こんにちは!武田塾香椎校です!
今回は、英語外部検定利用入試について徹底解説致します!!
英語外部検定利用入試って
聞いたことはあるけれど具体的にどんなものなの?
大学入試で英語外部検定利用入試を利用する予定だけど
利用可能な大学はどこ?
と思っているそこのあなた!!
今回の記事では英語外部検定利用入試について解説すると共に、
福岡県の英語外部検定利用入試が利用できる大学
をピックアップをご紹介いたします!
※データについては2023年2月時点のものとなっております。
各大学情報については各大学の2023年度大学入試要領を参照しておりますので、
詳しくは該当大学のホームページをご覧ください。
英語外部検定利用入試とは??
まず、皆さん、英語外部検定利用入試についてご存知でしょうか。
令和3年度から始まった共通テストですが、
「読む・聞く・書く・話す」の4技能のバランスの取れた英語力が
求められるようになりました。
しかし、これまでの共通テストは、
「読む」「書く」が中心に出題、
「話す」ことは問われず、「聞く」はリスニング程度。
ここで注目されたのが英語外部検定でした。
2024年度入試以降、本格的に導入される予定でしたが、
2023年度大学入試では、391校の大学で利用されました!
大学入試において利用可能な英語外部検定はどれ?
大学入学試験において利用可能とされている外部検定は以下の通りです。
・英検(実用英語技能検定)
・ TOEFL iBT ・ TOEIC
・ TEAP ・ TEAP CBT
・ GTEC ・ GTEC CBT
・ ケンブリッジ英検
・ IELTS など…
どの外部検定もスコアの算出方法が異なっていますが、
文部科学省が発表しているCEFRとの対照表によって
英語力のレベルを同じものさしで測れるようになっています。
※”CBT”とはコンピュータ上で解答する検定試験で、
”TEAP CBT”ならTEAPのコンピュータ版となります。
大学入試において外部検定の利用方法とは?
英語外部検定利用入試方法には、様々な種類があるのをご存知でしょうか。
志望している大学・学部がどの方式を用いているのか、
ぜひこの記事を読んだ上で、
再度チェックしてみてくださいね!!
出願資格型
「 出願資格型 」とは、各大学、学部・学科が指定する
スコア(総合点・各技能)以上を取得している受験生だけが
出願できる制度のことを指します。
出願要件を満たしていれば、
英語試験が免除されたり、スコアに応じて加点される大学もあります。
得点換算型
「得点換算型」とは、取得しているレベルの級やスコアが、
共通テストや大学の個別試験の英語試験の点数に換算される制度のことを指します。
取得しているレベルの級やスコアが高いと
入試の際に、英語試験が免除になることも免除されることもあります。
また、大学によっては得点換算型でも英語試験を必須とする学校もあり、
その際には、換算された得点と実際に受けた英語試験の得点を比較し、
より高得点な方を合格判定で使用するようです。
得点加点型
「得点加点型」とは、取得しているレベルの級やスコアによって、
各大学が設定した点数分、英語試験の得点に加点される制度のことを指します。
この「得点加点型」の注意点としては、
①英語試験が免除になることはない。
②満点を超えて加点されることはない。
ということです。
得点加点型の大学に出願する際には、得点が加点されるとしても、
入試対策はしっかりしておく必要があると認識しているとよいでしょう。
合否判定優遇型
「合否判定優遇型」とは、名前の通り、取得しているレベルの級やスコアを、
合否判定の際に、優遇及び参考にするという制度のことを指します。
この制度では、ほとんどの大学が具体的な加点の点数は公開されていないことが多いようです。
福岡県の英語外部検定利用入試が利用できる大学はどこ?
英語外部検定利用入試について解説してきましたが、
ここからは実際に福岡県内のどの大学で利用されているのかを紹介していきます!
※2023年度入試情報ですので、2024年度入試については各大学の入試要項を参照ください。
九州大学
・前期入試
九州大学では、前期一般入試において、
共創学部で、外部検定利用が活用できるようになっています。
利用制度としては「得点換算型」が導入されています。
下記のレベルやスコアを取得している場合、共通テストが満点として換算されます。
九州工業大学
・前期入試、後期入試
九州工業大学では、前期一般入試・後期一般入試において、
全学部で、外部検定利用が活用できるようになっています。
利用制度としては「得点加点型」が導入されています。
例えば、下記のレベルやスコアを取得している場合、
共通テストの点数に40点が加点されます。
西南学院大学
・英語4技能利用型一般入試
西南学院大学では、英語4技能利用一般入試において、
全学部で、外部検定利用が活用できるようになっています。
利用制度としては「出願資格型」と「得点加点型」が導入されています。
例えば、下記のレベルやスコアを取得している場合、
出願資格があると同時に個別試験の点数に80点が加点されます。
・共通テスト利用入試
また、西南学院大学では、共通テスト利用入試において、
神学部以外の全学部で、「得点換算型」が導入されています。
下記のレベルやスコアを取得している場合、共通テストが満点として換算されます。
福岡大学
・共通テスト利用型、共通テスト併用型
福岡大学では、共通テスト利用型・共通テスト併用型入試において、
全学部で、外部検定利用が活用できるようになっています。
利用制度としては「得点加点型」が導入されています。
例えば、下記のレベルやスコアを取得している場合、
共通テストの点数に40点が加点されます。
※この際、上限は満点となります。
福岡女学院大学
・前期A方式入試
福岡女学院大学では、前期A方式入試において、
全学部で、外部検定利用が活用できるようになっています。
利用制度としては「得点換算型」が導入されています。
まとめ
今回は、英語外部検定利用入試についてご紹介しました!!
参考にしていただけたら嬉しいです!!
武田塾香椎校では、
ひとりひとりにあった勉強の計画を徹底的に立てます。
そのうえで、1週間、1日ベースで勉強を管理するのが強み!
今回の記事を読んで、
「大学入試対策についてもっと知りたい」
「○○大学に現役で合格したい」
「効率のいい勉強法について教えてほしい」
などありましたら、ぜひ無料受験相談にいらしてください!
お会いできるのを楽しみにしております!
※現在好評により、受験相談実施枠に制限を設けております。
応募後は校舎より日程調整のお電話をさせていただきます。
********************