こんにちは!
武田塾刈谷校です!
前回は悩み③『 他の塾/予備校に通っているけど、武田塾に替えたほうがいい?』ついて書きましたが、
今回は悩み④ 『どうしても点数が上がらない教科があるんだけど、どうすればいい?』について、答えていきます。
まず結論から先に言うと、勉強方法を改善しよう!
これでほぼ解決します。
今回は実際にあった英語の学習法の相談に沿ってお答えしていますが、科目が違っても根本は全く同じです。
それでは実際の受験相談の内容を見ていきましょう!
成績が上がらない!!!
相談内容
「どうしても英語が苦手で、英語だけずっと塾に通っているのですが、全く成績が上がりません。どうすればいいですか?」
相談者の情報
学年:既卒(浪人1年目)
学校:知立市内
得意科目:特になし
偏差値:50(英語45)
志望校:同志社大学理工学部
通っている塾の先生からもらったアドバイス
①英語は単語の集合体、単語をしっかり覚えよう!
②精読するよりも簡単な長文の多読をしよう!
③熟語は長文で出てきたものをとにかく優先的に覚えよう!
→その通りに一年間がんばったけれどダメだった。
僕らならこう答える!
【回答】 塾の英語の先生のアドバイスは一見すると何も問題がないように思えます。
しかし、成績が上がらなかったのなら必ずどこかに問題があるはずです。
なので、これら3つのアドバイスのどこに問題があるのかについて見てみましょう!
その後に実際にどのように勉強をすれば確実に成績が上がるかもお伝えします。
他塾のアドバイス① 英語は単語の集合体、単語をしっかり覚えよう!
一寸先には落とし穴
これは、ほとんどの英語の先生が言う的確(っぽい)アドバイスですが、落とし穴があります。
受験相談の時に実際に以下のような質問をしてみました。
「今お使いのシステム英単語から100問出したら何問正解できますか?」
すると答えは
「半分くらいですかね…」と返ってきました。
半分だけでは「しっかり」覚えてることにはならないですよね。
まず始めはシス単じゃない!
まず単語を覚える上で大切なことは『どの程度覚えるのか?またそれをどのように測定するのか?』です。
「学校での単語テストは毎回ほぼ満点です。」と言う受験生は多いですが、それはあくまで『学校のテスト』での話です。
テストが終わると忘れてしまう人がほとんどですよね。
初見の英語長文で実践できなければ英単語を覚えたことにはならないのです。
また今回のように、英語が苦手な生徒に『システム英単語』を覚えさせてもあまり意味はありません。
基盤から作りましょう
システム英単語はセンターや二次試験で出てくる英単語をでる順に覚えることのできる非常に使い易い単語帳で、武田塾でも激推ししている英単語です。
しかし実際には、武田塾では英語の苦手な生徒はシス単の前に『システム英単語basic』を使っています。
というのも英語が苦手な生徒は中学時代から英語が苦手なことが多いです。
つまり、そもそも初歩的な単語も覚えていない状況で、難しい英単語を覚えても成績アップには結び付きにくいということです。
英語長文には難しい単語よりも比較的簡単な単語の方が圧倒的に多いですから。
なので英単語を覚えるなら、中学〜高校の教科書レベルの英単語から覚え直すことのできるシス単basicが超オススメです。
参考書の取捨選択を
話をまとめると、英単語を覚えるときに重要なのは、自分のレベルにあった単語帳を使うこと。
また「覚えた」という基準を、「勉強した範囲からならどの単語でも答えることができる」という明確なものにするということです。
自分にあった参考書を完璧に。
他塾のアドバイス② 精読するよりも簡単な長文の多読をしよう!
目的に合わせて
これは間違いです。
いや、間違いではありませんが、「精読」と「多読」はそもそも目的が異なります。
まず武田塾における「精読」と「多読」は以下のように線引きされています。
・精読→一文一文に構文(SVOC)を振り、文構造を理解しながら構文通りに直訳しながら読み進んでいきます。
学習した単語、文法、英文解釈の到達度を測り、苦手分野を見つけたり、二次試験の和訳や英作文の対策として行います。
・多読→主に読む速度を上げるために行います。
武田塾では多読の代わりに
ただ武田塾では多読用の参考書は使わずに速読英熟語のシャドーイングをすることで多読+リスニングの学習を同時に行ってます。
共テ、二次のリスニング対策とMARCH、早慶レベルの長文を時間内に読み切ることができるようにするための速度アップの目的で行います。
このように、「精読」「多読」には違った目的がある為、用途によって使い分けされるべきだと考えています。
そのため、どちらが優れているというものでもないため成績を上げる為にはどちらもする必要があります。
また、長文は総合力が試されているので、英単語や熟語、英文法、英文解釈の学習が終わってから長文の学習に移ることが望ましいと考えています。
→「精読」と「多読」は用途によって使い分けるべし!長文学習の前に英単語、熟語、文法、英文解釈を完璧に。
他塾のアドバイス③ 熟語は長文で出てきたものをとにかく優先的に覚えよう!
順次覚えるよりも
これはおそらく効率を求めてのアドバイスだと思いますが、②の結論の後半「長文学習の前に英単語、熟語、文法、英文解釈を完璧に。」と同様、英単語や熟語は長文学習に入る前にマスターしておきましょう。
長文では学ぶこと(正誤問題や空欄補充、挿入問題)が他にあります。
それらに集中できるように、あらかじめ学習できるものは学習しておいたほうが結果的に効率も良くなります。
→長文問題は総合問題。
ラスボスだと思ってあらゆる武器を装備してから臨みましょう。
まとめ
以上、英語の学習方法にお答えしましたが、すべての教科・科目ですべきことは同じです。
成績が上がらないと思っている科目でも、正しい勉強方法で勉強すれば必ず成績は上がります。
さらに詳しい勉強方法をお聞きになりたい方は是非無料受験相談へお越しください!
次回は『悩み⑤ 部活が夏まであるんだけど、どうすればいい?』にお答えしていきます。
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