みなさんこんにちは！ 武田塾刈谷校です！
今回の記事では模試に関することをお話していこうと思っています。
ここ最近は模試ラッシュなので受験生には大変な時期ですね。
「よっしゃー！偏差値が上がってた！」という人もいれば、「どうして？こんなに頑張ったのに...。」という人もいたはずです。
今回は、春から一生懸命勉強したのに、模試の結果が思ったより悪かったと感じた方に向けてブログを書いています。
そんなあなたに伝えたいのは、模試の結果はあまり気にしなくてよいということです。
逆に結果がよかったとしても安心は禁物です。
「どうして気にしなくてもいいの？」と思った方はぜひ記事を読み進めてください。
模試を受ける意義について
みなさんの中で部活に入っていた人は練習試合をしたことがあると思います。
つまり、本番試合に備えて、自分たちの実力を試す場というのが練習試合ですよね。
わたしもテニス部に所属してたので（高校2年生で辞めてしまった）、夏休みの時期などに複数の高校と練習試合をしたりしていました。
もちろん、練習試合で負けると悔しいです。
でも自分の欠点が浮き彫りになってきたりもして、得られるものも多いですよね！
合否に直接の関係は無し
もし練習試合で負けたとしても、それで自動的に本番の試合でも負ける、と決まったわけではありません。
練習試合で浮き彫りになった自分の弱点をもとに練習プランを計画し、その計画を実践することで、練習試合で負けた相手に勝てるだけの実力をつけられるかもしれません。
模試も練習試合と同じです。模試で良い結果がでなくても、もちろんそれで自動的に志望校に落ちるわけではありません。
さらに、みなさんが受けるほとんどの大学では、模試とは異なる形式・難易度の問題が出題されます。
模試で点数が取れることが最終的な目標なのではなく、過去問で合格点がとれるようになることが最終目標です。
だから、もし正しい方向で頑張れているのなら、模試が悪くてもあまり気にする必要はありません！
模試でA判定をもらっても不合格になる人がいるし、逆にE判定でも逆転合格する人がいるのです。
刈谷校の講師でも秋までE判定にも関わらず名古屋大学に合格した人がいます！
模試を受けた後が肝心
その結果の良し悪しは一つの判断材料であることは確かですが、それよりも大事なのは模試を受けた後です！
この結果を受けて、どう今後の自分の勉強計画を立てるのか。それをしっかり実践するのか否か。
そっちのほうが重要なのです。
すると、たとえE判定であっても逆転合格することが可能になるのです！
模試で良い結果が出ない原因
それではなぜ模試で結果が出なかったのか、その原因について考えていきましょう。
アウトプット不足
勉強頑張ってるのに模試で結果が出せない原因のほとんどは、まだあなた自身が模試で成績を上げられる段階の勉強まで進めていないからです。
言い換えると、インプット（頭に知識を入れること）を主体とする勉強はしているけれども、アウトプット（頭に入れた知識を使うこと）を主体とする勉強にまでまだ移れていないことが原因です！
例えば英語の場合、頑張って勉強しているあなたは英単語もだんだん覚えてきているし、英文法も理解できるようになってきているのではないですか？
しかし、模試で出題されるほとんどの問題は長文問題です。英単語と文法を少しばかり頭に入れた段階ではまだ太刀打ちできるものではありません。
模試で結果を出したいなら、インプットの段階をまずしっかりと突破して、アウトプットの勉強を繰り返す。そうすることで長文読解の精度を高めていくことが求められます。
でも、今年の春から受験勉強を始めてまだ数カ月しか経っていないならば、なかなかアウトプットの精度を高める段階に移れないのは仕方がないことです。これからでもしっかりと挽回はできます。
インプット段階なら気にしない
したがって、まだインプットの段階にいるのに模試で良い結果を期待している人は注意が必要です！
そういう人は必要以上に模試の結果で落ち込んでしまいますからね。
それは予想できる仕方のないことだと割り切って、自分に必要なものを分析して今後の勉強に生かしていきましょう。
悪い結果が出たときに取るべき行動
どうしたら結果が出るか考える
落ち込むのは分かるけど、人間はやっていないことはできません。
やっていてもできないことも多いのですから、それは仕方ないと割り切って考えましょう。
「悩む」よりも「考える」ことを人生においても大事にしてほしいです！
出来るはずだった問題を分析する
まずは模試で自分が解けなかった問題の中で、”できるはずの問題”と”できない問題”に分けましょう。
”できるはずの問題”で落としてしまった問題は、その原因をつきとめましょう。
ミスが多かったのかもしれません。時間が足りなかったかもしれません。はたまた、聞かれ方が違っていると答えづらくなるのかもしれませんね。
原因を発見したら、いままで自分が使ってきた参考書に戻って、本番で点が取れるような勉強に直しましょう。
参考書を完璧にするまでできていなかったならば、完璧にし直しましょう。
模試の正しい受け方のまとめ
みなさん、模試に対する考え方について何か学ぶことはありましたか？
少しでもお力になれたのなら幸いです！
模試は練習試合のようなものなのですから、あまり落ち込み過ぎないようにしましょう。
落ち込むよりもむしろ、それを基に今後の勉強計画をしっかりと立てるための材料に模試を使いましょう。
模試のおかげで正しい計画を作れたら、そしてそれが実践できたなら、あなたの模試の結果は決して悪いものではありません！
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