だから「そこそこ」なんだよ。夏休みにサボってしまった受験生に喝！

はじめに

こんにちは、武田塾刈谷校と新安城校の統括の平林です。

今回は、塾生向けに、とても長い＆言葉が強いのでLINEで送ることは諦め、ブログとして書きました。

気合を入れたい受験生は読んでみてください。

そうじゃない人はそっと閉じてください！

刺激が強すぎるかもしれません！

8月31日は過去問を解く日

夏休みもあと10日となりました。受験の一つの目安として、8月31日に私立、または二次重視の国公立であればワンランク下の大学の過去問で合格点を取れるかどうかがひとつの目安になります。

また愛知教育大学などの比較的センター重視の大学であれば、センター試験の全科目でボーダー-10%をとっておきたいというのが目標です。

「主要科目はもう仕上がっていて、副教科も半分ぐらいできているよ」という状況だとちょうどそのくらいになっているはずです。みなさん、ちゃんと仕上がっていますか？すでに副教科にも全力投球しているよという方は伸びるのを待ちましょう。

「余裕を敢えてなくす」をしてますか？

勉強時間増えてます？集中できてます？

という話をしているには理由があって、最近、みなさん、たるんでいます。まず、友達同士でのおしゃべりが長い。そしてご飯休憩が長い、居眠り、自習室こない。確認テストに合格しない、などなど、夏休みに入るまでは信じられない阿鼻叫喚、死屍累々、四面楚歌な光景が広がっています。

実は、毎年のことなので私は「またか。もはや夏の風物詩だな。そうめんでも茹でよかな。」という気持ちになっています。実はこれ、有名な「塾あるある」なんです。なぜこれが起きるかというと、時間的余裕ができたように錯覚していてしまっているからです。学校や部活があったときの方がみなさんメリハリつけられていましたよ。時間が本当にないときに比べて、時間がある今の方が勉強はできるはずなのに、その時と同じ勉強量になっていませんか？

目指してる自分かっこいい、って酔っていませんか？

真剣に国公立、また早慶を狙っている人たちは、とにかく時間が無いはずです。朝飛び起きて、「とにかく時間がない！」と寝間着（パジャマ）のまま勉強はじめるような人もいれば、「ちょっと寝坊しちゃったけど昼過ぎから図書館行って、夕方から塾行こうかなー（テヘペロ☆）」ぐらいの人もいます。

そして後者のような口だけの人は本当に多い。大学受験がファッションの一部みたいに勘違いしているのかもしれません。目指してる自分かっこいいってなってない？本当に行きたいと思っています？行けたらいいなって思ってません？

「あったらいいな」は小林製薬ですが、「行けたらいいな」で行けないのが大学です。太陽が東から昇るように、水が低いところに流れるように、行けたらいいな、ではいけないのです。絶対行くと決めてください。

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合格していく国公立受験生の多くは夏からセンター対策もしています。一日の終りに、「なんとか全教科の勉強終わった！よかった！死ぬかと思った！」という人と、やっている教科が少ないにも関わらず、「寝る前のテストできなかったなぁ。起きれたら明日の朝やればいっか、起きれたらな！ほかの教科あんまりスケジュール通りできてないけど、まいっか！」という人、この一ヶ月の差たるや歴然たるや、です。一ヶ月の差でさえこれなのに、今までそういう姿勢で戦ってきた人との差はどれだけ開いているでしょうか。今日サッカーを始めて、あしたワールドカップにでられますか？という話なんです。

あなたの「そこそこ」の頑張りが「そこそこ」の学歴になってる

もう少し言いましょうか。いま、必死じゃないあなたが後悔しない為に敢えてはっきり言っておきましょう。あなたのその世間や受験を舐めた姿勢が、あなたのその成績になっているのではないですか。そして、その今まで築き上げてきた結果が、いまのあなたの「そこそこ」の学歴になっているんじゃないですか？ずっと「そこそこ」でいきますか。一度ぐらいやりきってみたら？情けなくないですか、口だけって。なにより、お金を出していただいている保護者の方に申し訳なさすぎませんか？自分のお金じゃないんですよ？そこは絶対外してはだめです。

特に部活生！今年は部活引退勢の火のつき方がとても遅い！君たちは部活がこないだ終わったばかりだと思っていませんか。それは周りをみて安心しているだけで、正しい姿勢ではないですよ。

世の中の多くの受験生は、もう受験生活折り返してしまった、もう半分や、という戦いをしている。ライバルは周りじゃない、全国だ。「そこそこ」じゃあかんですよ。全国大会目指す勢いでできてますか？「よしこれから」と思っていません？「よし仕上げ！」って思っている人に今から追いつくんですよ、大丈夫ですか？放たれた矢のようにやらないといけないのではないですか？

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今の自分ではなく、理想の自分ならどうするかを考える

ジョギングでタイム縮まります？それは初耳です。

大学受験を陸上の100mで例えましょう。目標タイムは決まっているわけです。期限までにそのタイム内に入らないといけない。ところがどすこい、あなた達がやっていることは、ジョギングになってはいませんか。おしゃべりしながら、楽しみながら、自分のペース、になっていませんか。別にそれは否定しません。余裕があって、また、そんなに志望校に思い入れがないなら、ですけれども。

しかし、なんとしてでも、合格したいと思っているなら、はたしてジョギングでいいのでしょうか。いや、よくない、ですね。目的は楽しむことではないはずです。合格から逆算するなら、しっかり負荷をかけて、ランニングにしないといけません。今の自分の辛さによって目的から目を背けるな！目的はタイムを縮めること！みんなさ、合格するためっていいながら、ぜんぜん目的ににこだわらないのが不思議すぎます。目的、楽しむことに変えたらどうかなと思います。どれだけ目的にこだわってますか？

自分の好きなようにしたいならそうすればいい。そして「そこそこ」に落ち着けばいい。そのまま、ずっと「そこそこ」にいなさい。そしてその「そこそこ」からずっと「キラキラ」している人たちを見上げていればいい、テレビの向こうにみていればいい。スマホの向こうにみていればいい。ブンブンしているユーチュバーを見ていればいいです。これだけ言われて悔しいですか、そうですか。悔しかったら、私に悪口を浴びせるのではなく、その時間、奥歯を噛み締めて勉強する、そしていつか私を見返せばいいのではないでしょうか。

志望校をA判定に変える一番簡単な方法は志望校を変えることです。

志望校を変えますか。

それとも自分を変えますか。

一つの目安である8月31日は迫っています。センター対策は8月からなら青信号、9月からなら黄色信号、10月からは赤信号、です。しっかり時間をつくる。あえて追い込む。余裕をなくす。だからもっと頑張れる。

『失われた時を求めて』も時間は戻ってきませんが、今から来る時間は自分の手でよい時間にできるはずです。これから来る時間に打てる手はたくさんある。今日の自分が一番若い。さあ、夏の過ごし方は反省しましたか。反省したら敢えてしっかりと自分を追い込んでいこう、自分を嫌いになる前に。

逆転合格は今日からまた、始まるんだ。