足元をすくわれるに違いないと思い、二科目受験を決意したのでした。

 

2-2. 勉強開始

12月4日に不合格になりましたが、すぐに勉強を開始できるメンタルもなく12月20日くらいから真面目に勉強開始したことを覚えています。

 

それまでは、ターゲット1900をとりあえずやっていました。

学校の授業は全て内職です。

学校を休んで友人とガストで勉強なんかもしました。

 

自宅では勉強できない体質なので、学校から帰ったらほとんど何もやらず。

やっていたのは、YouTubeの「ただよび」という授業動画の閲覧です。

しかしこれが面白く、古文の吉野先生の動画は最高でした!

 

休日はマックに行って実力を知るために東洋大学の過去問を解きました。

英語も国語も8割程度取れていたので悪くはないなと感じましたが、英語に会話文があったり、古文が文法問題が多かったり、自分に合った問題形式だったような気もします。

 

2-3. 勉強法の研究

 

私に残されている時間は1ヶ月半しかありません。

重要なのは「足りない力を分析すること」だと思っています。

 

今の自分の状況を確認し、整理する。

何ができていて、何ができていないのか。

そのために何をどのくらいやるのか。

 

最短ルートで進むために考え抜きました。

ネットで調べたら勉強について多くの記事が出てきますが、「自分の状態を本当にわかるのは自分しかいない」と思います。

 

私の場合、現代文は元からそれなりに出来たのと、小論文をやっていたので特に問題なく、国語は古典を中心に、英語は全て出来なかったので一から覚えました。

 

その中で、武田塾の記事やYouTubeはとても参考になりました。

それもあって、いま講師として勤めています。

 

2-4. この参考書だけを完璧に

武田塾チャンネルを参考にして「一冊の参考書を完璧にする」ということをモットーにしました。

私が実際に使っていた参考書をご紹介します!

 

英語

ターゲット1900

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vintage

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速読英熟語

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解体英熟語

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英語標準問題1100

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頻出英熟語問題1000

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国語

入試頻出漢字 TOP2500

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YouTubeチャンネル「ただよび」 𠮷野先生の古文

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マドンナ古文

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Look@古文単語337

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漢文早覚え速答法

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また私は勉強が嫌いなのと、隙間時間も無駄にしないために「アプリ」を活用していました!

 

英語

mikan

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ターゲットの友

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英語リスニング

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英検®英単語

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早打ち英文法

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国語

大学入試によく出る手書き漢字クイズ

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古文単語・古文常識・文学史

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古文・漢文

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Look@古文単語337

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それからウェブサイトにも活用できるものがたくさんあります!

 

英語

英語正誤問題の解法 500問

英語正誤問題の解法 500問(阿佐谷英語塾) (asagaya-eigo.com)

Xenom’s English Database

Xenom's English Database (英語データベース) (odn.ne.jp)

全単元4択問題

全単元4択問題 (stepnet.co.jp)

 

国語

入試頻出漢字 TOP2500 入試漢字トレーニング

入試頻出漢字+現代文重要語彙TOP2500 三訂版 入試漢字トレーニング 全24回 | 株式会社いいずな書店 (iizuna-shoten.com)

今日の漢字

[今日の漢字]1日20題の漢字学習 (kyounokanji.com)

 

2-5.勉強時間を伸ばす

そして受験期の私にとって大きかったものが

・自習室

・Studyplus

の2つです!

 

自宅で勉強できない人はかなり多いと思います。

勉強できないのならば、勉強できる環境に行く!

これが鉄則です。

 

私は周りが集中していれば自分も集中するといった、周りの人に左右されるタイプでした。

自習室の全員が集中し勉強や仕事をやっていること、物音を容易に立てられない緊張感はプラスに働きました。

 

本番はどのような会場で、どのような室温で、どのような匂いかわかりません。

大雨で濡れたまま受験するかもしれません。

自習室で過去問を解く時は、必ず様々なことを想定して解いていました。

 

朝の10時前から21時の約11時間を自習室で過ごしていました。

自宅から自習室までやや距離があったため、迎えに来てもらっていました。

車の中ではサクッと出来るアプリで勉強!

 

高校が冬休みに入ったタイミングでStudyplusを始めました。

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どの参考書をどれだけやったか、管理できるアプリです。

友人の勉強記録が見れることで、「負けてられない!」と思うことができました。

 

自然に勉強時間が増え、冬休み期間は12~3時間ほど勉強していました。

その時は勉強が楽しく、一日があっという間に過ぎました。

 

受験期間を平均すると一日11時間程度勉強していました。

長い日で14時間、短い日で0時間の時があります。

 

三が日はめでたいことだから、、、と理由を付け4、5時間しかやりませんでした。

勉強をしなくてよい理由にはなりませんね(笑)

 

背水の陣であるにもかかわらず、11時間は少ないような気がします。

 

ただ、私は楽しく勉強したい、苦しみたくない、出来るだけ楽をというスタンスでした。

 

2-6.感情を大切にする

背水の陣であろうがなかろうが、私は人間なので感情があります!

受験勉強には「苦」が付き物の人も多いでしょう。

 

やりたくない、めんどくさい、今日はいいかな

と思った日はやらなかったり、勉強時間を減らしたり。

 

また、息抜きを大切にしていました。

 

一日を分析してみると

7時間寝た場合、残りは17時間あります。

勉強時間に12時間取ったとして、残りは5時間、意外と残っていると思います。

 

ご飯を食べたり、お風呂に入ったり、それぞれが約30分だと考えても2時間程度で、残りは3時間あります。

自分の場合は食事の時もアプリを中心に勉強していました。

 

意外にも休憩や娯楽に充てられる時間は十分に残っているのです!

自習室から帰宅し、娯楽タイムとしていました。

 

ゲームだときりがないので、ゲームはすべてログアウトしていましたが、YouTubeやSNSは利用していました。

 

勉強できないタイプの子はめんどくさいので勉強を先延ばしにし、だらけてしまいますが、

先に勉強をしさえすればあとから安心して楽しめると思います。

「勉強してない・・・」

と落ち込むこともなく、YouTubeが見れます!

 

また、YouTubeのほとんどが夜に更新されていると思います。

 

新しい投稿が無い午前中にYouTubeを見ても、見たいものがあってみるのではなく

ダラダラと動画をさまよってしまいメリハリをつけることができません。

 

SNSも同様に、夜に活動が盛んになると思います!

やるべきことは先にやり、楽しみはあとに持ってくる。

順序を考えるだけで勉強が捗りました。

 

3 大学合格を目指す

こうしてAO受験不合格後、何とかして一般受験ができる体制を作りました。

 

3‐1. 基礎あらずんば合格あらず

2-4.を見ていただければわかるように、演習問題がありません。

 

英語は問題集を使用していますが基本的に標準レベル以下のものを使用していました。

長文や解釈などの参考書は使用していないのです。

 

国語も長文の参考書は使用しませんでした。

 

どのように演習をしたかというと

 

過去問を解きまくりました!

 

どの科目にも暗記が必須です。

残された時間で最優先なものは基礎知識を埋め込むということだと思います。

 

演習系の参考書も過去問も解説の量などは違うかもしれませんが、内容はほとんど同じです。

過去問を演習系の参考書の代用にし、志望校の入試問題で自分に足りないものを的確に見つけていきました。

 

問題の傾向やレベル感、問題数など様々なところから分析できます。

 

文法問題が解けない→インプット強化

長文が出来ない→単語を見直し、解釈・構文(短い文、文節)が理解できるのか精読

時間がない→解く順番を決め、わからない問題は飛ばし、速読の練習をする

 

このように演習や応用は基礎の塊なのです!

 

3-2. ラストスパート

共通テストを終え、私大の入試まで約2週間となっていました。

 

2-6.「感情を大切にする」で、息抜きについて書きましたが、最後の2週間はサボることなく頑張れた記憶があります。

 

その理由に共通テストがそこまで悪くなかったということがあります。

正確な点数は覚えていないのですが、

国語7割、英語6割、世界史46点でした。

 

正直なところ、英語がこんなに低いと思いませんでしたが、模試と同じくらい取れているし、本番でこの点数ならいいかと思いました。

 

自己採点をして振り返ってみると、資料を読み飛ばしていたり勘違いしていたりと勿体ないことをしていました。

受験あるある「あとから考えれば解ける」です!!!

 

AO受験の時に学んだ「冷静に。一歩引いて考える。」ということが甘かったように思えます。

 

共通テストが、私大前のいい練習になり気持ちにアクセルがかかりました。

 

息抜きでYouTubeを見ていましたが、画面は見ず、聞き流しながら単語や文法の復習をしていました。

動画の内容なんて耳に入ってきませんし、勉強の質も高くはないと思います。

 

しかし、

YouTubeを見ているという幸福感 勉強をしているという安心感

を得ることができ精神的によい効果をもたらしました!

 

3-3. 受験当日

第一志望にしていた成城大学の全学部は一番最初でした。

 

受験の記憶はないのですが

心の中で「みんなあほだな、俺の方が頭がいい」と鼓舞しながら

「冷静に、落ち着いて、考えることを放棄しない!」と真逆の感情を共存させていました。

 

英語の試験が始まると、長文を飛ばして決めた番号順に解いていきます。

大きな問題の変化はなかったものの、テクスチャが変わっていたり些細なことで動揺しました。

また普通に過去問よりも難しく生きた心地がしませんでした。

 

英語を終え、投げ出したい気分で国語に入ります。

でも、まだ希望を捨ててはいけない!と頑張ることにしました。

問題は比較的簡単で悩んだ問題と言えば2問ほどで、ほかは根拠をもって解答できました。

 

試験を終え、高校のイツメンのLINEグループに感想を送りました。

 

おわりに

こうして、受験を乗り越えた私ですが、反省点も多々あります。

大切だと思ったことはカラーや太字で記しています!

 

読み返してみると、勉強が間に合っていない人の悪あがきに見えますが

勉強時間や勉強量で負けていてもそのほかで勝っていればいいのです!

実際、物理的に間に合わないのです、、、

 

その代わり、だれよりも賢く勉強して、精神的に安定させて、本番しかっり出し切る!ということを徹底しました。

 

私の話はほんの一例にすぎず、同じことをすれば合格できるというわけではありません。

ただ、可能性はあるのだな!と希望や参考になれば幸いです!

 

 

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