こんにちは!武田塾香椎校です!
受験生の皆さん、
共通テストまで残すところあと1日!
これまで頑張ってきたことが共通テストで出せるか不安な方も多いのではないでしょうか。
しかし、受験は共通テストが終わってからが本番です。
これからの勉強で、二次試験での逆転はいくらでも可能です。
そのためには、1日でも早く志望校の二次試験対策に取り掛かることが大切!
まずは、自分の共通テストの得点から志望校の合否判定ができる、「共通テストリサーチ」を使って受験の戦略を建てましょう!
受験生は共通テストリサーチ必須です!絶対に忘れないようにしてください!
今回の記事では、共通テストリサーチの判定の見方と、受験の戦略について解説したいと思います。
1.共通テストリサーチの判定、リサーチとはそもそもなに?
そもそも、共通テストリサーチとはどういったものかご存知ですか?
これは、大手の予備校が受験生一人ひとりから得点、志望校等のデータを集め、受験する大学の判定(B判定、C判定など)を見られるサービスです。
共通テストリサーチは、データの母集団が大きければ大きいほど、正確な判定が出ることになります。
ですので、駿台、河合塾、東進といった大手予備校の共通テストリサーチを使用する人が多いようです。
共通テストリサーチの仕組みとしては、共通テスト当日ないし翌日以降に入力をして、共通テスト後3日ほど経ってから判定が見られるようになるものが多数です。
なので、共通テストリサーチの入力は忘れないようにしてください!
例年忘れた、という人が多発するので要注意!
ちなみに、現役生の場合は高校に任せておけば、リサーチを行ってくれる高校が多いようです。
一方浪人生の場合は自分で入力をする必要があるため、入力期限(早いところだと共通テスト後1日だけ)に気をつけましょう!
これは裏技ですが、浪人生でも、出身高校に連絡すればリサーチを行ってくれるケースもあるので、気になる方は早めに確認してみてください!
2.共通テストリサーチの判定、A~E判定の見方について
判定については、多くの予備校で基準が統一されており
A判定…合格可能性80%以上
B判定…合格可能性60-80%
C判定…合格可能性40-60%
D判定…合格可能性20-40%
E判定…合格可能性20%未満
となっています。
合格可能性50%とは、自分と同じ実力の受験生が受けた場合、半分の受験生が合格する、ということ。
ここで気をつける点が一つあります!
それは、予備校によって出る判定が異なること!
先程、予備校によって母集団が異なる、という話をしました。
そのため、大手の予備校の中でも、母集団も異なる上に、データの採り方が違います。
ですので、同じ点数で同じ大学志望で判定を出しても、結果が異なることが。
例えば、昨年度の受験生で、河合塾がB判定、東進がE判定という生徒がいましたし、こういった例は枚挙にいとまがありません。
共通テストリサーチで大切なのは、判定に一喜一憂せず、複数の共通テストリサーチの結果を比較検討することが大切です。
3.共通テストリサーチの判定、河合塾の判定について
河合塾の共通テストリサーチは、母集団が大きく、例年多くの受験生が利用しているサービスとなります。
昨年度は、なんと受験生のおよそ8割が登録した、ということです。
そのため、信頼性も高く、共通テストを受験で使おうと思っている人登録することをオススメします。
河合塾の共通テストリサーチの流れ
河合塾の共通テストリサーチは、
①高校で申し込んでいる場合
②個人で申し込む場合
の2つで申し込み方が異なります。
学校に情報を送らない浪人生は②の個人で申し込むこととなります。
高校で申し込む場合は手続きは学校に任せておけば大丈夫ですが、
個人で申し込む場合は自分個人での入力が必須です!
1月16日(月)10:00~18:00にwebページから自己採点結果を入力
1月18日(水)15:00以降に判定等が見られる
という流れになります。
自己採点結果の入力は共通テストの翌日月曜日となっているので、忘れないように要注意!
※ちなみに河合塾には共通テストリサーチの他にも、バンザイシステムと呼ばれる判定を見られるシステムがあります。
こちらは事前に点数が入力不要のサービスとなりますが、ぜひ利用しましょう。
4.共通テストリサーチの判定、データネット(ベネッセ駿台)の判定について
データネットは、駿台とベネッセが共同で行っている共通テストリサーチとなります。
高校で、ベネッセ駿台模試を受けたことがある人も多くいると思いますし、そのことからわかるように判定の母集団が比較的大きいのが特徴です。
具体的には、昨年度は受験生の85%がデータネットを利用した、ということです。
データネットの共通テストリサーチの流れ
データネットについては、1月18日(水)から駿台のホームページにて、「インターネット選太君」と呼ばれる判定システムが利用可能となります。
また、同じデータベースを使った「判定チェッカー」についても近日中にリリースされる予定ですので、出次第自分の判定を確認しましょう。
5.共通テストリサーチの判定、東進の判定について
東進についても、他の予備校と同様に、「共通テスト合否判定システム」と呼ばれる共通テストリサーチを行っています。
東進の共通テストリサーチは例年進化している印象です。
他の予備校のものに比べ特徴的なのは、自分の点数から合格可能性の高い大学を調べられる、といった多様な機能があることです。
東進の共通テストリサーチの流れ
東進の共通テストリサーチについては、共通テスト受験した後に、自分の点数を東進のページから入力することで利用できます。
これには登録が必要なので、登録をして点数を入力し、結果が出次第メールで知らされる仕組みとなっています。
具体的流れは、
1月15日(日)にデータを入力
1月18日(水)に判定(メールで告知)
となります。
こちらも忘れず入力をしておきましょう。
できるだけ早く結果が得られると、安心して勉強を進められますね。
6.共通テストリサーチの判定・他の予備校の判定について
多くの受験生は、先にあげた3つの共通テストリサーチを利用すると思いますが、それぞれの地方に強い予備校が存在します。
例えば、九州地方であれば、北九州予備校があります。
北予備も独自で共通テストリサーチを行っており、特に九州大学や福岡大学といった九州エリアの大学については多くのデータを持っています。
一方、四国地方には高松予備校があります。
こちらも中国、四国地方の大学については強い予備校であるため、このエリアの大学を受ける人はぜひ出しておきましょう。
これらの予備校の共通テストリサーチについては、それぞれのホームページを参照してください。
まとめー2023共通テストリサーチの判定と使い方
今回は共通テストリサーチの利用法についてまとめました。
共通テストリサーチは有用なツールですが、その結果を見る際には、判定に一喜一憂せず比較することが大切でしたね。
さて、最初にも書きましたが、これからは共通テストリサーチの結果を踏まえて、志望校を決め、その志望校にそった二次試験対策をすすめることが大切です。
二次試験までに残された期間は残り少ないですが、この時期に一番成績が伸びるのは間違いなし!
志望校に向けて自学自習を進め、共通テストリサーチを活かしつつ効率の良い勉強で志望校合格をつかみ取りましょう!
※現在好評により、受験相談実施枠に制限を設けております。
応募後は校舎より日程調整のお電話をさせていただきます。
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