こんにちは!武田塾唐津校です!
本日は共通テストの地理の対策と勉強法について詳しくお話していきたいと思います。
概要
センター試験と共通テストの違いを比較
2021年1月より、センター試験ではなく大学共通入学テストに変更になりました。
問題の傾向も変わってきます。
今回は、センター試験と大学共通入学テストの違いについて、説明していきたいと思います。
試験のねらい
センター試験も共通テストも共通して『高校で学んだことが、大学に入って勉強するためにきちんと身についているのか?』ということを評価する試験です。
社会の変動に伴い、社会から求められる力も変わっていっています。そのため、共通テストはセンター試験に比べて、全体的に「思考力・判断力・表現力」が求められます。
知識だけで解ける問題が減り、自分で考える力がより一層必要とされます。
主な2つの変更点
①英語の出題形式
1. センター試験では8:2の割合だったものが5:5に変わりました。
2. 文法問題が無くなり「長文読解・リスニング」のみになりました。
3. 1回読みだけのリスニング問題が出題されるようになりました。
4. 設問がすべて英語表記になりました。
②数学ⅠAの解答時間
数学ⅠAの解答時間が 60分→70分に変更になりました。
共通テスト地理の傾向
地理はセンター試験と比べて、大問数が減少し、読み取り問題が増えましたが、
基本的には変わりません。
では、実際に2022年度の共通テスト地理Bの問題を見てみましょう。
2022年度 共通テスト【地理B】
第1問
世界の自然環境や自然災害について出題でした。
資料の読み取りが中心で、前提知識も必要であり、
かなり難易度は高い印象でした。
第2問
資源と産業に関する出題でした。
持続可能な資源利用SDGsを意識した構成となっていました。
第3問
村落・都市と人口に関する出題でした。
空港における出発地域別旅客数の統計を判別する問題や2か国の国全体および外国出身者の人口ピラミッドを
判別する問題があり、全体的に難易度が高いです。
第4問
地誌の問題です。
ラテンアメリカが取り上げられ、チリとニュージーランドがテーマでした。
第5問
北海道苫小牧市の周辺を題材とした地域調査の問題です。
共通テスト地理の9割目指す勉強法
共通テスト地理Bを高得点目指すためのポイントは2つあります!
1. 因果関係の情報を整理する
2. 実戦演習で共通テスト対策
特に地理は因果関係をつかむことが大事です。
最初に地球の構造や気候を学び、鉱山や農業を学んでいきますよね。
「ここはー気候だから、~が良く採れるんだ」のように
なぜそうなるのか、に注目することが大事です。
また、地理で高得点を取るのが難しい理由に、
「初見のグラフや表を正しく読み取らなければならないこと」が挙げられます。
基礎知識を抑えた上で、実戦演習を積むことで高得点に近づきます。
次におすすめのテキストを紹介します!
おすすめのテキスト
・講義系テキスト
大学入学共通テスト 地理Bの点数が面白いほどとれる本
地理を学習するうえで最低限覚えておくべき知識がまとまっているため、
地理を全く学習したことがない人や授業で地理を取っていないけれど共通テストで地理が必要な大学を受ける人におすすめです。
瀬川聡の共通テスト地理B 系統地理編 超重要問題の解き方
瀬川聡の共通テスト地理B 地誌編 超重要問題の解き方
共通テストで出題される典型的な問題を用いて、地理の問題の解き方や暗記事項が学べます。
暗記のみでは解けない問題に対して、何をどのようにして考えていけばよいのかが分かりやすく解説されている点が、
この参考書の特徴です。
・実践問題
Z会共通テスト実戦模試地理B
基礎を押さえ、解き方を理解した後は、共通テスト形式に慣れるために
多くの実践を行いましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は共通テスト地理の問題とその対策について説明しました。
共通テスト地理では「体系的な学習」が大切なことがわかりました。
共通テストの問題を解くためには特に「基礎」が大切です!
例えば、英語なら単語と文法、数学なら教科書の例題レベルから、
確実に基礎を固め、最終的に志望校のレベルの問題を解けるようにしていきます。
基礎固めと言われても、どうやればいいのかわからない、自分でやっていくのに不安がある...。
そんな方は是非、武田塾の無料受験相談へお越しください!
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