こんにちは!武田塾香椎校です!
今回は、前回紹介した
大阪大学文系引き続き、理系について、
合格最低点や平均点、
共通テストで何割必要か?
という分析をしていきます!
【大阪大学文系】共通テストは7割必要?二次6割で受かる?合格最低点は?
共通テスト後、共通テストリサーチの判定で、
志望校を決める人が多いでしょう。
しかし、共通テストリサーチだけでなく、
昨年度のデータを見て、
共通テストで○割取る人は、二次試験で○割取れる
という合格パターンを理解することも重要!
自分の点数で大阪大学に勝負できるか、
どの科目、どの分野から優先的に対策するべきか、参考にしてください!
大阪大学理系の合格最低点や平均点は?配点や倍率はどのくらい?
前回に引き続き、大阪大学から発表された令和4年度のデータから分析を行いました。
それぞれの学部学科について、
○昨年度倍率等(受験者数と合格者数)
○配点(共通テスト:二次試験)
○合計の合格最低点と平均点
○共通テスト及び二次試験それぞれの平均点
○二次試験6割、7割、8割での共通テスト必要得点率
をまとめています。
ちなみに、阪大理系の二次試験科目は、
英語、数学、理科二科目です。
香椎校では、阪大対策についてまとめた記事を作成していますので、
過去問演習に取り組む前や、過去問の振り返りの際に参考になれば幸いです。
【大阪大学】英語の傾向と対策は?阪大の英語、参考書ルートも解説!
阪大理系は共通テスト7割?二次試験は6割で合格する?合格最低点は?
さっそくですが大阪大学理系学部の、
共通テストの得点率及び二次試験の得点率を示しました。
先日紹介した文系学部と比較すると、二次試験の必要得点率が低い傾向に。
とはいえ、これは理系の入試問題のほうが難問が多く、
得点を取りづらいことも要因にありますので注意してください。
ここから分かるのは、
〇文系学部と同様、共通テストはおおよそ75%必要
〇二次試験の得点率は5-6割程度であっても合格を狙うことができる
〇二次力に自信があれば、配点も相まって逆転合格を狙うことが可能
○医学部医学科は、共通テスト二次試験ともに8割近くの得点が必要
ということ。
理学部
理学部数学科
○昨年度倍率等
受験者数131人、合格者数48人(倍率2.73倍)
○配点
1000(300:700)
○合格最低点と平均点
・最低点(合計)…608.9/1000
・平均点(合計)…669.7/1000
○共通テスト及び二次試験平均点
・共通テスト…229.6/300(76.5%)
・二次試験…440.1/700(62.9%)
○二次試験6割での必要得点率
83.2%
○二次試験7割での必要得点率
59.9%
○二次試験8割での必要得点率
36.6%
理学部物理学科
○昨年度倍率等
受験者数183人、合格者数75人(倍率2.44倍)
○配点
1000(300:700)
○合格最低点と平均点
・最低点(合計)…578.3/1000
・平均点(合計)…636.3/1000
○共通テスト及び二次試験平均点
・共通テスト…228.1/300(76.0%)
・二次試験…408.1/700(58.3%)
○二次試験6割での必要得点率
72.1%
○二次試験7割での必要得点率
48.8%
○二次試験8割での必要得点率
25.4%
理学部化学科
○昨年度倍率等
受験者数201人、合格者数73人(倍率2.75倍)
○配点
1000(300:700)
○合格最低点と平均点
・最低点(合計)…576.3/1000
・平均点(合計)…627.2/1000
○共通テスト及び二次試験平均点
・共通テスト…226.9/300(75.6%)
・二次試験…400.3/700(57.2%)
○二次試験6割での必要得点率
69.1%
○二次試験7割での必要得点率
45.7%
○二次試験8割での必要得点率
22.4%
理学部生物科学科(生物科学コース)
○昨年度倍率等
受験者数91人、合格者数31人(倍率2.94倍)
○配点
1000(300:700)
○合格最低点と平均点
・最低点(合計)…574.5/1000
・平均点(合計)…614.1/1000
○共通テスト及び二次試験平均点
・共通テスト…228.3/300(76.1%)
・二次試験…385.7/700(55.1%)
○二次試験6割での必要得点率
64.7%
○二次試験7割での必要得点率
41.4%
○二次試験8割での必要得点率
18.%
理学部生物科学科(生命理学コース)
○昨年度倍率等
受験者数42人、合格者数23人(倍率1.83倍)
○配点
1000(300:700)
○合格最低点と平均点
・最低点(合計)…553.0/1000
・平均点(合計)…583.3/1000
○共通テスト及び二次試験平均点
・共通テスト…219.3/300(73.1%)
・二次試験…364.0/700(52.0%)
○二次試験6割での必要得点率
54.4%
○二次試験7割での必要得点率
31.1%
○二次試験8割での必要得点率
7.8%
医学部
医学部医学科
○昨年度倍率等
受験者数238人、合格者数99人(倍率2.40倍)
○配点
2000(500:1500)
○合格最低点と平均点
・最低点(合計)…1504.3/2000
・平均点(合計)…1598.1/2000
○共通テスト及び二次試験平均点
・共通テスト…427.4/500(85.5%)
・二次試験…1170.7/1500(78.0%)
○二次試験6割での必要得点率
139.6%
○二次試験7割での必要得点率
109.6%
○二次試験8割での必要得点率
79.6%
医学部保健学科(看護学専攻)
○昨年度倍率等
受験者数131人、合格者数74人(倍率1.77倍)
○配点
1000(600:400)
○合格最低点と平均点
・最低点(合計)…648.2/1000
・平均点(合計)…687.2/1000
○共通テスト及び二次試験平均点
・共通テスト…434.3/600(72.4%)
・二次試験…248.5/400(62.1%)
○二次試験6割での必要得点率
74.5%
○二次試験7割での必要得点率
67.9%
○二次試験8割での必要得点率
61.2%
医学部保健学科( 放射線技術科学専攻)
○昨年度倍率等
受験者数109人、合格者数38人(倍率2.87倍)
○配点
1100(500:600)
○合格最低点と平均点
・最低点(合計)…579.8/1100
・平均点(合計)…641.5/1100
○共通テスト及び二次試験平均点
・共通テスト…353.6/500(70.7%)
・二次試験…283.5/600(47.2%)
○二次試験6割での必要得点率
56.3%
○二次試験7割での必要得点率
44.3%
○二次試験8割での必要得点率
32.3%
医学部保健学科( 検査技術科学専攻 )
○昨年度倍率等
受験者数86人、合格者数41人(倍率2.10倍)
○配点
1100(500:600)
○合格最低点と平均点
・最低点(合計)…619.4/1100
・平均点(合計)…669.4/1100
○共通テスト及び二次試験平均点
・共通テスト…364.5/500(72.9%)
・二次試験…300.4/600(50.1%)
○二次試験6割での必要得点率
61.9%
○二次試験7割での必要得点率
49.9%
○二次試験8割での必要得点率
37.9%
歯学部
○昨年度倍率等
受験者数110人、合格者数55人(倍率2.00倍)
○配点
1650(450:1200)
○合格最低点と平均点
・最低点(合計)…1000.5/1650
・平均点(合計)…1081./1650
○共通テスト及び二次試験平均点
・共通テスト…320.1/450(71.1%)
・二次試験…760.9/1200(63.4%)
○二次試験6割での必要得点率
80.2%
○二次試験7割での必要得点率
53.6%
○二次試験8割での必要得点率
26.9%
薬学部
○昨年度倍率等
受験者数154人、合格者数71人(倍率2.17倍)
○配点
1100(400:700)
○合格最低点と平均点
・最低点(合計)…675.4/1100
・平均点(合計)…735.5/1100
○共通テスト及び二次試験平均点
・共通テスト…314.4/400(78.6%)
・二次試験…416.6/700(59.5%)
○二次試験6割での必要得点率
78.9%
○二次試験7割での必要得点率
61.4%
○二次試験8割での必要得点率
43.9%
工学部
工学部応用自然科学科
○昨年度倍率等
受験者数423人、合格者数203人(倍率2.08倍)
○配点
1000(300:700)
○合格最低点と平均点
・最低点(合計)…563.0/1000
・平均点(合計)…617.3/1000
○共通テスト及び二次試験平均点
・共通テスト…225.4/300(75.1%)
・二次試験…391.9/700(56.0%)
○二次試験6割での必要得点率
65.8%
○二次試験7割での必要得点率
42.4%
○二次試験8割での必要得点率
19.1%
工学部応用理工学科
○昨年度倍率等
受験者数558人、合格者数239人(倍率2.33倍)
○配点
1000(300:700)
○合格最低点と平均点
・最低点(合計)…574.0/1000
・平均点(合計)…620.5/1000
○共通テスト及び二次試験平均点
・共通テスト…223.2/300(74.4%)
・二次試験…397.3/700(56.8%)
○二次試験6割での必要得点率
66.8%
○二次試験7割での必要得点率
43.5%
○二次試験8割での必要得点率
20.2%
工学部電子情報工学科
○昨年度倍率等
受験者数456人、合格者数150人(倍率3.04倍)
○配点
1000(300:700)
○合格最低点と平均点
・最低点(合計)…605.2/1000
・平均点(合計)…652.1/1000
○共通テスト及び二次試験平均点
・共通テスト…227.9/300(76.0%)
・二次試験…424.2/700(60.6%)
○二次試験6割での必要得点率
77.4%
○二次試験7割での必要得点率
54.%
○二次試験8割での必要得点率
30.7%
工学部環境・エネルギー工学科
○昨年度倍率等
受験者数160人、合格者数74人(倍率2.16倍)
○配点
1000(300:700)
○合格最低点と平均点
・最低点(合計)…562.7/1000
・平均点(合計)…606.6/1000
○共通テスト及び二次試験平均点
・共通テスト…222.6/300(74.2%)
・二次試験…384.0/700(54.9%)
○二次試験6割での必要得点率
62.2%
○二次試験7割での必要得点率
38.9%
○二次試験8割での必要得点率
15.5%
工学部地球総合工学科
○昨年度倍率等
受験者数250人、合格者数117人(倍率2.14倍)
○配点
1000(300:700)
○合格最低点と平均点
・最低点(合計)…567.1/1000
・平均点(合計)…617./1000
○共通テスト及び二次試験平均点
・共通テスト…223.2/300(74.4%)
・二次試験…393.8/700(56.3%)
○二次試験6割での必要得点率
65.7%
○二次試験7割での必要得点率
42.3%
○二次試験8割での必要得点率
19.%
基礎工学部
基礎工学部電子物理科学科
○昨年度倍率等
受験者数161人、合格者数93人(倍率1.73倍)
○配点
1000(300:700)
○合格最低点と平均点
・最低点(合計)…571.3/1000
・平均点(合計)…616.1/1000
○共通テスト及び二次試験平均点
・共通テスト…224.2/300(74.7%)
・二次試験…387.7/700(55.4%)
○二次試験6割での必要得点率
65.4%
○二次試験7割での必要得点率
42.%
○二次試験8割での必要得点率
18.7%
基礎工学部化学応用科学科
○昨年度倍率等
受験者数131人、合格者数76人(倍率1.72倍)
○配点
1000(300:700)
○合格最低点と平均点
・最低点(合計)…552.2/1000
・平均点(合計)…607.9/1000
○共通テスト及び二次試験平均点
・共通テスト…222.6/300(74.2%)
・二次試験…381.0/700(54.4%)
○二次試験6割での必要得点率
62.6%
○二次試験7割での必要得点率
39.3%
○二次試験8割での必要得点率
16.%
基礎工学部システム科学科
○昨年度倍率等
受験者数284人、合格者数153人(倍率1.86倍)
○配点
1000(300:700)
○合格最低点と平均点
・最低点(合計)…588.7/1000
・平均点(合計)…635.4/1000
○共通テスト及び二次試験平均点
・共通テスト…228.9/300(76.3%)
・二次試験…402.2/700(57.5%)
○二次試験6割での必要得点率
71.8%
○二次試験7割での必要得点率
48.5%
○二次試験8割での必要得点率
25.1%
基礎工学部情報科学科
○昨年度倍率等
受験者数238人、合格者数76人(倍率3.13倍)
○配点
1000(300:700)
○合格最低点と平均点
・最低点(合計)…629.0/1000
・平均点(合計)…677.4/1000
○共通テスト及び二次試験平均点
・共通テスト…234.1/300(78.0%)
・二次試験…439.0/700(62.7%)
○二次試験6割での必要得点率
85.8%
○二次試験7割での必要得点率
62.5%
○二次試験8割での必要得点率
39.1%
まとめー阪大理系の合格最低点は?共通テスト7割で受かる?
今回は、大阪大学理系について、
合格最低点や平均点をまとめました。
この記事が、合格するために必要な点数を把握し、
その点数を超えるためにどの科目から対策すべきか、
という分析に役立つと幸いです。
さて、武田塾香椎校では、
こういったゴールからの分析に基づき、
毎月、毎週どのような勉強をするか徹底的に計画を立てます。
例えば、大阪大学の英語は、こちらで紹介したように、
問1の和文英訳2問と、問3の自由英作文が、
知識と練習で他の受験生と差をつけやすい傾向にあります。
よって、『英文解釈の技術100(桐原書店)』や、『自由英作文編 英作文のトレーニング(Z会)』を使い、
毎週の進捗を管理する、といった勉強が考えられます。
今回は阪大の話をしましたが、香椎校には阪大や九大をはじめ、
多様な難関大を突破した講師がおり、それぞれの大学、生徒に特化した対策が可能。
受験に関する悩み、相談は、どのような内容でも構いませんので、
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