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【全大学受験者超必見!】~一緒に考えよう併願・滑り止め戦略~

こんにちは、武田塾・鹿島田校です!

年明け早々新型コロナウイルスの勢いがすごいですね・・

オミクロン株は従来型に比べて症状が軽い可能性があるというのがまだ救いでしょうか。

さて、年が明けたら共通テスト、さらには大学入試の出願のスタートです!

1月中旬頃にはほとんどの大学が「共通テスト利用型」の出願を締め切ります。

ということは、最低でも12月には受験校を決めておかなければなりません!!

今回はタイトルにもあるように文系大学受験者の併願・すべり止め戦略を僕の受験経験をもとに話していきたいと思います。

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そもそも併願する意味とは?

第一志望はある程度決まっているという人は多いのですが、併願や滑り止めは受験の後半まで放置されさやすいですね・・

よく、「国公立大学が第一志望でも、私立大を併願しなさい!」「私立専願でも何校も受けとけ!!」と特に受験学年の方は学校の先生や塾の先生に言われた方が多いのではないでしょうか?

なぜ??

その理由は、第1志望校の入試で十分に実力を発揮するためや万が一のことに備えるためなど様々あります。

例えば・・

・共通テスト当日に期待した点数が取れなかった

・共通テストでマークミスをした。

・緊張で自分の100%の実力を発揮できなかった。

・高いレベルの人が安全志向で受けに来て、その年だけ合格ラインが上がった。

・新型コロナウイルスにかかり、個別試験を受験できなかった。

これらのような事故が起きてしまった場合でも併願校を受験していれば防ぐことができます。

大学入試は一発勝負です。

入試まで死に物狂いで勉強していたとしても、これらようなことがあれば、受験は大失敗で終わってしまいます。

大学入試は、自分の努力では防ぎきれない理由で失敗することがあります

どうしようもない理由で、1年以上の浪人期間に入ってしまいます。

果たしてそれが1年で終わるのか??

いいや、1年で終わるとは限らない。

どうしてもその第一志望に行きたいという強い意志があるひとは別ですが、普通は嫌ですよね?

大学受験は何が起きるか分からない戦いなのです。

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併願校の決め方

受験校の数

まず、大学受験では、チャレンジ校2校、実力相応校3校、安全校2校というダイヤモンド型受験という形で大学受験に挑むのが最も一般的です。

皆さん高校受験を思い出してください。

チャレンジ校は自分の偏差値+5~10のライン、実力相応校が±0~+5ぐらい、安全校は-10前後、が目安になります。

高校入試が倍率が1~3倍程度が多かったですね。

しかし、大学入試の場合は認知度の高い大学で3~10倍がほとんどであるため、現役で合格を勝ち取るためにはこのくらいの出願が最低でも必要となるためです。

併願の仕方に関しては、大きく2つのパターンに分かれます。

・志望学部・学科が決まっている人で、同一学部・学科で色々な大学を併願していくパターン

・志望大学が決まっている人で、同一大学内で受験する学部・学科を変えて学内で併願するパターン

・基本は学部・学科で選びつつ、気に入った大学に関しては、希望する学部以外の学部も併願するという、両者を併せたパターン

 

受験校の選び方

第一志望と対策が似ているところを選ぶ

できるだけ第一志望校と傾向が似ている大学を併願校としましょう!

「第一志望は現代文だけなのに併願校は古文・漢文がある」

「第一志望は数Ⅲがメインで出るが、併願校は数Ⅲほとんど出ないで数Ⅱ・Bがメインである。」

など

このように併願校を受けることで、対策することが増えるような事態は避けましょう。

しかし、

「第一志望では和文英訳や和文英訳が出ないが、併願校では出る」

「第一志望では英文法が全くでないが、併願ではたくさん出る」

「第一志望では漢字が全くでないが、併願校では出る」

などの場合は時間があるのであれば、対策したほうが良いかもしれません。

 

自分の得意科目が活かせる大学

配点などを見て、自分の得意科目が活かせるところを受けると良いかもしれません。

英語が得意ならば「英語の配点が2倍」の大学を受けると有利に戦えますよね。

東洋大学などがよく活用している受験方式です。

配点や科目数など自分に有利になるような併願校を受けましょう。

 

第一志望より前に受験できる大学を選ぶ

第一志望より前に併願校を受けることで、試験慣れができたり、合格できればモチベーションを上げたりできます。

第一志望より後に併願校があってもやる気が出ないですよね・・(笑)

併願校は、第一志望より前に受けるのをおすすめします。

 

併願校を決める際の注意点伍か条

その壱:お金

併願校を決める際に最も気を付けなければならないのは金銭面です。

だいたい大学受験をするのに1校当たり約3万5000円かかります。(共通テスト利用や外部利用の場合はもう少し安いです。)

何校も受験しまくると親の負担が増えます。

家庭の事情などもあるので受験校は親御さんとしっかり話し合って決めましょう!

さらに気を付けてほしいのが入学金です。

大学受験にはとにかくお金がかかります。

受験するだけでも私立であれば3万5000円、大学までの距離が遠い場合はホテルへの宿泊費、交通費が積み重なって、かなりの出費になります。

ですが、併願の仕方によっては、うまいプランを立てることが可能になります。

併願校については、試験日・発表日・手続締切日を見て最終的に決定していくことになりますが、その中でも特に大切なのは手続締切日です。

安全校の手続締切日がチャレンジ校の発表日よりも後である大学をなるべく選びましょう。

そうしないと、安全校に一旦手続をする必要が生じ、およそ20~30万円の入学金を納めることになります。

その後、チャレンジ校に合格しても、一度安全校に支払った入学金は返還されない場合がほとんどです。

長く手続きを待ってくれる大学が安全校を選ぶことをおススメします!

 

その弐:入試の連続

体力・精神面を考えると最大でも2~3日が良いでしょう。

可能ならば連続は避けたいところです。

僕は3連続で入試を受けましたが、3日目はかなりきつかったです・・

模試を一日やるだけでかなり疲れますからね。

3連続なんか余裕だろうと考えがちですが、実際受けると大変なんです。

 

その参:倍率は最低過去3ヵ年分見よう

受験生として一番気になるのはやはり倍率ですよね。

しかし、実質倍率は前年だけを参考にすると、隔年現象に気づかず思いがけず高倍率になり、足元をすくわれかねません。

「あれ?去年は倍率が低い!!これならいけるぜ、受験しよう!」と考える受験生が多くなるため、倍率が低い年の後は倍率が高くなります。

隔年現象とは1年おきに高倍率と低倍率を繰り返す現象のことを言います。

次年度に高倍率になりそうだなと考えられる大学・学部は回避するのも作戦の一つです。

とはいえ、必ずしもそのようになるわけではないので、「自分がその大学をどれくらい受験したい気持ちがあるか」ということも検討材料にいれておくと良いかもしれません。

記事画像

※螢雪時代(2017年2月号)」より転載

その肆:都心回帰をする大学に注意

校舎の場所が変更になった場合、受験者が増加し、倍率が上がる可能性があります。

色々な大学で見られる実際の例ですが、都心以外にキャンパスがある大学・学部が、都心内にキャンパスを移転することを発表した年などは、ほぼ確実に倍率が上がります。

例えば中央大学・法学部や北里大学・海洋生命科学科などがありましたね。

とはいえ、キャンパスの移転をする大学はそれほど多くないので気にし過ぎなくて良いでしょう。

 

まず、記述式があるのかすべてマーク式なのかでもかなり変わってきますよね。

また、論述問題を出す大学もたくさんあります。

例えば・・

中央大学・商学部は自由英作文があり、

学習院大学・文学部の世界史・日本史は国立大学並みの論述問題があり、

中央大学・経済学部のように日本史は論述はないが、世界史はあるパターンもあります。

それに気づかず本番になって対策していなくて失敗するというケースが多いので解かなくてもよいのでどんな問題が出されているのか必ず目を通すようにしましょう。

 

共通テスト利用はどうするべきか?

国立大学が第一志望の人は例外を除き皆さん共通テストを受けるので、すべり止めとして他の私立大学に出願するのが良いと思います。

では私立大学専願は?

あくまで個人的な意見ですが僕は全員が全員共通テスト利用をしようと考える必要はないと考えています。

早慶レベルが第一志望の人は共通テスト利用ですべり止めを取ることをおススメしますが、MARCH以下を第一志望にしている方は共通テスト利用をする必要はないです。

共通テストの対策をする場合、最低でも1か月は必要です。

その場合12月はほとんど赤本対策ができません。

そして共通テスト利用の合格ハードルは高く、一つの教科でも失敗したらその一か月はほぼおじゃんになります。

かなりリスキーなんですね・・

「でも共通テスト利用しなかったら赤本の対策も増えますよね??」

その通りです。

じゃあどうするか?

英検2級を取りましょう!!

外部利用を使えば一教科対策しなくて済みます!!(加点換算の場合を除く)

どの大学も英語に一番時間がとられるので、英語を対策しなくて済むのはかなりデカいです!

日東駒専以下は共通テストで止めるより、外部利用で受ける方がはるかに簡単です。

少し前に書いた英検利用がなぜ有利なのかという詳細が載っているブログがあります。

下に関連記事のリンクが貼ってあるのでまだ英検を持っていない方はぜひ参照してみてください!!

※繰り返しになりますがこれは一つの戦略です。この戦略を使うか使わないかは、塾の先生や学校の先生、家族とよく相談してから決めてください。

最後に・・

いかがでしたでしょうか、併願のことが少しわかりましたか?

「英検利用も一つの戦略だとか言ってたけど英検利用を使える大学ありすぎて分からない!!」

という声が聞こえてきますね・・

では、僕の受験経験をもとにおススメの大学とその対策を伝授しましょう!

それを次の回で紹介していきたいと思います。

~See you next time~

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武田塾は無料で、受験相談を行っています。

「英検に合格したい!でも何をすれば・・」

「私のこの実力なら併願はどこらへんが良いのだろうか・・」

など英検や日頃の勉強に関わる不安、質問もぜひ武田塾で解決してください!

どんなささいなことでも相談に乗りますので、気軽に来てくださいね!

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