こんにちは。武田塾刈谷校です。
多くの高校生の皆さんが夏休みに入り、暑い暑い夏を過ごしているかと思う今日この頃、皆様どうお過ごしでしょうか?
今回は、夏なのに!夏を制するものは受験を制す!なのに、志望校が決まりきっていない、そんなあなたに贈るブログです。
1.志望校選びについて
志望校選びには様々な要素があると思います。
まず出てくるのは、大学に入ってやりたいことがあるか、ないか、ということではないでしょうか。
そしてこのブログを見ているあなたはやりたいことがあまりない、という方、多いんじゃないでしょうか。
そうです、例えばカウンセラーになりたい人は、心理学部に行きますし、
宇宙開発を大学でしたいということであれば、宇宙に関する学科や教授がいる大学に行きたいと思いますよね。
これがやりたいことが明確にあって、その上での大学選択というものです。
この場合、やりたいことが明確にあることによって、大学選択がかなり狭まるので選びやすいです。
しかし、やりたいことがないというそこのあなた、
数多ある大学の中から行きたい大学なんて選べないよと思っていませんか?
しかも夏まで来てしまった…ということで焦る気持ち、ありませんか?
かつて、ブログで、志望校選びの際に大切になるのは、やりたいことだ!と述べていた筆者ですが、
ここまできて特に受験生にやりたいことはなにか探して!
というほど悠長なものでもないので、割り切りという手段を使います。
(非受験生はまだまだ志望校選びに時間があるので、自分のやりたいことを探しましょう。)
本当はやりたいことベースで大学を決めるのが一番ではありますが、
決めきれない、将来についてやりたいことがない、そもそも将来なんて何があるかなんてわからないからそんなこと言われても、
っていう方もいらっしゃるのではないかと思います。
この際、割り切ることも一つの手段として大切です。
なぜなら、これからの勉強計画(これまでも)は、志望校ありきのものです。
何となく本気で目指せるところがなくてなんとなく志望校を言ってきたというそこのあなた。
もう腹をくくってここと志望校を決めましょう。
それがないと、指針がないことになってしまいます。
指針がないまま突っ走って勉強したところで、迷走してしまいますし、ばらばらになっちゃいます。
それを防ぐためにも、一つ指針を心の底から決めましょう。
例えば、共通テストと二次の配点の相性でもいいですし、その教科との相性でもいいですし、
決め手はなんだっていいんです。行きたいと思うところ、決めましょう。
ちょっとしたきっかけで大丈夫、問題ないです。
ちなみにですが、実際には、志望校と受験校は違いますね。
これは、皆さんイメージがつくと思いますが、共通テスト後の水曜日までこの大学に行きたい!と思ってていいのが志望校、
共通テスト後にオープンするバンザイシステムでの合否判定を基にした受験計画による受験する大学を受験校と呼びます。
バンザイシステムがオープンするのが、共通テスト後の水曜日なわけです。
※国公立志望の場合はこういった考えです。
私立志望は直接入試になるので、本番まで学力の伸びを期待することができます。
私立の受験は、
1.チャレンジ校(調子のいい状態だったら合格できる)
2.実力相応校(実力がちゃんと発揮できれば合格できる)
3.滑り止め(基本的にはどんな状態でも合格できる実力がある)
この3つから受験校が成り立っていますので、覚えておくと良いと思います。
2.志望校ランキング
割り切りでも、志望校と受験科目との相性でも、家から近いでも、なんでもいいので決めましょう。
その時に是非意識してほしいのは、志望校を一つに決めきるということを避けて、
5つか6つ偏差値を2.5程度ずつ話した志望群を作ることです。
それをランキングにして一番難しいところを第一志望校、
その次の難易度のところを第二志望校、、、といった具合に志望校群(志望校グループとでも呼びましょうか)を作るといいです。
なぜこれが良いかというと、第一志望の大学って基本的に今の学力で届かないところを設定する方が多いと思うんですね。
そうなると、今の自分と志望校との差に嫌気がさしてしまったり、ずっと志望校判定がE判定なので、
もう見るのもいやになったりと、精神衛生上よろしくないんです。
なので、志望大学群を作り、レベルごとにランキング付けを行うことで、
スモールステップで本当の第一志望の大学への道を階段のように設定するのが良いでしょう。
大学受験とは、自分や自分のメンタルとの戦いの側面もあります。
自分のメンタルを壊さないためにもスモールステップを意識しましょう。
3.志望大学群の過去問を解いてみよう
志望校が決まって、志望大学グループが決まったら勉強方針を立てましょう。
その前に、今の自分の学力レベルで全然問題ないので志望グループの過去問を解いてみましょう。
なぜなら、それぞれの大学には傾向というものがあり、こういうものが出題されるんだぁと知っていることは、
今後の勉強をする上でちょっとだけでも意識することで変わります。
何か問題集を解いているときに、「○○大学の過去問はこういった問題があったなぁ」と思えるだけで全然違います。
なぜならそこに意識が生じているからです。
志望大学群の問題への意識、これはとても大切ですし、
その大学に合格するために必要な学力をしっかりつけるために大いに役に立ちます。
繰り返しになりますが、解けなくて全然大丈夫です。
ここで重要なのは解けないことへの無力感を感じることではなく、
自分の志望大学群の傾向を知るということです。ここは間違えないようにしっかり過去問に向き合っていきましょう。
4.それでもどこに行っていいかわからないあなたへ
色々言ってきましたが、それでも志望大学どうしたらいいのかわからないよ、というそこのあなた、
是非お早めに武田塾刈谷校の受験相談にお越しください。
色々な話をすることができます!志望大学、それに向けてどう勉強したらいいのかなどなどお話ししましょう。色々お話していく中で方向性が決まっていけたらと思っています。皆様のお越しをお待ちしております。