こんにちは、武田塾刈谷校講師のひでです!今日も受験勉強お疲れ様です!
みなさんは勉強に取り組む時、どんな気持ちでスタートしていますか?「勉強するのだるいなー」と思いながら始めていませんか?勉強に対してネガティブなイメージが続いてしまうと、なかなかスタートするモチベーションが沸かなかったり、机の前でダラダラ座っているだけになってしまったりしています。ですが一方で、勉強に対してポジティブなイメージを持ち、自分から主体的に取り組めるようになるとたくさんのメリットがあります。勉強自体が楽しくなるので長時間続けられる、より集中して勉強できるので吸収が早くなる、などなど、成績アップにつながるたくさんの恩恵を受けられます。それによって成績が上がればなおさら勉強するのが楽しくてやめられなくなっていきます。
好きな教科、得意な教科は勉強すること自体が楽しくなるので、自分から勉強し始めやすくなります。その「勉強したい」という気持ちが主体性なのです。しかし全部の科目が好きまたは得意であるとは限りません。ではそういったネガティブなイメージを持っている科目に主体的に取り組むにはどうしたら良いのでしょうか?この記事ではそんな疑問に答えるために3つのステップに沿って解説していきます!
ステップ①まずは「その科目を学ぶ意義」を考えよう
まずは、自分でその科目を学ぶ意義付けをしましょう。主体性とは「自分から勉強したいという気持ち」であって、「やらされる勉強」とは真逆の存在です。なので、「自分にとってその科目を学ぶ意義は何なのか」を明確にすることがその科目に主体性を見出す第一歩になります。
その科目が好きなら好きでオッケーですが、できれば「なぜ好きなのか」「どこが好きなのか」まで言語化できると良いです。英語を音読するのがかっこいいから、数学の問題が解けるのが楽しくて面白いから、など自分が素直に感じたことでかまいません。そのために勉強する、という動機を作ることが重要です。
そうでない科目に関しては、前回投稿した【こちら】の記事を参考にしてみてください。なるべく皆さんに当てはまるような内容で、各科目を勉強する意味付けができる要素を考えてみました。
それぞれの科目を勉強する意味を言語化できたら、それを忘れないように、よく目にするノートや参考書に付箋で貼っておきましょう。モチベーションが下がったときや成績が伸びなくてしんどくなったときに原点に帰って思い返すことができます。
ステップ②次は「今何の勉強に時間を使うべきか」を考えよう
次は、限られた時間を何の勉強に費やすかを自分で考えて決めましょう。「なんとなくこれやろー」と決めて取り組むよりも、「自分で決める」という行動によって自然と主体性が芽生えます。また、好きなものに時間をかけすぎてしまって苦手が苦手のままになってしまう、という状況も防ぐことができます。
高校生の時間は限られています。夏まで部活が続く人は、まだこの時期はなかなか勉強に充てれる時間が少ないでしょう。受験には直接関係のない科目でも、定期試験を受けなければいけませんし、いい点数を取るためにはそれなりに勉強しないといけません。そんな限られた時間を大学受験のために分配する時、下の図のように順位付けすることをおすすめします。
ここでいう「重要なもの」とは、大学入試での配点だったり、いま伸びしろがあるもの、苦手なものなどです。「緊急なもの」とは武田塾のペースで決められた宿題の範囲のもの、模試や定期テストのペースに応じて決めるものです。次の模試がマークなのか記述なのかや、いつまでにどこまで終わっていなければいけないのか、といったスケジュールによって決まるものです。
①は言うまでもなく一番に取り掛かるべき内容です。重要で緊急なもの、つまり受験にも必要でいま苦手なものです。次は左上と右下のどちらを優先すべきか悩みますが、②重要度は高いが緊急度が低いもの(左上)、③重要度は高くないが緊急度の高いもの(右下)の順番で取り組みましょう。なざなら緊急性よりも重要性の方が優先すべきだからです。緊急だからといって定期テストの対策に何時までも時間を使ってしまうと、将来の受験に向けた対策がなかなか進まないまま気付いたら手遅れになってしまった、、、と言った状況になりかねません。重要でないなら少し放置しても大丈夫です。前日とかになれば自然と「やらなきゃ!」と感じてやれるからです。それよりも、なかなかやりたくはないものに「それをやる時間」を自分で与えることで一歩踏み出すことができます。
ステップ③「参考書を使う目的」を確認しよう
最後は、具体的な勉強の中で、その勉強方法に主体性を持つ、ということです。つまり、自分で勉強方法を選んで時間を投資する、ということです。
「なぜその参考書を使うのか」「その参考書でどういった力をつけなければいけないのか」、これも先に述べた「その科目を学ぶ意義」と同じで、自分で決めることで主体性を持って取り組むことができるようになります。自分に何が足りていなくてその参考書を使うのか、から考えると最終ゴールが見えやすくなります。
たとえば英単語帳だったら、その単語帳で日本語を隠して意味が言えることではなく、長文でその単語が出てきたときに瞬時に意味がイメージできることが本当の目的になります。これを満たすために意識しなきゃいけないのは、ページの上の方などの場所で覚えないようにすること、直訳だけでなくどういうニュアンスがあるのかをイメージで覚えること、です。
重要なのは、参考書をこなすことが目的になってはいけない、ということです。武田塾のシステムでは、どうしてもルートを進めることに意識が向きがちになってしまいますが、大事なのは志望校に合格できるようになることです。参考書を手段として、どんな目的を達成しなきゃいけないかに立ち返って考えてみましょう。もちろん講師の人と一緒に考えてもいいです。自分なりにその参考書に取り組む目的が決まったら、これも忘れないように表紙の裏や目次などよく見るところに付箋で貼っておきましょう。
まとめ
主体的に勉強するためにはここでお伝えしたように、①その科目を学ぶ意義、②今なんの勉強に時間を使うべきか、③その参考書を使う目的、の順番で細分化して自分で決め、「自分から勉強したい」という感情を高めていきましょう。
大学の授業は全て自分で選ぶことになりますが、履修科目を選ぶときに自分の目的を明確にする必要があります。卒業に必要な単位を取るためだけなのか、自分の興味ある分野だから学びたいのか、資格を取るための勉強になるのか、など人によって変わってきます。そしてその目的によって取り組み方ももちろん変わってきます。
それぞれの目的を持って取り組むため、同じ科目を履修していても、自分と周りの人とではモチベーションに差が生まれます。これは高校生も同じで、志望する大学と自分の学力とにどれだけギャップがあるかによって、普段の勉強に対する集中力や危機感が異なってきます。もしかしたら身の回りに意識の低い人もいるかもしれません。ですが周りに流されず、自分の目的を持って、自分の夢に向かって努力していきましょう!
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