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【武田塾ルート】武田塾古文ルートの参考書と使い方を紹介!

こんにちは、武田塾鹿島田校です!

 

突然ですが、みなさん武田塾のルートに載っている参考書、あるいはルート自体を正しく使えていますか?

筆者は受験勉強を始めるタイミングで武田塾のルートを知ったのですが、初めて見たときはどんなペースで進めたらいいのかもわからないし、参考書の勉強法もいまいちよく分かりませんでした。

当時の筆者と同じように思っている人が結構いるんじゃないかなと思ってます。

そこで、今回は武田塾の古文ルートを解説しようと思います!

 

武田塾ルートとは?

武田塾では、生徒のレベルに合わせた市販の参考書を宿題として提示します。

また、一つの参考書を一定の水準までやり切ったら、次のもう少し高いレベルの参考書を使っていきます。

この参考書をやりきるまでの期間・流れ、そしてレベルで分けられた参考書の段階を示すのが武田塾のルート(カリキュラム)になります。

このルートは、現在の志望する大学の特色に合わせ、どの参考書からスタートし、どの参考書を経由していくかの流れをすべて記しています。

正しいやり方を守って、武田塾ルートに則って参考書を進めていけば、自分の身に着けたいレベルの学力が身についていくのです。

この武田塾ルートのポイントは、市販の参考書を使っているという点にあります。

知りさえすれば誰にでも簡単に購入することができ、それを正しく使っていけばレベルを上げていけるのです。

なので、独学を考えている方や、次に使う参考書を考えたりしている方にはとても参考になるものだと思います。

 

では改めて、武田塾のルート上で使用されている参考書をご紹介します。

 

日大レベル

では、まずは日大レベルからお話していきます。古文のルートは、日大レベルさえ終わってしまえばあとは演習になるので、MARCHレベル以降は比較的楽に進められます。ただ、日大レベルでわからない部分が多いまま進んだりすると、あとで痛い目見るので気を付けてくださいね。。

 

単語帳:『古文単語ゴロゴ』『読んで見て覚える古文単語315』

まず絶対に欠かせない参考書、単語帳です。入試では当然文章を読解して問題を解くわけですから、単語力が身についていないとお話になりません。受験勉強を開始した時点から入試まで、単語の勉強は欠かさずに行ってください。

『古文単語ゴロゴ』:大学受験古文の単語帳と言えばこの1冊。参考書名からわかる通り、全部で565語の単語が収録されています。難易度はA~Cまで3段階あり、多くの大学はBランクまでの単語力で対応できるでしょう。各単語は語呂合わせで覚えることができるので、1度覚えたらなかなか忘れることはありません。

『読んで見て覚える古文単語315』:この参考書は、多くの高校で採用されており、非常に評判もいいです。語源や、各単語の成り立ちなどを解説していて、読解の際に役に立つような構成になっているので、本当に優秀な参考書です。先程紹介した『ゴロゴ』を使うか、『読んで見て覚える古文単語315』を使うかは、その人の好みの問題です。基本的にはどちらを使っても構いません。

 

文法問題集・講義系:『富井の古典文法をはじめからていねいに』『やさしくわかりやすい古典文法』

続いては文法系参考書。古文読解を始める前に、必ず学習しておかなくてはならないのが文法です。現代文でも英語でも同じですが、読解をするにあたって文法知識なしでは太刀打ちできません。読解に入る前に、絶対にやっておいてください。

『富井の古典文法をはじめからていねいに』:この参考書は、古典文法の解説に重きを置いている、講義系参考書にあたります。1つ1つの文法事項の内容や、読解をする際での使い方、要点の覚え方など、いろいろな視点から文法を解説しています。

『やさしくわかりやすい古典文法』:簡単な文法系問題集です。古文読解に必須な文法事項の説明と、練習問題という構成になっています。この参考書は入門レベルの参考書なので、問題もさほど難しくありません。説明もやや薄いので、『富井の古典文法をはじめからていねいに』と併用して進めるのが良いでしょう。

 

読解問題集:『高校入試 こわくない国語 古文・漢文』『古文読解多読トレーニング』『岡本梨奈の古文 ポラリス1 基礎レベル』『岡本梨奈の古文 ポラリス2 標準レベル』

いよいよ読解に入っていきます。これまでに勉強した単語や文法知識をフル活用して練習してください。最初は文の構造を理解するのに時間がかかったり、助動詞の判別が難しくて出来ないかもしれません。根気よく演習を続けて、読解力を身につけましょう。

『高校入試 こわくない国語 古文・漢文』:いままで大学入試用の参考書をたくさん紹介してきたので、「ここにきて高校入試の参考書かよ!」と思うかもしれません。この参考書をやる意図としては、古文に慣れてもらうこと。それに加え、古文は非常に省略(主語など)の多い文章なので、何が省略されているのかを把握してもらうことがあります。イラスト付きで話の流れがわかりやすいようになっているので、省略されている箇所も分かりやすいかと思います。この参考書は、単語や文法を始める段階で一緒にやっても大丈夫です。前半の入門編がマンガ形式になっていて、後半の実戦編が実際の古文の文章になっています。最初にあえて実戦編から取り組んで、理解できないところを入門編のマンガで確認し、「あ~こんな映像化ができれば話が分かるんだな。古文は読めるんだな。」と実感してみてください。

 

『古文読解多読トレーニング』:単語文法が一通り終わったら、本格的に長文の参考書に取り組みます。この参考書では、これまでに学んだ文法問題などが、実際にどのような形式で出題されるのかなどを学びます。難易度は少し高めなので、しっかり復習をしておきましょう。

『岡本梨奈の古文 ポラリス1 基礎レベル』『岡本梨奈の古文 ポラリス1 標準レベル』:『古文読解多読トレーニング』の次に取り組む参考書は、この2冊です。この2冊は、とにかく解説が詳しいです。解答の解説はもちろん、本文の解説も、ものすごく詳しくされています。これらの参考書を完璧に仕上げることが出来れば、古文が嫌いな人でも克服することが出来るでしょう。

 

MARCH・地方国公立レベル

続いて、MARCH・地方国公立レベルです。国公立は記述問題を出されることが多いため、MARCHルートでは扱わない、記述対策ができる参考書などが入ってきます。

 

単語帳:『読み解き古文単語』

『読み解き古文単語』:MARCH・地方国公立の単語帳はこの参考書。ただし、使い方に一つ注意点があります。単語帳ということで紹介はしましたが、この参考書は、そこそこ長い文章がついていて、その中で出てきた単語を覚えるという形式になっています。なので、古文ではどのような文があるのか、それに加えて、古文常識も鍛えることが出来ます。単語ばかり覚えるのではなく、文章もしっかり読むようにしましょう。

 

問題集(MARCH):『「有名」私大 古文演習』『首都圏「難関」私大 古文演習』

『「有名」私大 古文演習』『首都圏「難関」私大 古文演習』:日大レベル以降は、演習のみになります。徐々に問題の難易度を上げていき、読解力を上げていきましょう。先程紹介したポラリスほど解説は詳しくないので、単語力、文法力をしっかり付けたうえで取り組むようにしてください。

 

問題集(地方国公立):『きめる!共通テスト古文・漢文』『共通テスト実践模試国語』『国公立標準問題集CanPass 古典』『得点奪取 古文』

『きめる!共通テスト古文・漢文』『共通テスト実践模試国語』:この2冊で、共通テスト対策をしていきます。国公立受験者は共通テストの結果次第で、2次試験にも影響してくると思います。ですので、共通テストに特化した参考書に取り組んでおきましょう。ただし、あまりにも点数が取れない場合は、共通テスト対策の前に、基本的な知識がかけている可能性があります。思うようにいかない場合、点が取れない理由が何なのかを、しっかりと分析をしておきましょう。

『国公立標準問題集CanPass 古典』『得点奪取 古文』:2冊とも、記述問題を取り扱った参考書になります。したがって、難易度は高いです。記述問題では、選択肢中にヒントとなるものがありませんので、自分で1から答案を作り上げる必要があります。変な選択肢に惑わされないという利点はありますが、少しでも知識に穴があると、その時点でアウトです。確固たる単語力、文法力、読解力をもって、対策をしてください。『国公立標準問題集CanPass 古典』では、答案例のどこがダメなのか、どう書いたらより高い点をもらえるのかなどが分かるような解答が載っています。自分の答案と見比べてみて、ブラッシュアップしてください。

 

早稲田・東大レベル

早稲田・東大レベルの単語帳は、『読み解き古文単語』を継続して使ってください。新たに参考書を追加する必要はなく、今まで使ってきた参考書を完璧にすることが何より大事です。

 

問題集:『早稲田の国語』『難関校過去問シリーズ』

『早稲田の国語』:名の通り、私立古文で最高難易度を誇る、早稲田大学の対策用参考書です。タイトルこそ『早稲田の国語』ですが、早稲田受験生以外にもおすすめ出来る参考書で、問題の解き方や、どこに着目すれば正解にたどり着けるのかなど、詳しく解説されています。MARCHレベルの参考書が終わって余裕があるのであれば、早稲田志望以外の方も是非やってみてください。

『難関校過去問シリーズ』:最後の仕上げは、やはり志望校の過去問です。自分が受験する大学の問題傾向、難易度などをしっかり分析して挑みましょう。

 

最後に

いかがだったでしょうか。

今回は、武田塾の古文ルートを解説しました。自分に合ったレベルから、1つ1つ着実に積み重ねていけば、実力はついてきます。古文は特に、日大レベルの完成度が重要です。逆に言うと、日大レベルが完璧になってさえしまえば、あとは演習を積むのみになります。

苦手な人も多い科目ですので、本記事を通して、皆さんの悩みを解決できれば幸いです。

また、個人的な相談等あれば、いつでも無料受験相談を承っていますので、ぜひお越しください!

受験勉強頑張ってください!!

 

以上。

 

 

 


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