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成成明学獨國武の実態とは?偏差値や倍率から解き明かす!

こんにちは!武田塾鹿島田校です。

今回は「成成明学獨國武の実態とは偏差値や倍率から解き明かす」というテーマでお送りいたします!

 

そもそも皆さん、成成明学獨國武という言葉はご存知でしょうか?

成成明学獨國武というのは大学群のひとつです。

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こちらの写真はレンガ造りで有名な成蹊大学です!ドラマの撮影でもよく使用されるそうです。

 

大学群というと、早慶やMARCH、日東駒専などをよく耳にしますね!

成成明学とは成蹊大学成城大学明治学院大学からなる大学群で、一般的にMARCHと日東駒専の間に位置する大学群だと言われています。

また成成明学に獨協大学國學院大學武蔵大学を加えた成成獨國武です!

 

皆さんにこのような方はいらっしゃいませんか?

MARCHは厳しそうだけど、日東駒専より上を目指したい!

このようなところで出てくる大学群が成成明学獨國武ではないでしょうか。

 

では本当にMARCHより受かりやすいの?日東駒専と比べてどうなの?といった疑問を

MARCH・成成明学獨國武・日東駒専の偏差値倍率合格最低点・から比較してみましょう。

頭にクエスチョンマークを浮かべた人のイラスト(男性)

 

【偏差値】*パスナビ調べ

MARCH

  文系学部 理系学部
明治大学 60~65 57.5~62.5
青山学院大学 57.5~65 52.5~60
立教大学 57.5~67.5 55~57.5
中央大学 55~65 52.5~60
法政大学 55~65 50~60

 

 

成成明学獨國武

  文系学部 理系学部
成蹊大学 52.5~60 47.5~52.5
成城大学 52.5~62.5 なし
明治学院大学 52.5~62.5 なし
獨協大学 47.5~60 なし
國學院大學 50~60 なし
武蔵大学 50~60 なし

 

 

日東駒専

  文系学部 理系学部
日本大学

40~57.5 

(芸術学部込み)

37.5~57.5

(医学部、獣医学科を除く)

東洋大学 50~60 (第2部を除く) 45~52.5
駒澤大学 47.5~57.5 47.5~50
専修大学 47.5~60 なし

 

 

以上が各大学の偏差値となります。

  最低偏差値 最高偏差値
MARCH 55(中央、法政) 67.5(立教)
成成明学獨國武 47.5(獨協) 62.5(成城、明学)
日東駒専 40(日大) 60(東洋、専修)

理系学部がない大学がありますので文系学部の最低偏差値と最高偏差値をくらべてみました。

飛びぬけて偏差値が高い学科や低い学科が存在するため、全体像を比較することはできませんが、表から成成明学獨國武はMARCHと日東駒専のあいだであることがわかります!

 

【倍率】*パスナビ調べ

今回は多数ある学部の中から経済学部を抜粋し、主要な入試方式で比較していこうと思います。

 

MARCH

明治大学:学部別入試 3.1倍 /全学部統一 3.3倍 (政治経済学部経済学科)

青山学院大学:全学部日程 9.3倍 /個別A 5.9倍 /個別B  6.9倍

立教大学:一般 4.1倍

中央大学:統一入試 5.6倍 /一般入試一日目 6.8倍/二日目 9.3倍

法政大学:T日程 5.4倍 /A方式 3.9倍

 

成成明学獨國武

成蹊大学:A方式 5.7倍 /E方式 8倍 (経済学部現代経済学科)

成城大学:S方式 2.8倍 /A方式 4.1倍

明治学院大学:全学部 2.1倍 /A日程 2.0倍

獨協大学:A方式 2.6倍 /B日程 2.6倍 /C日程 1.6倍

國學院大學:3教科 4.0倍 /得意科目 4.2倍 /特色型 4.3倍 /B日程 3.5倍

 

日東駒専

日本大学:A方式1期 2.5倍 /A日程2期 2.6倍 /N日程1期 2.7倍

東洋大学:前期3教科英国地公➀ 15倍 /前期3教科英国地公② 10.7倍

駒澤大学:全学部統一 5.6倍 /2月T方式 2.9倍

専修大学:全国入学試験 2.7倍 /全学部統一 3.0倍 (経済学部現代経済学科)

 

以上が各大学の経済学部経済学科の倍率になります。

倍率は前年度によって大きく変化するものですので、一概には言えませんがMARCHの倍率が比較的高い傾向にあることがわかります。

成成明学獨國武であっても日東駒専より倍率が低い大学も見受けられます。入試の難易度だけでなく、倍率の推移を予測して志望校を選んでみましょう!

 

【合格最低点】*パスナビ調べ

こちらも経済学部経済学科のもので比較していきます。多数の入試方式の中でも志願者と合格者数の多いものをピックアップします!

 

MARCH

明治大学:学部別 225/350 64.2%

青山学院大学:個別B方式 174/250 69.6%

立教大学:情報なし

中央大学:一般入試1日目 237/350 67.7%

法政大学:A方式 234.5/350 67%

 

成成明学獨國武

成蹊大学:A方式 183.72/300 61.2%

成城大学:A方式 215.4/350 61.5%

明治学院大学:情報なし

獨協大学:A方式 167/300 55.6% 

國學院大學:3教科 167.5/300 55.8% 得意科目 227.3/300 75.7%

 

日東駒専

日本大学:A方式1期 160/300 53.3%

東洋大学:前期3教科均等英国地公➀ 180/300 60%

駒澤大学:全学部統一 172/300 57.3%

専修大学:全学部統一 201/300 67%

 

どうでしょうか?入試が難しい大学だから合格最低点も低い、入試が易しい大学は合格最低点も低いと考えてしまいがちですが、競争率が高く人気なMARCHは平均して合格最低点が高い傾向にあります。

また、成成明学獨國武は日東駒専に近い値であることが分かります。

 

それから重要なのが、「偏差値換算」なのか「素点」なのかです。

偏差値換算とは、選択科目によって不利が出ないように、また出来ていない科目と出来ている科目を公平に評価するために平均点から偏差値を出し、得点の調整を行うことです。

実際の素点は偏差値換算の合格最低点の1.05~1.1倍と言われています。

偏差値換算 160/300 → 素点 168~176/300

と考えることが出来ます。

 

まとめ

これまで偏差値・倍率・合格最低点とみてきましたがいかがだったでしょうか?

同じ大学でも、中にはMARCHに匹敵するレベルの学部、比較的易しいレベルの学部もあり大学群だけでは語ることはできません。しかし、平均して成成明学獨國武が日東駒専とMARCHの間であるという認識は間違っていなかったようですね!

 

最後までご覧くださりありがとうございました!

受験は学力ばかり意識してしまいますが、

受験は「情報戦

でもあります。

 

同じ偏差値でも倍率や合格最低点が異なれば難易度は変わります。倍率の低い学科であっても、志願者数の推移を考えなければ一気に増加し難易度が上がってしまいます。

偏差値、倍率、合格最低点、合格者数、入試の特徴など様々のことを比較して受験に挑みましょう!

 

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